在宅時間が長くなり、急激に台頭してきたのがフードデリバリー。
代表格のUber Eatsに続きDiDi Food、出前館、food pandaなどをCMでもよく見かけるようになってきました。
街中で見かけて気になってはいたものの、
「お金がかかりそう」
「どのくらいの時間で到着するの?」
など、分からないので結局は注文しなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、いま話題のUber EatsとDiDi Foodを実際に使ってみた筆者が、クーポンの種類や配達料などこれから利用する方が気になる点を紹介します。
目次
Uber Eats
フードデリバリーのリーディングカンパニーであるUber Eats(ウーバーイーツ)は、ちょっとした流行にもなっているデリバリーサービスです。
2016年に日本に参入し、タクシー配車プラットフォームであるUberの業態を活かして注文からお届けまでを素早くマッチングしています。
使いやすいユーザーインターフェース
タクシー配車サービスのUber同様に、スマホアプリやパソコンからでも注文画面にアクセスできて、操作しやすいのが特徴です。

料金体系
料金は、
・ 商品代金
・ 配送手数料
・ チップ
・ クーポン割引
の合計になっていて、注文確定前に到着時間も確認できます。

配達される前にチップの額を決めなければならないのが、個人的には少々面倒です。
「プロモーション」というのが割引クーポンのことです。今回は「初回注文1,500円クーポン」を使ってみました。

料金に5%のチップをプラスして、1,360円のお寿司を644円で注文できました。
なお、料金は店頭よりも割高になる店舗がほとんどで、10~30%ほど上がっています。クーポンを利用すると店頭よりも安く注文できるので、必ず活用しましょう。
状況をリアルタイムで確認できる
注文が確定すると、進捗状況をリアルタイムで確認できます。

これを見ているのが、なかなか楽しいのです。かなり正確に到着時間を確認できるのが良いところです。
クーポンが豊富

Uber Eatsにはキャンペーンやクーポンがとにかく多く、初回0円で注文できることもあります。
(1) 初回限定クーポン:1,000円~2,000円
初回の注文時に使用できるクーポンです。
会員登録時に付与されてすぐに使用できるので、Uber Eatsを試しに頼んでみたいと思っている人には嬉しい特典です。
(2) 特別クーポン:1,000円~2,000円
不定期に配布されるクーポンで、対象者のアカウントに通知されます。
筆者は会員登録してからしばらく放置していたので、今まで多くのクーポンを無駄にしていました。1か月~2か月に1、2枚の配布があるようです。

(3) 紹介クーポン:1,200円
紹介コードをシェアすれば、初回注文をした際に紹介者に1,200円、被紹介者に1,500円のクーポンが付与されます。
(4) 配送料無料キャンペーン

2月3日までの期間限定で、配達手数料が0円になるキャンペーンを実施中です。通常の配送料は0円~500円ですが、こちらが無料になります。
その他、LINE Payやauスマートパスプレミアムとコラボしたキャンペーンなど不定期に開催しています。
DiDi Food
DiDiもタクシー配車アプリですが、Uberのあとを追いかけてフードデリバリー界に進出しました。
現在エリア拡大中で大阪をはじめ2021年1月からは福岡に進出です。

Uber Eatsと違ってスマホアプリのみの対応です。
料金体系やユーザーインターフェースはUber Eatsとほとんど同じですが、進捗状況の分かる画面はUber Eatsよりも若干精度が低く、配達員の進路がなめらかではありませんでした。

配達員が家の近くまで来ているはずなのに、なかなか動いてくれません。しかし、到着時間には影響はないので特に問題はないですね。
配達員へのチップ制度はないので、商品代金と配達料のみのシンプルな料金体系です。

今回は、初回1,500円クーポンを利用したので、特上寿司1,540円を390円で注文できました。
DiDi Foodもクーポンが豊富

DiDi FoodもUber Eats同様に不定期にクーポンを発行していますよ。
(1) 初回限定クーポン:1,000円~2,000円
文字通り、初回限定の割引クーポンです。
(2) 地域限定クーポン:1,000円~
出店や拡大のタイミングで出されるエリア限定クーポンです。現在は、大阪と福岡でクーポンやキャンペーンを実施中です。
(3) 紹介クーポン:1,000円~
紹介人数によって金額の異なるクーポンです。1人紹介で1,000円、2人目紹介時に700円のボーナスが加算され、6人目を紹介すると1,070円が加算されます。
その他不定期でキャンペーンを実施していますが、DiDiはUberと違って地域を限定した企画が多く、全国規模のものはまだまだ少ないのが残念です。
Uber EatsとDiDi Food どちらがおすすめか
Uber EatsとDiDi Foodを次の基準で比べてみました。
・ 対象店舗
・ 配達料金
・ 配達速度
あくまでも筆者のエリアで比べてみた結果です。
対象店舗数
DiDi Food:大阪、福岡 約2,500店
対象エリアと店舗数は圧倒的にUberのほうが多く、DiDiはまだまだ追いついていません。
対象エリア情報はSNSや公式ホームページでその都度発表があるのでチェックしておくとよいですね。
新エリアが決まった際にはキャンペーンが実施されるはずなのでチャンスを逃さないようにしておきましょう。
配達料金
DiDi Food:0円~550円
配達料は店舗との距離や混雑具合などに基いて算出されますが、現在はどちらも配達料無料キャンペーンを実施しているので0円で届けてもらえる店舗が多数あります。
注意すべきは、Uberだけにある「サービス料」と「少額注文における手数料」です。
注文金額の10%がサービス料として加算され、700円未満の注文の場合には150円が手数料として請求される仕組みです。
同じ店舗、同時間の注文画面をご覧ください。左側のUberには少額配達手数料とサービス料が加算されています。
このように同じ店舗でも配達料に差があることもあるのです。

配達速度
こちらはほとんど一緒です。注文~配達までは20~30分を目安にすると良いことでしょう。
実際に頼んでみた結果、1~2分の差はありましたがほぼ同じでした。自転車のスピードはかなり速く、筆者が10分近くかかる道のりを約4分で走ってこられましたよ。
注文時に確定させた住所に間違いがあったり、部屋番号の記入漏れがあると遅延トラブルになってしまうので、初めての注文の際には注意しましょう。
配達員とチャットで連絡が取れるので、あまりにも遅い場合やマップを確認して違うところに向かっている様子が分かった際には連絡を取ることもできます。
少し前に話題になった「商品がぐちゃぐちゃだった」などの品質面はどちらも全く問題なしでした。
個人差や時間帯、汁ものなのか否かなどいろいろな要因によって変わってくるので一概には言えませんが、これまでの配達で中身がぐちゃぐっちゃだったことは一度もありません。
いま利用しやすいのはUber Eats
現在、DiDi Foodの対象エリアは大阪と福岡であるため、当該エリアであればUber Eatsと差異はなくキャンペーンを利用して気軽に利用できますが、全国エリアにはまだ行き届いていません。
どちらも初回無料クーポンが配布されているので、配達料無料キャンペーンなどを併用してお得にトライしてみましょう。
クーポンの期限切れにはくれぐれもお気をつけください。(執筆者:松山 涼子)