私たちの暮らしに銀行は欠かせませんが、ここ数年の低金利に「お金をためる」という目的で利用することが少なくなったのではないでしょうか。
今回は、そんな身近な存在をもっと有効活用するために、貯金をするために使いやすい3つの銀行をご紹介します。
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あおぞら銀行BANK支店 普通預金なのに、驚異の金利年0.2%
現在銀行の金利は大変厳しく、高めのネット銀行でもauじぶん銀行では円普通預金は0.001%(2020年6月16日現在)です。
参照:じぶん銀行
夏の特別金利のキャンペーン(2020年6月1日~2020年7月31日まで)は、0.2%を打ち出していますが、「1年もの円定期預金」であり特別金利は当初1年のみとなっています。

一方あおぞら銀行のインターネット支店であるBANK支店は、出し入れがしやすい普通預金の金利が0.2%です。
100万円を1年間普通預金に置いておくだけで利息は約1,590円になります。

普通預金の金利が良いことをいかして、現在給付されている特別定額給付金のように、いざというときのための資金をプールしておくのに利用しましょう。
手元に置いておくより口座から出すというワンアクション必要ですから本当に必要な支出か検討する時間ができます。
ゆうちょ銀行ATMを使えば入出金は何度でも無料なので、万が一のときにも高金利なローンのお世話になることが少なくなるでしょう。
さらにただ今あおぞら銀行BANK支店では、新規・更新であおぞらキャッシュカード・プラスを作ってデビットカードを期限までに5回以上利用すれば、1,500円プレゼントされる「Visaデビット グッドスタートプログラム」が展開されています。

デビットカードは、月1回以上利用するだけで翌々月の他行への振込手数料が無料になりますから、作っておいて損はありません。
ただし、この高金利は変動ですから注意を払っておきましょう。
ポイントがたまる新生銀行
新生銀行は、ポイントが現金のように利用しやすくなったイマドキらしく、各種サービスの利用によってポイントがたまります。

一例ですが、Tポイント、dポイント、nanacoポイントから付与先を選択することができ、毎月変更することも可能です。
ポイントを活用している方が日常の引き落としや買い物を新生銀行に集約できると、通常銀行では獲得できる機会は少ないですから倍増させるチャンスになるでしょう。
さらにTポイントをためている方は今新規口座開設をすると、3か月以内に条件達成により最大7,000ポイントがプレゼントされます。お見逃しなく。

住信SBIネット銀行の2つの魅力
住信SBIネット銀行の魅力を2つご紹介します。
1. 目的別口座が作れる
貯金をするとき、全て合算してためていくよりも、教育費や住宅資金、旅行資金などと目的ごとに目指す金額を決め、それぞれに達成感を積み上げていった方がモチベーションアップにつながり貯金は進みやすくなります。
住信SBIネット銀行では、口座開設と同時に作成される代表口座のほかに、1人の名義内に5つまで預金専用の「目的別口座」を作ることができます。

それぞれに目標金額を設定すると、目標達成までに必要な金額や達成率が自動でグラフ表示されますから、やる気がでます。
代表口座から目的別口座へ、目的別口座から代表口座への自動振替はできません。
ですから、都度自分で入出金する手間はかかりますが、円普通預金・円定期預金・外貨普通預金・外貨定期預金を目的ごとの口座に分けて管理できます。
2. ノーリスクで月1回振込手数料が無料になる
振込手数料は、地味にお金がかかります。
ネット銀行でも条件が設定されていることが多いのですが、住信SBIネット銀行は口座を維持しているだけのランク1であっても、
他行への振込手数料は月1回無料
住信SBIネット銀行や三井住友信託銀行へは無制限で無料
です。

例えばみずほ銀行で他行に3万円以上振込をすれば990円かかりますから、毎月1回の振込があれば1年間で1万1,820円節約できることになります。
参照:みずほ銀行
また2020年8月16日までに新規口座を作ると、3か月ものですが0.5%の特別金利キャンペーンを利用することができます。
わずか3か月でも、100万円預けたら975円(税引後)増えますから、お得です。

目的に合った銀行探しが貯金につながる
銀行にも、時代に合ったサービスや特徴が生まれています。
自分にとって使い勝手の良い貯めやすい銀行を探し出し、上手に貯金していきましょう。(執筆者:吉田 りょう)