仕事が忙しかった日や家族で出掛けた日など、
と夕飯づくりを面倒に思うことはありませんか。
そんなときにコンビニや外食に頼ってしまうと、食費がかさむ原因になってしまいます。
疲れているときにも温めるだけで食べられる保存食を用意しておけば、外食は減ります。
筆者は週末に何品もおかずを用意しておく「つくりおき」に挑戦したことがありますが、結局面倒になってやめてしまいました。
この記事では、コンビニや外食に頼らなくてもよくなるズボラ保存食をご紹介します。
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目次
3点セットがあれば立派な食事になる
日本の定食と言えば、ご飯・汁物・おかずの3点セットが基本です。
定食を用意するのは大変だというイメージがあるかもしれませんが、冷凍ご飯と冷凍スープ、長期保管ができる缶詰やレトルトを常備しておけば、疲れた日は温めれば立派な定食が完成します。
【わが家で常備している保存食】
・ 冷凍ご飯
・ 冷凍スープ2種類
・ 味噌玉
・ 缶詰
・ レトルト惣菜
これ以外にも温野菜を常備しておけば、ドレッシングをかけて温野菜サラダにしたり、味噌玉と一緒にお湯に溶けば具沢山の味噌汁を作れます。
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惰性の外食をやめたら1か月1万5,000円の節約
外食をすると1人1,000~3,000円ほどかかります。
わが家は3人家族なので、1回の外食に3,000~9,000円ほどかかっています。
それに比べて、冷凍ご飯・冷凍スープ・おかず1品だと1食約236円になり、サラダを付けても300円ほどに抑えられます。
・ ご飯:26円
・ スープ:15円
・ レトルト惣菜:198円
・ サラダ(レタス・トマト・きゅうり):70円
保存食を常備するようになってからは、なんとなく外食することや疲れているからと言ってコンビニでご飯を買うことがなくなりました。
簡単なおかずにスープを付けたり、缶詰やレトルトのアレンジをすれば満足感もあるので、普段の夕食づくりも楽になりました。
今では外食するのは、月にランチ2回と夕食1回と決めています。
外食の回数を決めたことで、なんとなく外食にしてしまったときの罪悪感がなくなりました。
なんとなくの惰性で外食をしていた時と比べて、1か月で1万~1万5,000円ほど節約できています。
缶詰やレトルトを「普段使い」
わが家は1週間の献立を決めて買い物をしているので、缶詰やレトルト食品を買っても古くなってしまうことがありました。
節約のために購入しても使わなければ無駄になってしまうので、献立の中に缶詰やレトルト食品のアレンジレシピをいれるようにしています。
缶詰やレトルト食品はもともと味付けがされているので、のせるだけ、混ぜるだけでも1品が完成します。
焼き鳥缶詰で「アレンジ親子丼」レシピ
わが家で人気のメニューは焼き鳥の缶詰を使った親子丼です。
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材料
・ 焼き鳥缶詰:1缶
・ 卵:1個
・ 水:50ml
・ 醤油:小さじ1弱
・ 砂糖:小さじ1/2
作り方
(1) 卵以外の材料を鍋に入れ温める。
(2) 溶き卵を入れて、半熟の状態で火を止める。
(3) ご飯の上にのせて、ねぎや三つ葉を乗せたら完成。
ご飯は保温よりも電子レンジで解凍
分量や機種にもよりますが、1回の炊飯でかかる光熱費は約4円だと言われています。
実は保温にも同じくらいの光熱費がかかっていて、10時間保温で約4円かかります。
毎日炊飯して10時間の保温をすると、1週間で28円かかっていることになります。
電子レンジの光熱費は冷凍ご飯から温めても、1回で約0.5円だと言われています。
1日3食に電子レンジを使っても1.5円なので、1週間まとめてご飯を炊いて冷凍しておけば約14.5円で済みます。
(炊飯4円 + 0.5円 × 3食 × 7日 = 14.5円)
まとめ炊きをすることで光熱費を約半分に抑えられます。
疲れた時は外食に頼ってしまう人や、つくりおきに挑戦したけど続かなかったという人は、ぜひ試してみてください。(執筆者:川井 奈央)