節約をするなら、不用品は売却してお金にするのは基本です。
その方法としてフリマアプリが挙げられますが、最初にリリースされたこともありメルカリが1番出品数が多いです。
しかし、最近はPayPayフリマもかなり優秀だと感じています。
出品者の立場から両アプリを比較しました。
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目次
販売手数料は両方とも10%で同一
これはメルカリ、PayPayフリマともに10%です。
配送方法と料金の安さは通常ならメルカリに軍配
ここに差が出ました。
まず、PayPayフリマは「匿名配送」しか取り扱いがなく、定型郵便など匿名にならない配送手段は使えません。
メルカリでは定型郵便として84円で送れるものでも、PayPayフリマだとネコポスで170円の送料をかけて送らなくてはいけません。
じつに倍以上の差が出てしまうので、販売価格が1,000円未満程度の安いものはメルカリで売るのがおすすめです。
またメルカリは「たのメル便」を利用すれば、大型の荷物でも荷物の3辺の合計が450サイズまでなら送ることは可能です。
高級家具などを手放したい時に向いていそうです。
一方PayPayフリマでは、最大でもゆうパックの170サイズまでです。
大型の荷物を送る際もメルカリに軍配が上がりました。
【1/18迄】PayPayフリマのキャンペーンで送料実質0円
では、メルカリの完全勝利かというとそうでもありません。
PayPayフリマは毎週末に「週末はとりまフリマ」キャンペーンで購入時に使える100円オフクーポンを配布しており、1,000円未満の商品はこの時によく売れているようです。
私も週末にちょっとしたものを買いたい時はPayPayフリマを利用することがほとんどです。
また、現在PayPayフリマでは「ネコポス送料をPayPayフリマが実質全額負担します!」というキャンペーンを行っています。
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ネコポスの送料170円や、さらにヤフネコ!パックでも200円相当がPayPayボーナスライトで戻ってきます。
これで「送料が高い」というPayPayフリマのデメリットはなくなります。
キャンペーンは2021年1月18日(月)23:59までです。
まだPayPayフリマを利用したことがない方も、デビューにはうってつけの時期です。
ちなみに「ヤフオク!」も利用している方は、合算ではなく両方で3,000円分ずつ、計6,000円分までキャンペーンが適応されます。
値引き交渉について
私はメルカリを使い始めてからもう5年以上経ちますが、メルカリでは
という印象です。
出品している数が多いときには、コメント欄を通じて価格交渉に1件1件対応するのが難しいと感じることもあります。
PayPayフリマでは、値引き交渉を「価格の相談」ボタンをワンタップで行える仕組みで、最大でも2割引きまでしか値下げ交渉ができません。
また「値引き交渉成立 = 購入確定」ではなく、値引き交渉中も相談前の価格で販売を継続します。
そのため、値引きに応じた場合でも、値引き依頼者が買う前なら他の人が元の価格で買うことも可能です。
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両アプリのメリットを考えながら使い分けを
これまでは定形郵便で送れるものはメルカリ、そうでないものは片方に出品して売れなければもう一方に出品し直すという方法で販売してきましたが、今回のキャンペーンで小さなものでもPayPayフリマを使えそうです。
うまく両アプリのメリットを考えながら使い分けするのが1番良いと感じました。(執筆者:上坂 亮子)