6月に入ると、「夏のボーナス」の支給額が気になる人も多いのではないでしょうか。
ボーナスは毎月入る給与では足りない分を補ったり、住宅ローンの返済に充てたりと、家計にとって大切な収入源です。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響のより、多くの企業でボーナスの減額が予想されています。
ボーナスで日頃の赤字を補填している場合やすでにボーナスから予算を組んでいる場合には、ボーナス減額による家計への影響は大きいことでしょう。
そこで今回は、ボーナスが減っても乗り切れる家計管理のコツについて紹介いたします。
目次
家計を見直す

ボーナスに頼らずに乗り切るためには、まず「家計を見直すこと」が重要です。
収支を細かく見直すと、見落としていたムダな出費が見つかることもあります。
また、保険やスマホ料金を再度見直すことで、乗り換えた方がより安くできるなど、今よりもさらに支出が減らせる方法に気付くこともあります。
家計の見直しでムダや改善点を洗い出せれば、月々の支出が減り、ボーナスで補填していた分の削減が可能です。
支払いが少なくなるとその分生活に余裕ができるので、減額したボーナス分の補填が可能です。
夏以降の特別出費を見直す
毎月ではなく、イレギュラーに発生する支出を「特別出費」として、ボーナスから予算立てしておく人は少なくないと思います。
しかしながら、ボーナスの支給額が少なくなれば、すべての予算を用意することは難しくなります。
夏ボーナスから用意する予定だった特別出費を見直し、本当に必要なものだけに絞って支出を減らしましょう。
わが家の特別出費を参考に、夏ボーナスから予算立てする特別出費を順位付けしてみました。

わが家は、子どもの誕生日が夏なので、子どものプレゼント代は夏ボーナスからの確保が必須です、
学資保険の支払いも9月で、金額も大きいため、夏ボーナスから優先的に支払うようになります。
しかし、コンタクトレンズやクリスマスプレゼント代は予定が12月とまだまだ先なので、夏ボーナスから予算立てしなくてもなんとかなります。
帰省費についても、新型コロナウイルスの影響で見通しが立っていないことから、今回は見合わせるものに該当します。
このように、夏ボーナスから予定していた特別出費を書き出して順位付けをすることで、今本当に必要な支出が明確になります。
必要な予算を優先すれば、ボーナスが減額しても乗り切ることが可能です。
出費を抑えて夏を乗り切る

コロナ不況により、わが家もボーナス減で家計が大打撃を受けましたが、家計や特別支出を見直したことで、出ていくお金が減り、貯蓄のキープが可能になりました。
いま出ていくお金と今後出ていくお金も最小限にして、コロナ不況を乗り切りましょう。(執筆者:三木 千奈)