2020年を境にして、実店舗でのキャッシュレスが一気に普及しました。コロナ禍で、現金に触れることに抵抗が生じたこともあります。
それぞれの事情から現金主義だったチェーン店も多く存在しましたが、その多くも今やキャッシュレスを導入しています。
2021年現在の状況をオトク情報と併せて見ていきましょう。

店舗により、使えるキャッシュレス決済が異なりますので、ご了承ください。
目次
日高屋
ラーメン・中華の日高屋は2019年11月からキャッシュレスを導入しています。
電子マネー、QRコード決済が種類を問わずおおむねOKです。クレジットカードは使えないお店もあります。
日高屋では会計時に次回使えるクーポンを必ずもらえるのですが、そちらで大盛り無料などの特典があります。
このほかにYahoo!ポータル(アプリ)やLINEにもクーポンがあるので、食事前に確認しておくとよいことでしょう。
なか卯
すき家と同じゼンショーグループのなか卯は、券売機を導入していたこともあったためかキャッシュレス化が遅れました。
まずQRコード決済から始まったキャッシュレス化は、クレジットカード、電子マネーにも拡大されています。すべて券売機対応です。
なか卯では、メルマガ会員になると割引クーポンがもらえます。クーポンは券売機で使えます。
シャトレーゼ
街の洋菓子・和菓子店シャトレーゼでは、2020年まで路面店のほとんどでキャッシュオンリーでした。
2021年現在は、シャトレーゼの路面店でもクレジットカードを導入しています(一部店舗除く)。
電子マネーやQRコード決済は、原則として使えません。
ショッピングモール内の店舗では、モールで導入しているキャッシュレスが使える店舗も多くなっています。
シャトレーゼではポイントカード「Cashipo」(カシポ)を導入しています。税込100円ごとに1ポイント(1円相当)付与されるので、還元率1.0%です。
ポイント還元率1.0%のカードで決済してCashipoを提示すると合計で2.0%還元です。
サイゼリヤ
ショッピングモール内の一部店舗のみキャッシュレスOKだったサイゼリヤも、2020年に全店導入しています。
使えるアイテムは、クレジットカードと電子マネー(交通系)が中心です。これ以外も利用できる店舗もあります。
クーポン類は存在しません。
コモディイイダ

東京・埼玉を中心に90店舗近くを構えるスーパー「コモディイイダ」も、2020年まで決済の種類は現金と電子マネー「コジカ」のみでした。
CGCグループのスーパーが導入しているコジカは、チャージ方法は現金だけでプレミアも0.5%だけなので、キャッシュレス派にとって大きな魅力はありません。
現在ではクレジットカード、QRコード決済(PayPay、LINE Pay、楽天ペイ)が使えます。
店舗独自ポイントカード「コモカード」(還元率0.5%)があるものの、現金払いの際にしかポイントが付きません。
ポイント還元率1.0%以上のカードユーザーなら、作成に100円必要なコモカードは作らなくてもよいことでしょう。
キャン★ドゥ
薄利多売の100円ショップには、現金払いのイメージをまだ持っている人も多いことでしょう。
実際に、セリアのような現金派ショップも健在ですが、その一方でキャッシュレス導入店舗も増えてきました。
「ダイソー」が先んじていましたが、「キャン★ドゥ」でもキャッシュレス決済が可能です。
キャン★ドゥではQRコード決済のみ導入済です。PayPay、d払いほか、大手系はほぼOKです。
クレジットカード不可でも、QRコード決済ならクレジットカードをセットできるので非常に助かります。
おかしのまちおか
「おかしのまちおか」も、100円ショップと同様に薄利多売・現金払いのイメージです。
しかし現在は、ほぼ全店でPayPayを導入しています。結果的に、クレジットカード払いができるというわけです。
支払う側で、店舗のQRコードを読み取る方式です。
串カツ田中
いち早く店舗禁煙にして、ファミリー層獲得に成功した「串カツ田中」もキャッシュレスについては遅れていました。
しかし、2020年7月にQRコード決済を全店舗に導入済みです。ほぼ種類を問いません。
大型の還元キャンペーンにも積極的に参加しています。クーポンはLINEやグノシー等にあります。PayPayでも実績があります。
3アイテムあれば街中でキャッシュレス
キャッシュレス新導入のお店を駆け足で見てきました。
以下の順位で最低3アイテムを持っていると、街ではほぼキャッシュレスにできることでしょう。
1. PayPay
2. クレジットカード
3. Suica
キャッシュレスで便利な日常生活送ってください。(執筆者:沼島 まさし)