おうち時間が増えた2020年ですが、寒さはこれからが本番、光熱費は夏より冬のほうが上がりやすい傾向があります。
洋服も夏より単価が高いものが多く、今後はクリスマスやお正月も控えていますから、冬は家計のやりくりが特に重要です。
そこで、寒い季節に活躍するダイソー商品をピックアップしてみました。
なお、価格は税抜金額を表示しています。

目次
ルームシューズ 300円
冬場は足元が冷えます。
立ち動くことがメインとなるキッチンや洗面所はもちろん、特に今年はリモートワークをする方も多いでしょう。
スリッパやソックスなどの保温効果の高い商品は暖房費節約に役立ちそうです。
ダイソーには100円から500円まで、さまざまな暖かアイテムが並んでいましたが、今回選んだのは300円のルームシューズです。

内側はボアでふあふあ暖かく、カーキや白、黒のキルティング加工したデザインがシンプルなうえ、23cm~24.5cmと26cm~27cmの2サイズ展開ですから、男女問わず履きやすそうです。
スリッパは日常的に使用しますから汚れが気になりますが、甲の部分はポリエステル製なので水拭きできるのもうれしいポイントです。
もっと安くて良品はないかと他の100均ショップでも探してみましたが、底が薄いものが多かったのに対して、このルームシューズはEVA樹脂でできているため、柔軟性と弾力性があります。
これから春までの約3か月、300円なら十分元がとれそうです。
毛玉とり 100円

以前から、存在は知っていました。
けれども例えば「家にある洋服ブラシや剃刀を使えば、わざわざ買う必要もないのでは」と思っていました。
ですが洋服ブラシでは思ったほどきれいにならず、剃刀は生地を切ってしまわないか気になります。
そこで今回その実力はいかほどか、モケモケで見苦しく履けなくなったソックスに試してみました。
画像は一足のソックスですが、「捨てるしかない」と思っていた上の画像のようだったものが、わずか数分で直径1㎝ほどの毛玉がとれ下のようになり、驚きました。

軽く生地にあててクルクル回すだけ、とっても簡単でテレビを見ながらでも作業できます。
ただ、肝心の刃の切れ味がどれだけ持つか気になるところではありますが、電池が別売りとはいえかかる費用は100円です。
数百円のソックス、数千円、数万円のセーターが生地を傷めることなく復活する可能性は高いですから、試してみる価値は十分にあると思います。
お鍋にポン 100円
体の中から暖める鍋料理は、簡単でありつつ、冷蔵庫にある具材を活用できる節約料理としても利用価値は大きいです。
最近ではいろいろな味の鍋の素が販売されていますが、ダイソーのおすすめは「マルちゃん」でおなじみ、東洋水産の「お鍋にポン」シリーズです。

公式ホームページでは希望小売価格130円の商品で、Amazonや楽天でも購入できますが、ダイソーでは100円です。
キューブ6個入りが3人前ですから、1人分では33円ほどになります。
「ちゃんこ鍋つゆ」「寄せ鍋つゆ」「鶏だし塩邉つゆ」「キムチ鍋つゆ」「鶏白湯鍋つゆ」「焼あごだし鍋つゆ」の6種類が販売されており、固形とはいえ包装を開けただけでもおいしそうな匂いがしました。
常備しておくと、お夜食にも使い勝手が良いでしょう。
3WAYひざかけ 300円

ひざかけは以前から100均でよく見かけましたが、この商品は300円ではあるものの「ひざかけ」「肩かけ」「ポンチョ」として3通りに利用できます。
ボタンとそれをとめるループがついたことで、動いてもずり落ちることがなくなり使いやすくなりました。
やや薄手ではありますが肌触りは心地よく、70cm × 100cmと比較的大判ですから、ポンチョにしても窮屈さは感じませんでした。
100均グッズで身も心も暖かく
今回ご紹介した4点は実際試してみると、以下のことからコスパ的にもお財布に優しい100均グッズだと感じました。
・ ルームシューズ → 汚れても拭けること、底がEVA樹脂なのでへたりにくいことから、春まで気持ちよく使えそう
・ 毛玉取り → 新しい服を買わなくても、手持ちのお気に入りの洋服をよみがえらせることが100円でできる
・ お鍋にぽん → 知名度の高い国内メーカー製造品、お鍋からシメまで3人分100円で6種の味が楽しめる
・ 3WAYひざかけ → 使用場所によって使い分けができる
店舗によっては在庫に違いがあるようですが、ぜひ1度店舗をのぞいてみてください。(執筆者:吉田 りょう)