ネットショッピングが当たり前になった現代では、わざわざ出かけなくても買い物はクリック1つ、一瞬で終わってしまいます。
本当に必要なものが購入できれば問題ないでしょうが、「いらなかった」と後悔するような買い物は1番もったいないお金の使い方です。
一生懸命働いて得たお金を使うのですから、それだけは極力避けたいものです。
失敗しない買い物をするには、どうすればよいのでしょうか。

目次
後悔した買い物3つの失敗パターン
筆者自身、すぐに購入の判断をした買い物は失敗が多いです。
思い返すと、即買いしたときは以下の点について冷静に判断できていないことに気づきました。
1. 本当に必要な物ではなかった
店頭に並べられた新しいきれいな商品をみると、それだけで購買意欲がそそられます。
スタイルのよいマネキンにコーディネートされた洋服はとてもステキで、「自分に似合うか」、「今ひとつか」といった客観的な判断さえも鈍らせ、単純に欲しくなってしまいます。
加えて自分好みの色合いやシルエットは似通ることが多く、自宅に持ち帰ってみれば同じようなものを持っていたという経験が多々ありました。
「~%引き」などセールの文字を見つければ、「今買わなければ損をする」という気持ちに追われてつい財布のひもを緩めてしまい、本来予定になかったものまで買うことも度々でした。
たとえ安くても、不要なものは無駄遣いにつながります。
2. 処分費用を念頭に置いていなかった
特に大きな家具や家電を購入するときには要注意です。
価格が高額であることが多いため「安い」ものを見つけると飛びつきたくなりますが、使ってみたらそれなりで「気に入らなかった」とか「すぐに壊れてしまった」ときには、処分するのが大変です。
通常のゴミに出せなければ自治体の粗大ごみの収集サービスを利用しますが、指定された支払方法で決められた場所と時間に出さなくてはならず、お金も時間も労力もかかります。
その方法が難しければ民間の収集業者に依頼することになり、さらに費用がかかります。
大きな物を購入する時には、自分の好みかどうかや、商品の耐久性や品質の良しあしなどを十分に検討してください。

3. お得な日や買い方が他にあった
日用品に割引の値札がつけられているのをを発見すると「どうせ使うものだから」と購入したくなりますが、それが底値とは限りません。
キャッシュレス決済が普及してポイントやキャンペーンが多用されていますから、最終的な支払金額は決済方法によってさらに安くなることも度々です。
リーズナブルに買い物をするためには、よく行く店舗の割引デーやお得な買い物方法をリサーチしておくことが大切です。
失敗しないためのチェックポイント
後悔しない買い物をするために、購入前にはまず
について考えてください。
時間がたてば、実はそれほどほしくなかったということもあります。
すぐ必要でなければ今買うのはやめておき、お得な買い方を模索するためにも時間をおいてみましょう。
たとえすぐ購入する商品でも以下の項目について確認するとより失敗が少なくなります。
1. 同じもの、似たようなものがないか、ストックはいくつあるか
いつか使うとしても、収納場所には限りがあります。
日用品には、ストックしておきたい上限の数を決めてみましょう。
衣類は手持ちの量を把握し重ね買いを防ぐために、クローゼットの中全体をスマホで撮影しておくのがおすすめです。
洋服を1枚ずつ撮る必要はなく、引き出し1段全体を1枚に写す程度でも思いだすのに役立ちます。
2. このお店のお買い得なタイミングはいつか
例えばイオンで購入するなら、以下の日を選択するほうが安く購入できます。
全ての方が対象でないものもありますが、お得な日はひと月に7日間あります。
15日:55歳以上のG.G感謝デー対象WAONカードで5%オフ
10日:ありが10デー、ポイント5倍
5日15日25日:お客様わくわくデー、ポイント2倍

3. コストダウンできる店は他にないか
24時間スマホからでも買い物できるネットショッピングは、お買い得に購入するチャンスが数多くあります。
楽天では、以下の通り1か月のうち8日間です。
毎月1日:楽天ワンダフルデー、ポイント3倍
毎月18日:ご愛顧感謝デー、ダイヤモンド会員4倍、プラチナ会員3倍、ゴールド会員2倍
他にも不定期ですが、最大ポイント10倍になる「お買い物マラソン」や楽天株式会社がスポンサーとなっている「楽天イーグルス」、「ヴィッセル神戸」、「FCバルセロナ」の勝利ごとに、購入ポイントが最大4倍になる「勝ったら倍キャンペーン」があります。
楽天のキャンペーンは頻発されていますが、エントリーが必須というものが多いのでお忘れなくご利用ください。
自分への問いかけが無駄を減らす第1歩
即買いするのをやめてから、買い物を後悔することが減りました。
あれほど欲しかった商品も、翌日には忘れていることがしばしばです。
心がけるのは、たったひとつ「すぐ買わない」、それだけです。
買い物に後悔することが多い方は、1度試してみてください。(執筆者:実用性ある記事を追求 吉田 りょう)