食費を節約しようと考えると、安いスーパーに行ったり、かさ増し食材を使ったりといろいろと工夫しますよね。
ましてや最近は、おうちごはんの時間が増えて自炊の回数も増えて作るのも大変です。
このような時に考えてほしいのが、大根の葉や人参の皮など、普段は捨ててしまうところを捨てずに使うということです。
今回は、普段は捨ててしまう野菜の皮、葉、茎などだけでできる副菜レシピを紹介していきます。
目次
葉っぱ類
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大根やセロリ、カブなどの葉っぱはカルシウムやビタミンなどの栄養価が豊富で、味噌汁に入れたり、刻んでサラダに入れたり、煮たり炒めたりと、アレンジは豊富です。
カブの葉のかんたん常備菜
カブの葉を細かく刻んでごま油で炒めます。
醤油・酒・砂糖・だしの素を入れて水気がなくなるまで煮詰めたら完成の簡単レシピです。
大根の葉でも代用可能で、お好みで胡麻や鰹節、鷹の爪を入れても美味しく食べられます。
ご飯のお供やお酒のつまみには勿論のこと、おにぎりの具にしたり、パスタに和えたり、チャーハンに使ったりと、使い道も広く、いつもは捨ててしまう葉っぱと家にある調味料だけで作れるので追加の出費がなく、節約レシピにぴったりです。
皮類
人参や大根、サツマイモなどの皮も栄養価が豊富で、ポリフェノールや鉄分などさまざまな栄養が含まれています。
皮類は歯ごたえがあるので、厚めに剥いてきんぴらやかき揚げにするのがおすすめです。
人参の皮のきんぴら
人参の皮を千切りにしてごま油で炒め、火が通ったら醤油・みりん・砂糖を加えて水分がなくなるまで煮詰めたら完成です。お好みでゴマを振るとさらに美味しくいただけます。
大根やレンコンなど、他の野菜の皮との相性も抜群なので、他の野菜の皮で代用したり、組み合わせて作れるのもお得なポイントです。
普段は捨ててしまっていた皮のみを使って副菜が1品できてしまいます。
野菜の皮のかき揚げ
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人参・サツマイモ・大根の皮やブロッコリーの茎などと片栗粉をポリ袋にいれて混ぜ、ボウルに酒・マヨネーズ・小麦粉を入れて混ぜ合わせ、片栗粉をまぶした野菜を入れて混ぜ、油であげたら完成です。
使う野菜は何でもよく、捨てる部分も含めると量も多くなるので、うどんやソバなどを低予算でお得に豪華に見せられます。
芯
キャベツやブロッコリーの芯は固いので捨ててしまうという方もいると思います。しかしながら、煮ると柔らかくなるので味噌汁や煮込み料理にぴったりです。
コリコリとした食感を活かした料理もおすすめです。
ブロッコリーの芯ナムル
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ブロッコリーの茎を少し厚めに千切りして800Wで50秒レンチンします。出た水分は捨てて、鶏ガラスープの素とごま油を入れて混ぜ合わせたら完成です。
こちらも他の食材との相性がよいので、もやしや人参などのお手頃野菜と合わせてナムルにしても美味しいですよ。
もやしを使っても1食あたり30円程度とかなりお得です。副菜としてはもちろんのこと、お弁当やおつまみにもぴったりの1品です。
キャベツの芯のザーサイ風
芯を2~3mmの薄切りにして、600Wで2分レンチンします。
耐熱容器にごま油・砂糖・醤油・水を入れて混ぜ、レンジに1分半かけて、キャベツの芯を入れて10分ほどおいたら完成です。
普段は捨ててしまう部分と調味料のみなので1食あたり10円程度と高コスパです。
ほどよい固さが美味しくて、やみつきになるおつまみにぴったりの1品です。
普段は捨てているような部分を使って副菜や味噌汁を1食分作れるので、非常にお得で節約にはぴったりですよね。
本来は捨てていた部分だと考えると食費は調味料代だけのようなものです。
栄養価も高く、食材にあった調理をすればお得に美味しく食べられるものばかりです。お得に1食分を作ってみてください。(執筆者:平岡 陽華)