節約をするなら、家計の見直しは大切です。
オンラインの家計診断をしてプロの声を聞いてみるのが1番なので、無料で相談できないか探していました。
松井証券の「松井FP~将来シミュレーター~」は、家計診断やライフプラン表作成がオンラインででき、結果が「すぐに」「無料で」出ることを発見しました。
プロのファイナンシャルプランナーに相談する内容に近い結果が出て、我が家の場合は食費が赤字なこともわかりました。
松井証券「松井FP~将来シミュレーター~」の使い方を診断結果とともに紹介します。
目次
松井証券の「家計診断」
松井証券では、松井FP~将来シミュレーター~「家計診断」というサイトがあります。

標準設定は「年収500万円」で、平均の支出をクリックしました。
年収500万円の平均の支出は、食料6万9,107円、住居1万7,716円、光熱・水道2万2,811円…と出てきます。
家計診断は、年収を入力して年収に応じた平均値を出せます。
我が家の支出金額をわかる範囲で入力し、500万円の年収家計と比較しました。
「家計診断へ」をクリックします。

診断コメントが表示されました。
・ 光熱・水道費は平均よりも高い
・ 教育費は平均よりも高い
年収300万円家庭では食費5万6,290円
年収400万円家庭では食費6万4,155円
年収700万円家庭では食費7万6,687円
平均値より高いのか低いのか顔のマークでわかります。
子供2人、4人家族の子育て世帯としては、教育費が「あくまでも平均値」で、年収500万円の教育費平均が8,524円なのは安いように思いました。
そのあたりは、非子育て世代も含めた金額として参考までにとらえています。
無料でライフプランシミュレーション

松井証券「松井FP~将来シミュレーター~」は、無料でライフプランシミュレーションができるツールで、WEB上で完結に結果を見られます。
松井証券YouTubeチャンネルで、マヂカルラブリ―が使っているのを見て私もやってみることにしました。
マヂカルラブリ―の2人は「老後貧乏」の結果が出ていました。
松井FPは個人情報を入力するだけで結果がわかる

松井FPの診断結果を見るために、自分や家族情報を入力します。
性別、年齢、結婚(既婚・未婚)、結婚した年、配偶者の年齢、子供の人数、年齢といった基本的な情報から、年収や貯蓄額も入力します。
賃貸・持家、住宅ローンの返済金額、保険料、生活費入力もあります。
月々の生活費や保険料などを入力する項目もありますが、細かい金額がわからない部分は概算で入力しました。
松井証券の「松井FP~将来シミュレーター~」を使い、15分ほどでできた「タイムライン」です。

※個人情報の部分は黒く塗りつぶしてあります。学費、住宅リフォーム費用は平均金額を入力。
ファイナンシャルプランナーに相談すると作成してもらえる「ライフプラン表」の簡易版が、「無料で」「短時間で」できました。
診断結果から、
・ 20年ごとのリフォームで720万円がかかる
・ 子供を育てるにあたり平均でも1090.6万円程度が必要
・ 自動車の買い替えは10年ごとでもかなりの金額がかかる
・ 旅行費用、国内は半年に1回、海外は3年に1回でも支出は1530万円もする
など、人生でどのタイミングで、いくらお金がかかるのかがわかりました。
幸い、85歳時点の総収支バランスの診断結果は、「余裕があります」でした。

この診断結果が「〇万円不足しています!」になるケースもあります。
老後は80%の生活費で計算しましたが、30代、40代の生活水準のまま老後に突入すると「85歳時点の総収支バランス」では老後貧乏になるケースもあります。
家計診断・ライフプラン表をおすすめする人
節約する上で、家計診断は定期的にした方がいいと言われています。
・ コロナ禍でお給料が減った人
・ 1か月の収支がよくわからない人
・ これからかかるお金を知りたい人
・ 老後の生活が不安な人
コロナ禍でお給料が減った場合は、年収を入力して「現時点での年収」の食費などで生活できるかを検討しないといけません。
保険料や通信費の見直しにも家計診断は役立ちます。
ライフプラン表を作成することで意外な出費にも気づけ、教育費は詳細設定で私立に行くといくらかかるかの試算もできました。
老後の「2,000万円問題」もありますが、2000万円の貯蓄のほか、私の場合は
と感じました。
家計見直しで、安定した将来をめざす
松井証券では、オンライン上で、家計診断が0円ででき、店舗窓口に行かなくても結果がわかります。
私自身、光熱費や食費が平均値よりもかかっていること、予想外のリフォーム費があることなど「気づき」もありました。
子供の進学で支出の見直しをしたい人、収入が減ってライフプラン表を作りたい人など、2021年の家計を見直ししたい人におすすめです。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない谷口 久美子)