つもり貯金や小銭貯金は、手軽にできて達成感も味わえる節約&貯蓄方法です。
しかし、大量の小銭を紙幣に変えたり口座へ入金したりする場合、やり方によっては手数料が発生します。
今回は、大量の小銭をお得活スマートに口座入金する方法をご紹介します。
貯まった小銭をそろそろリセットしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

目次
銀行窓口での「大量硬貨取扱手数料」の相場
銀行窓口で大量に硬貨を入金する場合、手数料を求められるケースがほとんどです。
大量硬貨取扱手数料は各銀行が設定しているため、いつも利用している銀行の手数料がどれくらいかチェックしておきましょう。
【大量硬貨取扱手数料の相場】

ほとんどの銀行では、1,001枚以降は500枚ごとに手数料が550~660円程度加算されます。
また、窓口で大量硬貨入金をする場合、以下に注意が必要です。
・ 硬貨の整理にかかる手数料なので算定後に入金をやめる場合も手数料が発生する
・ 手数料は入金する硬貨とは別に準備が必要となる
ATMなら手数料無料
窓口で大量硬貨を入金すると枚数によって手数料が発生しますが、硬貨取扱をしているATMなら無料で口座入金が可能です。
ただし、1回の取扱枚数が100枚程度と設定されているため、枚数が多い場合は数回に分けて入金する手間があります。
ATMで大量小銭を入金する際の注意点
大量硬貨の入金手数料が無料なのは魅力的ですが、デメリットもいくつかあります。
ATMで大量小銭を入金する際は、以下の点に注意しましょう。
・ 枚数が多ければそのぶん集計に時間がかかる
・ 入金枚数が多く何度も取引すると通帳記帳ページの減りが早い
硬貨枚数が多ければ、ATMを使用する時間も長くなります。
給料日や連休前後などATMが混雑する日や時間帯はできるだけ避けましょう。
ゆうちょ銀行なら窓口入金が無料

手数料の負担やATMでの手間を省きたい人には、窓口入金手数料が無料のゆうちょ銀行の利用がおすすめです。
もちろんゆうちょ銀行口座がある人だけができる方法です。
とはいえ、小銭の計算に時間や手間がかかります。
ゆうちょ銀行では、大量の硬貨を窓口で入金する場合は、事前に窓口へ連絡することをおすすめしています。
つもり貯金は貯めた後のことも考えよう
つもり貯金は、コツコツ続けることで無理なくお金を貯められます。
つもり貯金を続けるなら、「貯めたその後」を考えておくことも大切です。
銀行へ入金しようと思っている人は、利用している銀行の窓口手数料やATMの硬貨枚数上限もチェックしておきましょう。(執筆者:成田 ミキ)