私はもともと整理整頓が苦手で、同じものを2つ購入してしまったり、探し物に何分も時間をかけたりすることがありました。
自分の持っているものや必要な量を把握できていないと、買いすぎたり必要ないものまで購入したりして家計を圧迫することがあります。
整理整頓ができるている家庭は節約もできている場合が多いと感じ、整理整頓を意識して生活するようしたら、無駄遣いがぐっと減りました。
この記事では、筆者が実践して無駄遣い防止に役立ったと感じた整理整頓の3つのポイントを紹介します。
目次
整理整頓の3つのポイント
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ポイント1. ストックの場所を決める
ティッシュや洗剤などのストックの保管場所が決まっていないと、使いたい時に在庫がなかったり、在庫があるのに同じものを購入してしまいます。
保管場所を決めて「1つなくなったら1つ買い足す」ことで、余分に在庫をなくします。
特に、賞味期限のある食品を扱う冷蔵庫の整理整頓をすることで、食品ロスによる無駄遣いを防げます。
冷蔵庫の整理整頓方法
(1) 冷蔵庫の中のものを出して、賞味期限が切れているものや食べる予定のないものを破棄します。
(2) 飲み物・調味料・作り置き・朝食セットなどのだいたいの場所を決めます。
(3) 冷蔵庫の中の食材がなくなりそうになったら、食材を買い足します。
わが家では1週間のレシピを決めてまとめて食材を購入して、冷蔵庫の中が空になってから次の買い物に行くようにしています。
ポイント2. お金と最低限のカード以外は財布に入れない
レシートや普段使わないポイントカードなどでぱんぱんになった財布では、お金の流れが見えにくくなってしまいます。
財布を整理整頓して残高を意識しながら生活をすることで使い過ぎを防げます。
わが家では
ようにしています。
生活費を週ごとに分けることで「今週はあといくら使えるのか」を意識できるので、給料日前に生活費が足りなくなることがなくなりました。
また、月の予算を5週で割ることで5週目が少し余るので、赤字になってしまった週があっても補填できるという安心感があります。
ちなみに、財布の中の小銭が溜まってしまうと残高が把握しにくくなるので、その日の気分で貯金箱に移すようにしています。

ポイント3. 荷物置き場とレシート保管場所・貯金箱をセットにする
帰宅後の荷物置き場が決まっていないと、適当に鞄を置いて鞄の中身も次の日までそのままになってしまう場合があります。
鞄から財布を出す習慣がないと、レシートがたまってしまい予算の残高を正確に把握できなくなります。
わが家では荷物置き場の近くにレシート保管ファイルと貯金箱を置いています。
帰ってきたら
ので、その日のうちに財布をリセットできて家計管理がしやすくなりました。
持っているものを把握できれば無駄がなくなる
もともと片付けが苦手な私は「整理整頓=面倒くさい」というイメージを持っておりました。
大量の収納グッズを買い込んで使いこなせなかったり、細かく場所を仕切りすぎて元に戻すのが負担になるなど、いろいろと失敗をしました。
試行錯誤して見つけた整理整頓のコツは次の2つです。
・ 家に持ち帰ったものはすぐにリセットする
自分が把握できる以上に物を持ってしまうと、管理しきれずに探し物に時間をかけたり同じものを買ってしまいます。
家に物が増えるタイミングは帰宅時なので、
と整頓された状態を維持できます。
このルールを意識するようになってから、買ったものを片付けるのが面倒なので、一気にたくさんのものを買い込む癖がなくなりました。
量を減らして定位置を決めることから始める
片付けが苦手だという人は、まずはいま家にあるものの量を減らしてそれぞれの定位置を決めることから始めてみてください。
持っているものを把握できれば、適正量が分かってくるのでだんだんと無駄がなくなっていきます。(執筆者:川井 奈央)