次のような公営(区営・市営など)の施設は、営利目的ではないためとても安く利用できます。
・ 図書館
・ 児童館
区外や市外に住んでいる人も営利目的でなければ誰でも施設を利用できます。
会社員フルタイム時代には、職場の近くにある区営プールにお世話になっていました。
今回は私の住む市の地域の施設を参考に、公営の施設利用料金と概要、利用時の注意点についてお話します。
新型コロナの影響により、営業日や時間に変更がありますので、各自で確認をしてください。
目次
市のスポーツセンター

私の住む市のスポーツセンターには以下の設備があります。
・ 体育館
・ 室内温水プール
・ アイススケート場(地域によりない場合もあり)
プールとトレーニングマシンの利用を目的に、近所の会員制のスポーツジムに通おうと値段を調べたのですが、市営のトレーニングルームが断然お得でした。
会員制のスポーツジムは、プログラムが豊富で使える機材やサービスも多いという特徴があります。
また、
・ 希望の時間に必ず利用したい人
は、会員制のスポーツジムが向いています。
一方で、
・ 会員制だと続けられる自信がない
という方には、市営がおすすめです。
トレーニングルーム

ダイエットや体力作りをしたい人には、トレーニングルームの活用がおすすめです。
地域により、ヨガやエアロビクスなどのスタジオレッスンが受けられる場所もあります。
注意点
トレーニングルームは15歳(高校生)以上という年齢制限がある場合が多いため、幼い子供と一緒に利用できません。
またトレーニングルームによっては、講習の受講が必須の場合があります。
講習を受けるにも開催日時が限定されており、予約が必要な場合があります。
体育館

市により体育館でできるスポーツが異なりますが、バドミントンやバスケットボールなど幅広く室内スポーツを楽しめます。
室内履きの用意は必須ですが、バスケットボールやラケットなど貸し出しをしている場所もありますので、所有していない場合はレンタルも検討すると良いでしょう。
注意点
体育館により、固有のスポーツに1面を割り当てている場合もあるので注意が必要です。
9:00~12:00 バスケットボール
12:30~15:30 バドミントン
16:00~18:00 卓球
18:30~21:30 フットサル
なお、利用予約を必要とする場合もあるため、利用前には必ず公式ホームページで確認するか電話で利用方法について確認しておくと安心です。
室内温水プール


通常の水泳コースとは別に幼児用コースがあるところがほとんどなので、子供と一緒に楽しめます。
ビート板やアームヘルパー(肩につける浮き輪)も利用できるため、泳ぎの苦手な子も安心です。
注意点
オムツが取れていない場合は衛生管理上利用できません。
子供には基本的に保護者の付き添いが必要です。
子供は静かに溺れることが多いため、保護者1人につき子供1人と考えておく方が安全です。
浮き輪が利用できない場合もあるため、子供とプールに行く際には浮き輪の利用可否や用意があるかについて事前に確認することをおすすめします。
また、団体利用と個人利用の時間が分けられている場合がありますので、スケジュールを事前に確認する必要があります。
アイススケート場

アイススケート場にも公営の施設があるとは知らなかったので、以前は2,000円ほどで民間の施設を利用していました。
現在住んでいる地域には市営のアイススケート場があり、子供用に刃が2本付いている初心者向けのスケート靴の貸し出しもあります。
また、砂遊びならぬ雪遊びコーナーもあり、スケートができない幼児でも楽しめます。
注意点
6歳未満の子供は、滑走時に保護者の同伴が必要です。
転倒の危険があるため、抱っこ紐などで幼児を抱いての走行はできません。
図書館


図書館は、本以外にもCDやDVDを無料で借りられる上、年齢に合わせて定期的に子供向けに本の読み聞かせ(おはなし会)も実施しています。
以前は「図書館のものは古い」と思っていたので、レンタルショップでDVDやCDをレンタルし、本は購入していました。
しかし近くの図書館では、スマホからの本検索や予約、リクエストにも対応しており比較的新しい本も借りられます。
わが家では子供の絵本や紙芝居、CDを合わせて月10点以上は借りているため、軽く見積もっても5,000円ほどお得になっています。
児童館

子供が喜ぶこと間違いなしの児童館は、私の1番のおすすめスポットです。
無料で利用できるオモチャや遊び場も多く、子供の年齢により遊ぶ部屋が分かれている点も安心です。
児童館を知るまで、2人目ができた後は2人同時に近場に居てくれない公園がとても怖く、スーパーに入っている有料のプレイルームを1時間1,000円ほどで利用していました。
ただ、大きい子が前も見ずに走り回るとどうしても見ていられず、帰宅することがありました。
児童館は有料施設程の充実した遊び場はありませんが、幼い子供を遊ばせるには最適です。
大人も子供も満足できる施設をお得に利用
公営の施設を利用するだけで、運動や読書、子供を遊ばせる施設代が無料~数百円で済み、節約につながります。
利用時の注意点やスケジュールの確認が少々面倒ではありますが、施設へ確認すると丁寧に教えてくれますよ。
ぜひ民間の施設だけではなく、公営の施設も活用してみてください。(執筆者:神春 廣)