新型コロナウイルスの影響で映画館に行きづらい日が続いています。
また、映画館には行けても飲食禁止のところが多く、自ら感染対策として飲食しないようにしている方も増えているのではないでしょうか。
そこで、今回はおうちでポップコーンを手作りする方法や予算、アレンジなどを紹介します。
熱々のポップコーンがあれば、おうち映画でも映画館気分を味わえるのでチャレンジしてみてください。

目次
ポップコーン作りに専用の道具は必要なし
映画館ではポップコーンメーカーで作られていますが、実はご家庭にある道具だけでも十分に事足りるのです。
要はポップコーンの豆を炒って弾けさせればよいのですから、蓋つきの鍋(深めのフライパンでも可)があればOKです。
弾け具合が見えて加熱をやめるタイミングが分かりやすい透明のガラス蓋があれば理想的です。
ポップコーンメーカーはどんなにシンプルなものでも2,000円ほどしますし、場所も結構とりますので、まずはおうちにあるものでチャレンジしてみるのがおすすめです。
ポップコーンの素はどこで買えるのか
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ポップコーンのもとは、ネットショップはもちろん、スーパーやドラッグストアなどの小売店でも購入できます。
お菓子コーナーではなく乾物コーナーなどに置いてあることが多いようです。
私は近所のドラッグストアで150g入りの小袋を購入しましたが、価格は税込98円でした。
調べてみるとダイソーなどの100円ショップにも同じものが売られているようです。
150gのパッケージを見ると本当に小さいので最初は「大丈夫かな?」と思うかもしれませんが、ポップコーンができあがると30倍に膨らむのでこれだけあれば十分です。
鍋いっぱいのポップコーン3回分で100円前後なので、おやつとしてもかなりコスパが良いと言えます。
ネット販売のほうがグラムあたりの単価が安いこともありますが、送料無料のものを探すと大抵は大容量なので、最初は小売店で小さいパックを購入してみるのがよいかもしれません。
ポップコーンの作り方&アレンジ
作り方はパッケージに記載されていますが、簡単に書くと次のような工程です。
(1) ポップコーンの素50gと油大さじ2~3杯を鍋に入れて火をつける(中火)
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(2) 鍋を細かくゆすりながら、ポップコーンの素がすべて弾けるまで熱する(弱火)
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(3) 味付けをする
ポップコーンは弾けると焦げやすいので、弾け始めたら火を弱めて鍋をしっかりとゆすってください。思った以上に膨らむので大きめの鍋を使いましょう。
味付けは塩だけでも十分においしいのですが、鍋いっぱいの量ができますので
・ コンソメ(コンソメ顆粒)
・ カレー(塩 + カレー粉)
・ バター(できあがったポップコーンにバター1片 + 塩)
・ チョコ(ココアパウダー + 砂糖、もしくは調整ココア)
など、おうちにある調味料でアレンジしてみると、最後までおいしく食べきれます。
盛り付けにひと工夫で映画館の雰囲気を演出
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より映画館の雰囲気に近づけるために大事なのが盛り付けです。
映画館の限定パックや、テーマパークで購入したポップコーンの器をとってあれば、この機会に使ってみてください。
お皿で出す日常感が消えることで、気分を盛り上げてくれます。
特にそのようなものがない場合には、100円ショップの紙コップや紙袋などでもOKです。
わが家では子どもたちに1人1個ずつ紙コップを配って、いろいろな味のポップコーンを混ぜて出しています。
映画館のように部屋を暗くして食べると、コップに手を入れるたびに「次は何味かな?」と楽しくなるらしく、子どもたちには大好評でした。
最近は動画配信サービスも充実しているので映画を家で手軽に見られます。
コロナ禍を逆手にとって、できたてポップコーンを片手におうち映画館を楽しんでみてはいかがでしょうか。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)