そう子供と年明けに約束していたのですが、自粛傾向にある昨今、外で思いっきり遊ぶのも難しくなってしまいました。
Twitterで「庭にテントを張って非日常を楽しむ」ことがはやっているのを知り、わが家の狭いベランダでもなんとかアウトドア気分を味わえないかと試してみました。
ベランダでグランピングすることを「ベランピング」と言います。
このベランピングは自宅でレジャー感を味わえて、キャンプ場代や炭代がかからないので格安でアウトドア感を味わえます。
今回のベランピングにかかった費用を紹介します。
目次
材料費
新しく購入したのは以下の2点で、ダイソーで450円です。

・ レジャーイス(ミニ椅子)150円
これだけでも外でのんびりできますが、もっとグランピング感を出すためにダンボール箱に布をかけてテーブル替わりにしました。
食器や食材の運搬が必要ないので、食器は普段使用しているものです。

食費(3人分)
家族3人分で1,919円、1人分は約640円です。
・カット野菜 210円
・焼きそば 181円
・ビール2本 434円
ベランダでバーベキューをすると煙が出て近所迷惑になると考え、ベランダに面したリビングでホットプレートを使用しました。
普段家で使っているものをそのまま使用できるので、新しく買い足すのは肉と野菜だけで済みました。
キャンプ場でバーベキューをした場合との料金比較
キャンプ場は開放感があって、思いっきり非日常感を味えます。
子供が産まれる前は毎年キャンプをしていましたが、毎回ホテルに泊まる並みの料金がかかっていました。
キャンプ場で日帰りバーベキューをした場合と、ベランピングをした場合の料金を比較してみます。
キャンプ場を利用する場合の相場(3人分)
・ キャンプ場利用料 1,000円(テントを張る場合4,000~7,000円)
・ 木炭3kgと着火剤 1,000円
・ 紙皿、紙コップ、割りばし等 500円
・ 食材費 3,500円(野菜、肉、魚介、飲み物など)
合計 6,000円 1人当たり2,000円
手ぶらで楽しめるバーベキューコースがあるキャンプ場
平均費用 1人分 3,500円
今回のベランピング
・材料費 450円
・食費 1,919円
合計 2,369円 1人当たり 790円
キャンプ場を利用してバーベキューをする場合、一人当たり2,000~3,500円ほど料金がかかります。
さらにキャンプグッズ代やガソリン代がプラスになり、宿泊する場合は宿泊料もかかります。
ベランピングならキャンプ場の2分の1から3分の1ほどの料金でアウトドア感が満載になります。

ベランピングの魅力は値段以外にもある
他にも魅力を感じたところが3つあります。
1. トイレが安心
キャンプ場や公園のトイレは衛生面が良くないことが多いのですが、自宅のトイレなら子供でも安心です。
2. 片付けがラク
キャンプ場でバーベキューをすると、離れた水道にトングや網を洗いに行って、コンロや炭の片付けをするのが面倒です。
自宅でホットプレート焼肉をした場合は、天板をキッチンで洗えば良いだけなので、普段の食後の片付けと変わりありません。
テントを畳んだり車に運んだりする手間がないのもラクだと感じました。
3. 食材や飲み物を冷蔵庫で冷やしておける
外でバーベキューをする時は、クーラーボックスにどれだけの食材が入るか考えながら食材を購入する必要があります。
自宅の冷蔵庫なら、氷が溶ける心配や食材が傷む心配がないので、好きな食材を好きなだけ用意できるのが魅力的です。
自宅のベランダだって外で食べるご飯はおいしい
最初は「自宅のベランダで本当に楽しめるのか」という疑問がありました。
いざ、ベランピングをやってみたら、子供は大はしゃぎでご飯を食べて、主人も満足そうにビールを飲んでいました。
外出を控えてふさぎがちになっていた子供が、いつもの焼きそばやおにぎりを「おかわり!」と言っておいしそうに食べる顔を見られたので私も大満足です。
道具を買いそろえなくても、家にあるもので工夫すればベランピングができます。
おうちごはんに飽きてしまったら、ぜひベランピングを試してみてください。(執筆者:川井 奈央)