支払い系電子マネーの1つである「nanaco」は、飲食店・ドラッグストア・ガソリンスタンドなど、ポイントが貯まるお店がたくさんあります。
また、メルマガクリックやキャンペーン参加でポイントがもらえるキャンペーンも魅力です。
今回は、nanacoポイントが貯まる「セブン&アイ ペットボトルリサイクルプロジェクト」について、利用方法と実際に利用してみた感想・注意点について解説します。

目次
内容とポイント付与率
「セブン&アイ ペットボトルリサイクルプロジェクト」は、ペットボトル自動回収機でかさばるペットボトルを減容して運搬効率を上げる(CO2の削減)とても環境に優しい取り組みです。
また、ペットボトル1本につき2RP(リサイクルポイント)が付与されます。
10RP(ペットボトル5本分)は、1nanacoポイントに交換可能です。
わが家では、500mlペットボトルが週に約10本、1か月で約40~50本たまります。
50本ペットボトル回収機に持ち込んだ場合、nanacoに5ポイント付与されます。
半年間続けて30ポイント、1年間で60ポイントの計算です。
自動回収機の設置場所
「セブン&アイ ペットボトルリサイクルプロジェクト」は、関東エリアを中心としたペットボトル自動回収機が設置されている「イトーヨーカドー」「ヨークベニマル」の店舗が対象です。
また、身近な回収場所として「セブン-イレブン」への自動回収機設置も進められています。
身近に対象店舗がある人ほど、手間なく続けることができそうです。
ペットボトル自動回収機の使い方
ペットボトル自動回収機の使い方は、とても簡単です。
とはいえ、筆者は初めて使うときは使い方に自信がなく不安でした。
ここでは、ペットボトルリサイクルの手順とnanacoポイント付与までの流れを簡単に説明します。
回収機の手順
1. 回収機にnanacoをタッチ
2. ペットボトルを回収機に入れ、最後に「終了ボタン」を押して終了
※事前にペットボトルのラベルとキャップを外して容器は軽く洗っておく
回収機によって、操作方法が多少異なります。
筆者が利用する「セブン-イレブン」に設置されている回収機では、1本ごとに投入口が閉まり、開いたらまた入れるという仕組みです。
nanacoポイント付与までの流れ

・ リサイクル作業が終了後、数日でポイント交換機端末やポイント獲得履歴に反映
・ 5本で1ポイント付与、5本に満たない場合は次回に繰り越される
・ センターお預かりポイントとして付与されるため、「残高確認」「現金でチャージ」によって受け取りが必要

感想と注意点
利用を始めて間もない筆者ですが、買い物やウォーキングのついでに数本ずつリサイクルに出しています。
実際にペットボトル自動回収機を使ってみて、エコとポイント付与で一石二鳥な取り組みだと感じました。
また、指定ごみ袋を購入している地域であれば、ごみ袋にかかる費用の節約にもつながります。
指定ごみ袋45リットル1枚38.62円(平均値)で計算すると、週1回 × 4週でごみ袋を4枚削減できた場合、154円の節約になります。
ただし、
「近くに対象店舗がない」
「指定ごみ袋制ではない」
という人には、メリットが少ない取り組みといえます。
手間のわりに付与されるポイントが少ないと感じるかもしれません。
ペットボトル自動回収機を使う場合は、以下の点に注意が必要です。
・ 「RP=nanacoポイント」ではない → 10RP(ペットボトル5本分)=1nanacoポイント
・ リサイクルできるのは「透明な2リットルまでのペットボトル」
・ ラベルとキャップは外してから入れる
コツコツ続けてエコと節約につなげよう
ペットボトル自動回収機で付与されるnanacoポイントが少ないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、本来の目的はペットボトルリサイクルによる環境保護と資源の再利用です。
それでも、コツコツ続ければ確実に節約につながります。
ごみ袋代の節約と合わせて取り組んでみてはいかがでしょうか。(執筆者:成田 ミキ)