毎日の昼食が外食やコンビニ弁当だと費用がかさみます。
節約のためにお弁当にしようと思っても、冷凍食品を使うと意外と高くついてしまうことがあります。
一品ずつ手作りすれば、お弁当のおかずは一口サイズなのでそれほどコストがかかりません。
しかし、朝から鍋やフライパンを出して何品も作るのは手間がかかります。
そこで提案したいのが、おうちに眠っているたこ焼き器を活用してお弁当を作る方法です。
たこ焼き器を使えば一気に焼く・揚げる・茹でるができるので、時短で光熱費の節約にもなります。
たこ焼き器ひとつで完結してしまうので、後片付けも簡単です。
この記事では全品で100円以下になる、たこ焼き器を使ったお弁当の作り方をご紹介します。
目次
たこ焼き器を使った節約弁当レシピ
全部で6品、合計89円のお弁当を作ります。
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1. 唐揚げ(20円)
一口大に切った鶏もも肉を、しょう油・酒・砂糖・鶏がらスープの素・しょうが・にんにくを混ぜた中に漬け込みます。
15~30分ほど漬けたら全体にかたくり粉をまぶして揚げます。
油はたこ焼き器の8割くらいになるように入れ、ふつふつしてきたら鶏もも肉を投入します。
揚げ具合を確認しながら、ひっくり返して裏面も揚げます。
2. ブロッコリー(8円)
たこ焼き器に水を入れ沸騰したらブロッコリーを投入します。
途中で水分が少なくなったら水を追加します。
3. にんじんきんぴら(4円)
にんじんは短めの千切りにします。
油を引いたたこ焼き器でにんじんがしんなりするまで炒めます。
しょう油・酒・みりんを加え、最後に白ごまをふりかけます。
4. 卵焼き(19円)
卵・白だし・砂糖を混ぜます。
たこ焼き器に薄く油をひき、卵液を流し込みます。
表面が焼けたら卵を少し返して卵液を追加します。
たこ焼きのように丸い形になるよう、ひっくり返しながら焼きます。
5. ソーセージ(18円)
1本のソーセージを半分に切るとたこ焼き器の大きさに合います。
薄く油を引いたたこ焼き器で焼きます。
たこさんウインナーにする場合は、頭からつまようじを刺すと足を広げて焼きやすくなります。
6. 焼きおにぎり(20円)
ご飯に白ごまとしょう油を混ぜておきます。
スプーンですくってたこ焼き器に入れ、軽く押さえつけます。
焼けたらご飯を追加してひっくり返します。
たこ焼き器を使ってお弁当を作る際の注意点
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ゆでるものは油と離れたところで調理する
気を付けていてもひっくり返す時に枠からもれてしまうことがあるので、ゆでるものと揚げるものは離して調理してください。
時間がかかるものから調理する
温度調節の機能がないたこ焼き器の場合は、時間がかかるものから調理した方が効率が良いです。
今回ご紹介したレシピの場合は、
2. ブロッコリー
3. にんじんきんぴら
4. 卵焼き
5. ソーセージ
6. 焼きおにぎり
の順番で調理しました。
短く小さめにカットする
たこ焼き器のひと枠は浅めに作られています。
大きめにカットしてしまうと調理に時間がかかるので、小さく切って一品を2~3枠で調理すると時短で調理できて光熱費の節約にもなります。
外食・コンビニ弁当・冷凍食品を使った弁当の相場
昼食を外食や購入品にした場合の相場は以下の通りです。
・ 社食 400~500円
・ コンビニ弁当 500~700円
・ 冷凍食品を使った弁当 300~400円
毎日外食という人は少なく、社割がある社員食堂かコンビニ弁当で済ませている人も多いのではないでしょうか。
一見節約になりそうなお弁当ですが、冷凍食品で5~6品そろえると300~400円かかってしまい、購入品と大差ないことが分かります。
月に22日勤務だと考えると、冷凍食品を使った弁当と節約弁当では1か月6,600円の差が出ることになります。
もし毎日の昼食に1,000円程かけている場合は、1か月で2万円弱、1年だと24万円弱の節約になります。
アレンジは自在
今回ご紹介したレシピ以外にも、ケチャップライスを卵で包んだミニオムライスや、ひき肉と玉ねぎで作ったミニハンバーグなどもお弁当のおかずにおすすめです。
また、ソーセージをホットケーキミックスで包んだアメリカンドッグは子供に好評です。
好みに合わせたアレンジを楽しんで、節約弁当にチャレンジしてみてください。(執筆者:川井 奈央)