お子さんのいるご家庭は、毎月おやつ代がかかって大変ですよね。そのような方におすすめしたいのが手作りおやつです。
本日は、お子さんと一緒に作ってほしい、簡単でおいしい節約おやつのレシピを紹介します。親子で楽しみながら作ってみてください。

目次
「おやつ代」を見直すと食費がグッと抑えられる
皆さんは、毎月のおやつ代にどのくらいの金額をかけていますか。
お子さんのいるご家庭の場合には1か月に5,000円~1万円以上をおやつ代として出費しているようです。
もし、食費の節約をしているのであれば、おやつを手作りしてみませんか。
市販のおやつを手作りおやつに変えるだけで、月のおやつ代を半分以下に減らすことも可能です。
シンプルな「おやつ」も自分で作るとおいしさ倍増
ぜひお子さんと一緒に「おやつ作り」をしてみてください。
「自分で作る達成感」や「家族で一緒に作る楽しさ」が加わると、お金をかけないシンプルなおやつでもとても喜んで食べてくれるはずです。
ここからは、お子さんと一緒に作って欲しい節約おやつのレシピを紹介します。
どのレシピも1人前40円前後で作れる簡単なレシピばかりなのでぜひお試しください。
1. あまりゴハンで作る「簡単おはぎ」

もち米ではなく余ったご飯で作るので、普通なら手間とコストのかかる「おはぎ」も気軽に作れますよ。
材料(子供1~2人前・20円)
ごはん:1/2膳
きな粉:大さじ1杯~必要に応じて適量
砂糖:お好みの量
塩:ひとつまみ
作り方
(1) 温かいご飯をボウルやすり鉢に入れてスリコギなどでつぶす
(2) お皿にきな粉、塩、お好みの量の砂糖を入れてよく混ぜ合わせる
(3) (1) を食べやすい大きさに丸め、(2) を表面にまんべんなくまぶせば完成
ポイント
ご飯は必ずつぶしましょう。こうすることで「ごはん感」が少なくなり、粘り気のある「おはぎ」に近づけられます。
2. まるでビール「りんごのゼリー」

リンゴジュースを泡立てて固めると、まるでビールのような楽しいゼリーが完成します。お子さんが喜ぶこと間違いなしです。
材料(2個分・85円)
100%リンゴジュース:200ml
粉ゼラチン:大さじ1/2杯
砂糖:大さじ1/2杯
水:大さじ2杯
作り方
(1) 耐熱皿に水、粉ゼラチンを入れてゼラチンをふやかす
(2) (1) にラップをかけて600Wのレンジで1分ほど加熱したら、混ぜてゼラチンを溶かす
(3) (2) に砂糖を加えてよく混ぜる
(4) 別のボウルにリンゴジュースを入れ、(3) を加えて泡立て器で泡立てながら混ぜる
ボウルの底を氷水で冷やしながら混ぜると固める時間を短縮できます。
(5) 泡が立ってきたら冷蔵庫で2~3時間冷やして固める
3. とろりと甘い「焼きバナナ」

いつものバナナをトースターで焼くだけで、びっくりするほど甘くておいしいスイーツが完成します。
材料(2人分・45円)
バナナ:2本
お好みでココアパウダーやシナモンパウダーなど:適量(なくでもOKです)
作り方
(1) オーブントースターにアルミホイルを敷いてバナナを皮ごと並べ、皮が黒くなるまで10分程度焼く
(2) 粗熱が取れたら皮をむき、お好みでココアパウダーやシナモンパウダーをかければ完成
ポイント
大人にとっては当たり前の焼きバナナですが、「バナナを焼くと甘みが増すことを知る」という経験は、お子さんにとって良い食育体験となります。
4. 外はカリッと中はほくほく「簡単ハッシュドポテト」

スナック菓子やファーストフードを食べたいときにおすすめなのが、このハッシュドポテトです。
1人分約15円で作れるので買うよりもかなりリーズナブルです。
揚げたては非常においしいのでお子さんもで大人でも満足できる1品です。
材料(2人分・30円)
じゃが芋(大きめの物):1個
小麦粉:小さじ2杯
油:大さじ1杯
塩:1つまみ
ケチャップ:お好みで適量
下準備
じゃが芋は皮をむき、細切りにする(水にさらさなくてOKです)
作り方
(1) ボウルに、じゃが芋、小麦粉、塩を入れてよく混ぜ合わせる
(2) 小さめのフライパンに (1) を平らになるように入れて、油大さじ1/2杯を縁からまわし入れる
(3) 中火で2分焼いたら弱火にし、蓋をして5分焼く
(4) 蓋を取って焼き色がついていることを確認したら、裏返して残りの油大さじ1/2杯を入れる
(5) フタをして弱火で8分ほど焼き、表面がカリカリになったら完成
ポイント
「揚げ物は面倒だな…」と思う方でも、この作り方なら揚げ焼きするだけなので簡単に作れます。
「一緒に作る楽しさ」をプラス
お子さんと一緒に作ってほしい、簡単で美味しい節約おやつのレシピを紹介しました。
お金をかけなくても「一緒に作る楽しさ」をプラスするだけでお子さんはとっても喜んでくれるはずです。
ぜひ親子で楽しい節約おやつ作りを楽しんでみてください。(執筆者:管理栄養士 佐藤 まゆこ)