6月期の株主優待品が届く9月と、9月期の株主優待品が届く12月にはさまれた谷間の時期である10～11月にかけては、宅配便も少なく落ち着いた時期です。
その中でもポツポツといただいた優待品を紹介したいと思います。
なお、株価その他の情報は、11月24日現在のYahoo!ファイナンスから引用しています。
目次
1.「KDDI」から和牛すき焼き肉
「KDDI (9433)」から、カタログギフトで選択した株主優待品をいただきました。
筆者宅で選んだのは「佐賀牛 すき焼き用」で清々しい香りの竹の皮に大事に包まれての登場です。
サシが入っていて、わが家にとっては「ハレの日」仕様のお肉です。火を通しても柔らかく、口の中でとろけていく食感がたまりませんでした。
内容量は8切れほど（表記は220g）とファミリーには物足りない量かもしれませんが、少量でも満足できるほどの濃厚なおいしさでした。
「KDDI」では
しています。
どの商品も魅力的で毎回目移りしてしまいます。
株式情報：KDDI (9433)
【株価】3,004円
【最低購入代金（100株）】
30万400円
【権利日】3月末日
【株主優待】
au PAY マーケット商品カタログギフト
100株以上・5年未満保有：3,000円
100株以上・5年以上保有：：5,000円
1,000株以上・5年未満保有：5,000円
1,000株以上・5年以上保有：1万円
2.「クロスフォー」から自社技術が盛り込まれたペンダント
「クロスフォー (7810)」から株主優待品をいただきました。
「クロスフォー」は、ダイヤモンド加工の独自技術を用いてジュエリーやパーツの製造販売を行う企業です。
今回いただいたのは自社技術「ダンシングストーン」が用いられたペンダントです。
花びらの中央にあしらわれた「ダンシングストーン」が揺れによってダイヤモンドのようにキラキラと輝き、企業の持つ技術を優待品をもって知ることができます。
「クロスフォー」では
しています。
筆者がこちらの企業の優待品をいただくのは3回目で、例年ペンダントであるという点には変更がありません。
同じ商品というわけではなく、今のところ毎年ペンダントヘッドのデザインが異なるので、コレクションする楽しみもありそうです。
株式情報：クロスフォー (7810)
【株価】285円
【最低購入代金（100株）】
2万8,500円
【権利日】7月末日
【株主優待】
自社製品（Dancing Stone）
100株以上：4,500円相当
500株以上：1万円相当
3.「MRKホールディングス」から基礎化粧品と雑貨
「MRKホールディングス (9980)」から株主優待品をいただきました。
「MRKホールディングス」は、女性用体形補正下着や化粧品、サプリなどを販売する企業で、ジムを展開する「RIZAP」グループの子会社です。
今回筆者がいただいたのは、株主優待ポイントと交換した基礎化粧品や雑貨類です。
クレンジング、オールインワンジェル、洗顔料、バスタオル・フェイスタオルセットの計4点、繰越分も合わせた1万8,000ポイント分です。
洗顔料「どろあわわ」は、ライザップ系列企業の優待品としてはおなじみの人気の高い商品で、カタログにはその他グループ会社の商品もラインアップされています。
「MRKホールディングス」では
ようになっています。
株主優待ポイントと引き換えられる商品については、これまでは冊子のカタログが送付されていてウェブカタログと併用できたのですが、2020年3月期はウェブカタログに1本化されました。
そして、このウェブカタログの商品は申込時期が遅くなると品切れが目立ってくるので、目的の商品を素早く注文することが肝要なようです。
株式情報：MRKホールディングス (9980)
【株価】132円
【最低購入代金（100株）】
1万3,200円
【権利日】3月末日
【株主優待】
(1) RIZAPグループ商品との交換ポイント
(2) マルコ20％割引券
100株以上：(1) 4,000円相当 + (2) 2枚
200株以上：(1) 6,000円相当 + (2) 4枚
400株以上：(1) 1万2,000円相当 + (2) 8枚
800株以上：(1) 2万4,000円相当 + (2) 8枚
1,200株以上：(1) 3万円相当 + (2) 10枚
2,000株以上：(1) 3万6,000円相当 + (2) 10枚
4.「ゲンキーホールディングス」から基礎化粧品
「Genky DrugStores (9267)」から株主優待品をいただきました。
「Genky DrugStores」は、福井県を地盤に中部地方でドラッグストア「ゲンキー」を展開する企業です。
筆者がいただいたのは自社ブランドの美容液と保湿クリームのセットです。
従来は年2回、上記の基礎化粧品のほか、お米やカタログギフトなどから選んで株主優待品を頂けましたが、2020年8月に株主優待制度が変更されました。
その内容は、
されます。
その金額については、100株保有の場合に商品券では2,000円・クオカードでは1,000円と、従前でいただける商品と比べて特に出店県外在住の株主にとっては改悪と言えるものでした。
ということで、筆者がこの優待品を頂けるのは残念ながらこれが最後です。
株式情報：Genky DrugStores (9267)
【株価】4,055円
【最低購入代金（100株）】
40万5,500円
【権利日】
6月20日・12月20日
【株主優待】
自社出店県内の株主：(1) ゲンキー商品券
自社出店県外の株主：(2) QUOカード
100株以上：(1) 2,000円 + (2) 1,000円
500株以上：(1) 3,000円 + (2) 2,000円
1,000株以上：(1) 5,000円 + (2) 3,000円
回復銘柄と下がった銘柄の明暗分かれる
気付けば日経平均株価はバブル期以来の高値をつけるほどに回復していますが、優待株については回復した銘柄、下がったままの銘柄と明暗が分かれている印象です。
新型コロナウイルスの流行第3波が危惧されていますが、株価は今後どう反応していくのでしょうか。
なお、株価その他の情報は今後変更される場合がありますので、投資をお考えの際にはご自身でご確認のうえでお願いいたします。（執筆者：取得優待は120以上 吉井 裕子）
