節約はしたいけれどマイボトル(水筒)に抵抗があるという人もいます。
また、どれくらいの節約効果があるのか疑問に思っている人もいることでしょう。
そこで今回は、「マイボトル持参の節約効果」、「マイボトルを持たない理由と解決策」について解説します。
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目次
マイボトル持参で1か月2,000円以上節約
水出し麦茶を自宅で作って、500ミリリットルのマイボトルに入れて持参した場合のコストは、約1.5円です。
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参照:千葉県
毎日マイボトルで麦茶を持参した場合、1か月あたり15リットルで約45円となります。
ただし、「浄水器・ウォーターサーバーの使用」、「煮出しの場合」など、ご家庭によっては費用が増えます。
一方、多くのコンビニでは、ペットボトル入り600ミリリットルのお茶を100円(税込)で販売しています。
マイボトルと同量のお茶を購入した場合、1か月にかかる金額は2,500円です。
マイボトル持参(水道水の場合)とコンビニのお茶購入を比較すると、1か月あたり約2,400円の差が出ます。
マイボトルを新しく購入したとしても、翌月には十分元が取れるでしょう。
マイボトルを持たない理由と解決策
マイボトルの持参が節約につながるとしても、マイボトルの持ち歩きや手間がネックに感じる人もいます。
ここでは、マイボトル持参の悩みの種と改善策について解説します。
【理由1】重くてかさばる
マイボトルには、ゴミを削減できてエコにつながるというメリットもあります。
一方で、ペットボトルと違って、中身がなくなった後も荷物になります。
筆者の夫は、以前マイボトルを持って仕事に行っていましたが、重くてかさばる点が原因で、いつのまにか棚の奥にしまい込まれてしまいました。
解決策
・ 足りない分はペットボトル飲料を買い足し
おすすめなのが、ニトリの「超軽量 エアライトシリーズ」です。
495ミリリットル入る物は、重さがたったの約200gです。
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保温(72℃以上6時間)・保冷(8度以下6時間)効力があるため、オールシーズン使えます。
400ミリリットル(140g)
300ミリリットル(約120g)など
サイズ展開が豊富なので、自分にぴったりのマイボトルが選べます。
重さや大きさが負担にならない程度のマイボトルを利用し、足りない分はペットボトル飲料を買い足すのがおすすめです。
【理由2】洗うのが面倒
マイボトルは、衛生的に使うためにも毎日に洗いましょう。
しかし、この洗う作業が面倒に感じてしまう人もいます。
洗いにくいボトルは、マイボトル生活が長続きしない理由の1つです。
解決策
・ 食洗機対応のボトルを利用する
飲み口や蓋などのパーツが入り組んでいると、洗いづらく乾きにくく、使い勝手が悪く感じてしまいます。
前述したニトリのマイボトルは、飲み口が外せて洗いやすさも抜群です。
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他メーカーには、食洗機対応のマイボトルもありますが、「完全なクリーニングは手洗いを」と記載されている商品もあるため、事前にチェックが必要です。
できるときだけマイボトル持参でも節約効果あり
マイボトルの持参は、0か100かというわけではありません。
コンビニや自動販売機で買っていた飲み物のうち、半分をマイボトルに変えるだけでも節約やエコにつながります。
もちろん毎日続ける必要もなく、できるときだけマイボトル持参でも節約効果ありです。
今回は水出し麦茶を例に解説しましたが、お気に入りのフレーバーティーやコーヒーを持参するのも良いです。
使い勝手抜群のマイボトルで飲み物代を節約しよう
これからの季節は、体調管理のためにも水分をしっかりとることが大切です。
コンビニや自動販売機で飲み物を買う習慣がある人は、マイボトルを持参することで飲み物代を節約できます。
まずは、使い勝手が良いお気に入りのマイボトルを使って、エコ&お得を目指しましょう。(執筆者:成田 ミキ)