今年もいよいよ夏がやってきました。
冷蔵庫や冷凍庫がフル回転しているご家庭も多いのではないでしょうか。
冷えた飲み物を飲むことも増えるので、自然と開け閉めも増える季節です。
そんな冷蔵庫や冷凍庫は、意外とコストカットができるポイントを見逃してしまっている場所でもあります。
無駄コストがないか見直してみましょう。
情報は調査時のものであり、内容などが変更となっている場合があります。
また、店舗により取扱の内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認いただけますようお願い申し上げます。
目次
冷蔵庫の電気代をさげる簡単ポイント
まずは、この3つに注目してみるのはいかがでしょうか。
・ 開閉時間を減らす
・ 冷凍庫はつめて保存
1. 開閉時に逃げる冷気を減らす
冷蔵庫の開閉時に逃げる冷気を減らすには、冷蔵庫カーテンが効果的です。
【ワッツ】クールキープカーテン

サイズは、60 × 50cmの冷蔵庫カーテンにデザインが入っています。
60cmの長辺にのりがついていますので、ご購入の際にはサイズをご確認ください。
我が家の冷蔵庫には横幅50cmのフリーザーカーテンを取り付け、約12cmおきに3本のスリットをハサミで入れました。
ファミリー用のサイズだと、少し長さが足りないので、2枚目を少しカットしてつぎ足す形になります。

使用している感想としては、透明度が高く反射などもそれほど気にならないため、出し入れや中を見るのに邪魔になる、といったことはありません。
さほどストレスもなく、使用できています。
2. 開閉時間を減らす
開閉時間を減らすには、まず庫内をわかりやすく整理するのが1番です。
作り置きのおかずやまとめ買いによるストックは、節約の頼もしい味方ですが、それをうまく管理できないと、逆に無駄を産んでしまうことも…
100円ショップのアイテムを利用して、庫内をすっきり管理しましょう。
【セリア】キッチンラベル用マスキングテープ

保存容器などに作り置きのおかずをたくさんストックしている方は、マスキングテープでどんどんラベリングするのがおすすめです。
視認性を高めることで「出さないと見えない」を極力減らしましょう。
こちらは中身や日付を書き込むことで、食材の管理ができるマスキングテープです。

デザインがシンプルなので、貼るだけでおしゃれに見えるのも嬉しいポイントです。
最初からミシン目が入っているので、テープカッターが不要であるのも便利ポイントです。
また、作った日や賞味期限がわかりやすくなるので、管理が容易になり、食材を無駄にするコストも抑えられます。
【ダイソー】野菜収納ボックス
野菜収納ボックスには、下記の写真のようなものや、

下記の写真のようなものがあります。

・ 庫内の整理が追いつかず、どろどろ・カサカサになった野菜が底の方から発見される
ということはないでしょうか。
限界主婦の筆者は、恥ずかしながら時々やってしまいます。
野菜室を見やすくするにも、100円ショップアイテムは大活躍します。
おすすめは書類立てや小物入れです。
さらにダイソーには野菜収納ボックスという、野菜専用スタンドも販売されています。
うまくサイズの合うものを並べると、
・ 全体の把握がしやすくなり無駄にする野菜を減らせる

私は傷みやすい野菜と分けて使用しています。
きゅうりやニラといった、水分が多く傷みやすい野菜と、玉ねぎや根菜など比較的保存が容易な野菜と分けています。
ほかにも緑黄色野菜や根菜などのカテゴリーで分けると、バランス良く野菜を補充できるので、健康管理にも役立てられます。
筆者はホットケーキミックスといった粉類も野菜室に保存していますが、自立しない粉類を整理するのにも便利です。
3. 冷凍庫はつめる
冷凍庫はなるべく空間に空きがないように入れることで、効率的に庫内を冷やせます。
ですが、隙間があると隣のものが倒れてきたりして、結局ごちゃごちゃになってしまいます。
100円均アイテムで冷凍庫をスッキリ
【セリア】フリーザーエンド

ブックエンドと同じように、冷凍食品が倒れてこないよう使用する、フリーザーエンドです。

1個ずつ販売されているので、2つ組み合わせてコの字型にすると、さらに整理がしやすくなります。
また、軽い力で幅を動かすことができるので、冷凍庫の中から取り出すことなく調整ができ、整理が苦になりません。
【セリア】スライダーバッグラベルクリップ

冷凍保存した野菜などはスライダーバッグに入れるとすっきりと保存できますが、並べてしまうと上からは何が入っているのかわかりづらくなってしまいます。
こちらはそんな時に役立つ、スライダーバッグのスライダー部分につけるラベルクリップです。
書き込める部分はおおむね、1cm × 3cm程度です。
繰り返し使えますので、細いマスキングテープなどを貼ってから書き込むのがおすすめです。
ラベルプリンターの8mmテープが貼れると記載がありますので、ラベルプリンターを使用するとさらに見やすくなります。

つけてみた使用感ですが、もちろん乱暴に開閉をすると外れてしまうことはありましたが、通常に使用する分にはスムーズに開閉でき、使いにくいと感じることもありませんでした。
冷凍庫を開けるだけでさっと目的のものを見つけることができるので、開閉時間の短縮につながります。
開閉時間を減らすだけでも効果大

開閉回数や時間を減らすだけでも、年間合計440円のコストダウンが見込める、ということになります。
家庭のスタイルに合ったアイテムでコストダウン
冷蔵庫は、ご家庭ごとにさまざまな特徴があります。
ビールの多いご家庭や、お子様のいらっしゃるご家庭なら乳酸菌飲料がたくさん入っている、ということもあるでしょう。
上記で紹介したアイテムはもちろんほんの一部です。
100円ショップにはさまざまなアイテムがありますので、ご家庭のスタイルにぴったりとあったアイテムで、コストダウンとエコを目指してみてください。(執筆者:新木 みのる)