髪をきれいに保つなら定期的に美容院に通いたいですが、メニューによっては1回で1万円以上かかるので、大きな出費です。
しかし節約しようと美容院の頻度を減らすと、手入れが行き届いていない印象になります。
筆者も美容院代を節約しようと、前髪セルフカットや市販の薬剤でセルフカラーに挑戦してみたことがありますが、思い通りの仕上がりにならずに、髪が傷んで残念な見た目になってしまったことがあります。
そこで気になったのが、最近店舗が増えてきているヘアカラー専門店です。
美容院よりも格安にプロがヘアカラーをしてくれます。
ヘアカラーだけでも格安でできれば、美容院代を節約できます。
実際に筆者が体験した美容院とヘアカラー専門店の金額の違いや、おすすめの使い分け方をご紹介していきます。
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目次
ヘアカラー専門店はなぜ値段が安いのか
ヘアカラー専門店はシャンプーを自動にしたり、受付や仕上げのドライヤーをセルフにしたりすることで人件費をカットしています。
また大量のカラー剤を仕入れるので材料費を抑えることができ、美容院でヘアカラーをするよりも値段設定が低い場合が多いと言われています。
手厚いサービスではないので流れ作業に感じるかもしれませんが、筆者はスピーディーな施術に好感が持てました。
※店舗によりサービスは異なるので、確認をしてください。
デザインカラーができない店舗もある
店舗によってはブリーチや複数の色を塗り分けるデザインカラーはできない場合があります。
最近流行りのアッシュやグレージュなどのカラーはブリーチしてからカラーを入れるので、希望する場合は事前に店舗に問い合わせをしてから来店した方が良いです。
筆者が来店した時も明るめのグレージュにしたいというお客さんがいましたが、取り扱いがないからと断られていました。
美容院とヘアカラー専門店の値段比較
筆者は今まで3~4か月に1度、カラー・カットで美容院に行っていました。
比較をしやすいように、今回の計算ではカット料金(美容院で4,000円)は除きます。
美容院
・ カラー 5,500円
・ リタッチ 4,500円
・ トリートメント 4,000円
カラーをするときは必ずトリートメントをセットにしているので、
・ フルカラーで9,500円
・ リタッチで8,500円
年間で考えると、今まではフルカラーとリタッチを交互にしていたので、ヘアカラーだけで以下の金額がかかっていたことになります。
リタッチ 8,500円 × 2回=1万7,000円
年間のヘアカラー代 3万6,000円
ヘアカラー専門店
・ カラー・トリートメント 3,600円
・ リタッチ・トリートメント 2,600円
筆者が通っているヘアカラー専門店のリタッチは2cm以内なので、2か月に1度リタッチをします。
リタッチ 2,600円 × 4回=1万400
年間のヘアカラー代 1万7,600円
ヘアカラーの頻度を増やしたにもかかわらず、半額以下の料金になりました。
美容院ではカットのみ、ヘアカラー専門店でカラーと使い分けることで美容院代を大幅に節約ができます。
毛先をそろえる程度でよければ、1,000円カットもあり、最近では女性も気軽に入れるおしゃれな店舗もあるのでさらに節約ができます。
白髪染めも対応している店舗が多い
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白髪染めをしている人の中には、毎月もしくは数週間ごとにヘアカラーが必要になっている人もいます。
ヘアカラー専門店では白髪染めに対応している店舗が多いです。
根本のみのリタッチなら格安で染めることができるので、回数が多いほど節約の金額が大きくなります。
筆者の母は、毎月8,000円で白髪染め・トリートメントをしているそうです。
ヘアカラー専門店にすれば、今まで年間9万6,000円かかっていたヘアカラー代がリタッチのみで3万1,200円になり、6万4,800円の節約が可能です。
これを母に伝えたら、来月からヘアカラー専門店に行ってみると言っていました。
節約のために手入れの頻度を減らすのは、ストレスにつながります。
格安にきれいな状態を保つためにヘアカラー専門店を利用も検討してください。(執筆者:川井 奈央)