次々と新商品を打ち出すダイソーからまたもや、目を引く新たな商品が発売されました。
「エコ」や「デジタル化」が注目される現代に見合った「電子メモパッド」です。
550円とダイソーのなかでは高額商品ですが、本当にお得なのか、主婦の視線で検証します。
なお、価格は2021年1月31日現在の税込を表示しています。

目次
ダイソーの電子メモパッドとは
サイズがW146×H227mmと8.5インチの大きさで厚さ5mmとかなり薄く、重さは114gしかありません。
単二電池1個で約66gなので、電池2個分より軽いというとイメージしやすいでしょうか。
これなら子どもでもお年寄りでも、扱いやすそうです。
個人的な感想ではありますが、「筆圧により文字の濃淡が変化します」とパッケージに表示されています。
しかし見ずらくなることはなく書き心地は悪くありません。
ちょっと意地悪をして画面のキワまで使えるか線をひいてみましたが、画面いっぱいまで変わらぬ濃さでしっかり表示されました。

操作性は
発売品には予め電池がついていますからすぐ使えるのは、とてもうれしいです。
付属のペンで書く → 上部にある削除ボタンで消す → 書く
の繰り返しで約5万回使用できます。

右の上部にあるカバーをドライバーで空ければ電池は交換できますから、長期間使うことができそうです。
デメリットは
ダイソーの電子メモパッドには、保存する機能はありません。
けれどもいったん書けば削除ボタンを押さない限り1日経ってもそのままでした。
裏面にあるロックスイッチをオンにしておくと削除ボタンを押しても消えません。
長期間保存するなら、スマホで画像をとるなど対策しましょう。
また、自立するためのスタンドもついていません。
ただ商品の左上部にはホールがあるので、ストラップをつけるなどして保管方法を工夫することはできます。

欲張るなら
使い勝手はとても簡単で好印象ですが、1点だけ残念なところがあります。
一部分だけ消すということが、できません。
部分的に削除できればもっと使いやすいとは思いますが、楽天で検索してみると、部分消しができる商品は1,180円が最安値でした。
本当に安いのか
Amazonと楽天で同等商品を調べてみました。


機能的には、専用ペンを付属した電池を交換して使用するタイプ、一括して削除し部分的に削除できないなど、どれも大差がないように思われます。
となると、送料がかからないダイソーで実際のサイズ感が実感できるものを購入するのが無難なようです。
使い方いろいろ
この商品を手に取ったとき、子どもたちがよく使っていたお絵描きボードを思い出しました。
それよりサイズは半分ほどとコンパクトで厚みもありませんから、バッグの中に入れてもかさばらないでしょう。
家族間の伝言ボードやTo doリスト、お買い物メモ、家計簿などの覚書にといろいろなシチュエーションで利用できます。
また、ご高齢の方や耳がご不自由な方との筆談ツールとしても、操作は簡単ですから使いやすそうです。
見つけたら早めの決断を
筆者が感じた1番のデメリットは、前述した通り、部分的に消すことができないということです。
確かにこれは改良をお願いしたい点ではあります。
価格的に十分の機能があり、使える範囲が広いことからも、550円だしても損はないと感じました。
地元店舗では、筆者購入時にはあと5個ほど在庫があったものが、4日後にはなくなっていました。
お早めにご検討ください。(執筆者:吉田 りょう)