結婚相談所は副業から小さく始められて、初期投資も少ないので選択肢として挙がりやすいです。
しかし具体的になぜ副業としておすすめなのか、わかりにくく、
・ 結婚相談所が副業と相性がいい理由
・ 初期投資や運用資金、収益例を知りたい
このような疑問が出てくると思います。
この記事では「結婚相談所を副業として始める際のやり方や収入例」についてまとめました。
目次
インターネットの発達で開業しやすくなった
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結婚相談所は会員同士とお見合いを設定したり、やりとりをしたりする業務がメインです。
フランチャイズに加盟すればホームページも用意してもらえますし、必要な物品も開設時に提案してくれます。
また月々のコストも低く、副業として休日のみの稼働でも続けやすいです。
副業と相性がいい理由
結婚相談所を利用する方は、会社勤めの方が多いです。
そのためおもな業務や問い合わせは土日に集中しやすく、平日はあまり業務量が増えないメリットがあります。
平日は本業を頑張り、副業として週末起業という選択肢が取りやすいでしょう。
面談の設定も自分が休日のときや、平日の仕事終わりに設定ができます。
またやり取りもインターネット経由がメインなので、平日でも休憩時間を利用して対応ができます。
現在は昔のように仲人として参加することもないため、システム上の丁寧な運営が重要です。
さらに店舗を持って対面販売するビジネスと違い、仕入れも在庫を抱えることもないので運営費が安く済みます。
フランチャイズに加盟した場合、どの連盟もロイヤリティが発生しないので低リスクです。
運営するだけで大きな赤字を生み出すことがありません。
初期投資
結婚相談所ビジネスは、フランチャイズに加盟した場合でおおよそ50~100万円ほどの初期投資が相場です。
加盟先や運営スタイルによって変動しますが、月々の運用資金は最低5,000円からのスタートが一般的です。
初期投資はけっこう高額ですが、実際に店舗契約したり仕入れしたりするものに比べて遥かに少額で済みます。
「ある程度の資金を使って、本格的に運営する覚悟を持ちたい」
と考える場合は、一定額の投資を行い、月々のコストが低い結婚相談所は副業として最適です。
収益モデル
収入は会員数に比例するため、コツコツと会員数の増加に注力しなくてはなりません。
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カウンセラー1名での運営する場合、月間の売上が50万円目安です。
仕入れがなく、会員数が20名ほどでこの規模感はかなりやりがいを感じられます。
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参照:日本結婚相談所連盟
注意点
結婚相談所を副業として始める際に考えなければならないポイントは、「会員が集まらないと売上にならない」という部分です。
いきなり本業として開業してしまうと、会員が集まらなければいつまでも収益は上がりません。
継続していても、会員数が減ってしまえば売上は下がってしまうので、副業としてコツコツ会員数を獲得し、地道に売上を築いていく必要があります。
おすすめは広告費をかけず、名刺やSNSを使って地道に宣伝していくことです。
ある程度の知名度があれば、自然と会員数は増加していきます。
売上がある程度出たら、余剰資金で広告を打ってブーストするのも手です。
またフランチャイズに加盟しなくても結婚相談所の開業は可能ですが、できるだけ結婚相談所連盟への加盟はしたほうが良いでしょう。
全国の相談所と会員が結び付けられるため、自社会員と他社会員を繋げられます。
会員1名でも獲得できれば、お見合いのセッティングを行える可能性が高いです。
コツコツ副業に「結婚相談所」
よくある初期投資が必要なモデルは、大量の仕入れや集客がままならずかなり苦しいスタートを要されます。
しかし結婚相談所は開業資金が安く済み、月々の運営コストも貯金レベルで維持可能です。
さらに休日のみの稼働でも運営できるため、副業としてコツコツ続けるのに最適でしょう。(執筆者:奥泉 望)