※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事【30名に1000円分のQUOカードプレゼント】マネーの達人LINEアカウントを登録して1,2分のアンケートに答えるだけ!

【電気代】エアコンの「暖房」は冷房よりも高くなる 暖房代の節約術7つ紹介

ライフ 貯金
【電気代】エアコンの「暖房」は冷房よりも高くなる 暖房代の節約術7つ紹介

いよいよ今年も寒さ厳しい冬の季節が到来しようとしています。

朝晩冷え込む日も多くなり、エアコン暖房を使い始めている家庭も多くなってきているのではないでしょうか。

しかし、自宅で過ごす時間が長くなると、どうしても気になってしまうのが電気代です。

実は、エアコンの暖房機能は冷房よりも電気代が高いと言われています。

そこで、今回は今年の冬を快適に、そして賢く乗り切るため、エアコン代の節約術についてご紹介します。

本格的な冬が来る前にしっかりチェックしておきましょう。

エアコン代「節約術」

エアコンの暖房は冷房よりも電気代が高くなりやすいのはなぜ?

冒頭でも紹介したように、エアコンの暖房モードは冷房と比較して高くなりやすい傾向にあります。

その理由の1つとして挙げられるのが、屋外と室内の温度差の違いです。

エアコンは設定温度に合わせるまでが最も消費電力を必要とします。

例えば、エアコンの設定温度を夏と冬ともに25度に合わせたと仮定しましょう

夏場は気温が高いとき40度前後に達する日もあります。

そのときにエアコンの設定温度が25度だったとすると、屋外と室内の温度差は約15度です。

一方、冬の場合で氷点下0度の日でエアコンの設定温度が25度であれば、屋外と室内の温度差は25度となります。

このように、夏と冬を比較すると一般的に冬場のほうが外気温との差が大きくなりやすいため消費電力を多く要し、結果電気代もかさみます。

エアコン暖房の設定は20度が適正温度

みなさんはエアコン暖房を使用する際、何度に設定していますか。

その日の外気温や住んでいる環境、個人の好みなどによっても適正温度の感じ方には差があると考えられますが、環境省では適正温度として室温目安を20度にするよう推奨しています

設定温度を低くすると外気温との差も小さくなるため、節約にも効果的です。

同じく環境省によると、暖房時の設定温度を1度低くすれば消費電力は約10%も抑えられるそうです。

参照:環境省

またさらには、発生するCO2も削減できるため、地球温暖化の防止にもつながると言われています。

まずは節約とエコをかなえる1歩として、服をもう1枚プラスする、あたたかい食べ物を食べて身体をあたためる等工夫をして、設定温度を下げてみることから実践してみましょう。

明日から実践 エアコン暖房の節約術7つ

エアコン暖房の節約術は、温度を下げる方法以外にもたくさんあります

ここではエアコン暖房の電気代を節約するため、7つの節約術を紹介します。

どれも気軽にできる節約術ばかりなので、ぜひ明日より実践してみましょう。

【節約術1】自動運転モードを活用する

自動モードがおすすめ

エアコンの種類にもよりますが、一般的には「弱・中・強・自動運転」から運転モードを選択できるものが多いでしょう。

節電に効果的な運転モードば一見「弱モード」と思わますが、省エネに適しているのは、「自動運転モード」です。

エアコン暖房は設定温度に達するまでが最も消費電力を要するので、弱モードで運転をすると、設定温度に達するまで長い時間かかってしまい電気代もかさんでしまいます

自動運転モードは、設定温度まで一気に調整してくれるうえ、設定温度に達した後は微風に切り替えて運転を続けるので、弱モードより消費電力を抑えられます。

【節約術2】こまめな電源オン・オフはNG!

節電にはこまめに電源をオフするほうがよいと考えている人も少なくありませんが、エアコンには適しません

エアコンは設定温度に達するまでに最も電気代がかかってしまうため、こまめにオフして室内温度が下がってしまうとまた消費電力も多く要するようになってしまいます。

そのため、1時間未満のちょっとした短時間の外出であればあえてオフしないというのも方法です。

【節約術3】風向きはなるべく下向きにする

性質上、あたたかい空気は上部に滞留しやすく、冷たい空気は下部に滞留しやすいという特徴があります。

そのため、エアコン暖房を稼働させる際は、風向きをなるべく下に向けるようにしましょう。

扇風機やサーキュレーターを上向きにして稼働させれば、あたたかい空気を下まで循環できるのでさらに効率よく部屋の温度を上げられます。

近頃は、サーキュレーターも安価なタイプのものがたくさん販売されています。

ぜひ今年の冬に向けて導入を検討してみてはいかがでしょうか。

【節約術4】断熱カーテンや厚手のカーテンを使用する

外気温が低いと冷気が窓から室内に伝わってしまうほか、せっかくあたためた室内の空気も外に逃げてしまう場合があります。

そうなってしまうと、部屋は十分にあたたまりません。

そこでおすすめなのが、断熱カーテンや厚手生地のカーテンに付け替える方法です。

断熱カーテンであれば、冬だけでなく夏の熱気も遮断できるため、季節関係なく1年中活用するでしょう。

また窓に貼り付けるタイプの断熱シートであれば、100均でも入手できます。

リーズナブルなため、シーズンごとに張り替えるという人も多いようです。

【節約術5】フィルター掃除をさぼらない

掃除をすること

節約のためには、エアコンのフィルター掃除も大切です。

フィルターに汚れが蓄積していると、エアコンの性能がダウンしてしまって余計な電力を必要としてしまう場合もあります。

そのほか、蓄積した汚れを放置したまま使用し続けるとエアコンの寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

掃除の目安は2週間に1回程度がベストです。

環境省によれば、こまめに掃除すれば約6%の消費電力削減につながるとしています。

【節約術6】室外機のまわりは何も置かない

室外機の吹出口付近に物を置いてしまうと、暖房の効率がダウンしてしまいます。

まずは室外機付近に物を置かないように注意しましょう。

雪が降りやすい地域によっては、積雪によって吹出口を塞いでしまったり、室外機内に雪が吸い込まれてしまったりするケースもあり、暖房の効率が落ちてしまうので積雪にも注意してください。

【節約術7】加湿器を併用する

エアコンを使用すると部屋が乾燥しやすくなるため、加湿器を使用している人も多いかと思いますが、実は加湿器の併用は節電にもおすすめです。

湿度を上げると人間は汗の蒸発を抑えられるため、あたたかく感じられると言われています。

例えば、湿度を20%挙げた場合では、体感温度は1度ほど上昇するのだそうです。

エアコン暖房の稼働時には、ぜひ湿度にも注目してみるようにしましょう。

暖冬と言われていますが、コロナの影響もあり、自宅で過ごす時間も増えてくるかもしれません。

ここで紹介したエアコン暖房の節約術はどれも気軽に実践できるので、賢く活用して寒い冬のおうち時間を快適にすごしてください。(執筆者:元銀行員 吉村 みき子)

《吉村 みき子》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

吉村 みき子

吉村 みき子

銀行の営業職経て、出産を機に専業主婦へ。その後、ライターとして3年ほど企業に勤めたのち、現在育児の傍らフリーライターとして活動しています。これまで、金融系の記事をはじめ、ファッションや子育て、恋愛系など幅広いカテゴリの記事を執筆してきました。元銀行員として、主婦として、そしてこれまでの執筆経験を活かして、みなさんが「読んでよかった!」と思えるような有益な記事をお届けします。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集