2019年6月にふるさと納税が見直され、「返礼品は地場産品かつ寄付額の3割以下」と定められました。
過熱しすぎた状況への対応は理解できるのですが、残念な気持ちは否めません。
そこで調べてみると、ふるさと納税のポータルサイトにはそれぞれに相性のよい決済方法があるということが分かりました。
今回はふるさとチョイス、さとふる、楽天ふるさと納税、ふるなびの4つのサイトにお得を上乗せする利用方法を紹介します。
目次
「ふるさとチョイス」は多彩な決済方法

全国1,788自治体、22万点以上の名産品を掲載する(2019年10月21日現在) ふるさとチョイスでは、さまざまな支払い方法を選択できます。
Pay-easy決済(ATM支払い)、コンビニ払い、銀行振込などもありますが、次の決済手段を利用するとより多くのメリットがあります。

クレジットカードを使ってポイント還元を狙うのは常套手段ですが、楽天ペイではポイント付与はもちろん、ポイントでの納税も可能です。
メルペイは不用品を販売して得たメルペイ残高を納税に利用するという使い方ができます。
また、11月以降は未定であるものの、Amazon Payでは「Amazonギフト券」での支払いに対して1%還元するキャンペーンを展開(10月31日まで)していました。
見逃せないキャンペーン

このように展開されているキャンペーンを組み合わせることにより、多くのポイントが還元されます。
イチオシは「d払い × マイナボイント」のキャンペーンです。
2021年3月31までにマイナポイントの決済方法にd払いを選択し、2万円分チャージまたはお買い物すれば最大1,000円相当が還元されますので、これをぜひふるさとチョイスで利用してください。
マイナポイントの5,000ポイントと合わせて最大6,000ポイントを獲得できます。
d払いが初めての利用なら、お得なキャンペーンはまだあります。

エントリーをしたうでネットと街でd払いデビューして利用総額が3,000円以上(税込・ポイント充当分を除く)になれば、それぞれ最大1,000ポイントが加算され、合計で8,000ポイントを得られるチャンスです。
ただし、マイナポイントの決済方法の登録するは一度確定すると変更できません。今後の使い勝手をよく吟味して申し込んでください。
d払いや楽天ペイ、Amazon Payなどは、住所などの個人情報を入力しなくてもアカウントに登録した情報をふるさとチョイスで利用可能なので、手軽に納税できます。
「さとふる」のねらい目は11月15日「PayPay」で納税すべし

支払い方法には、クレジットカード決済やコンビニ支払い、Pay-easy(ペイジー)支払いのほかに、ソフトバンクまとめて支払い、au かんたん決済、ドコモ払いを利用できます。
見逃せないキャンペーン

しかし、11月は断然PayPayです。
10月17日から開催されている超PayPay祭では、ラスト2日となった11月14日・15日は、3%のポイント還元が5%にアップします。
ただし、ポイント還元されるのはPayPay残高からの支払いのみに限定され、付与上限額は1回25,000円相当、期間あたり10万円相当までです。
「楽天ふるさと納税」「ふるなび」にもお得がある

楽天ふるさと納税は、「お買い物マラソン」というイベントを狙って複数地域の納税をするのが最も効果的です。
それまでにSPU(スーパーポイントアッププログラム)のレベルをあげておき、他の買い物と合わせて一気に納税すると簡単に多くのポイントを獲得できます。
楽天ふるさと納税については、こちらの記事で詳しく紹介しておりますのでご覧ください。
Amazonを頻繁に利用する方には、ふるなびがおすすめです。次の条件を満たすと、寄附金額に対して1%のAmazonギフト券コードをもらえます。
(1) ふるなび会員(登録無料)に登録、ログインした状態で行う
(2) ふるなび関連サービスのサイト上からの寄附
(3) クレジットカード(Yahoo!公金支払いを含む)での決済
決済方法でメリットを上乗せ
実質的に2,000円で特産品を得られるふるさと納税は、やらないと損というほどお得な制度です。
返礼品は、食品から家具や家電、旅行など多岐にわたります。
支払い方法を吟味すると2重3重にお得です。上手に活用してください。(執筆者:吉田 りょう)
「楽天ふるさと納税」は楽天ポイントがたまるのオトク。返礼品を見てください。