常時1.2%と、ポイント還元率の非常に高いリクルートカードのポイントが、2021年5月24日に変わりました。
従来のPontaに加え、新たに「dポイント」を貯められるようになったのです。
この記事では、QRコード決済のd払いにも、リクルートカードのセットを提案します。
新しくなったリクルートカードについて見ていきましょう。。
目次
リクルートカードの利用でdポイントが貯まる

リクルートカードでショッピングすると「リクルートポイント」が貯まります。
じゃらんnetやHot Pepper等のサービスでも貯まって使えるリクルートの共通ポイントです。
リクルートポイントの最も便利な使い方は、Pontaへの等価交換でした。Pontaにすればポイントとして、また、au PAYにチャージして多くの店舗で利用できるからです。
今後もこのサービスは残るものの、リクルートポイントのルールが次のように変わりました。
・ カード利用で貯まるリクルートポイントをPonta、dポイントのいずれかに交換可能
Pontaとdポイントどちらとも連携しない場合には、リクルートポイントからの交換はできません。
dポイントを選ぶ人は連携が必要
リクルートカードのポイントとしてdポイントを選びたい人は、「リクルートID」と「dポイント」の連携が必要です。
リクルートカードのマイページから設定可能です。
Pontaとdポイントと両方を設定できるのですが、メインのポイントは1種類です。いつでも変更できます。
Pontaよりもdポイントが相性よしの理由
ここからは、Pontaよりもdポイントのほうがリクルートカードとの相性がよい理由をお伝えします。
理由1. チャージの際のポイント付与
リクルートカードとPontaとの連携には、ふさげない穴が存在します。
Pontaがau PAYと一緒になったことで、この穴が目立つようになりました。
具体的には、QRコード決済の「au PAY」に関して次のような問題があります。
・ VISA、Mastercardブランドのリクルートカードは、au PAYにチャージする際にリクルートカードのポイント対象外
Pontaと比較した場合に、リクルートカードのdポイントとの相性はとてもよいのです。
Pontaとdポイントの両方を使っているリクルートカードユーザーには、dポイントへの変更をおすすめします。
まとめると次の通りです。

理由2.「dポイントスーパー還元プログラム」の終了
リクルートポイントの連携先をPontaからdポイントに替えたい理由はもう1つあります。
これはdポイント側の問題です。
ドコモ系のQRコード決済「d払い」には、これまではdカードをセットするのがおすすめでした。
しかし、この主たる理由である「dポイントスーパー還元プログラム」が2021年7月9日で終了してしまうのです。
d払いとdカードとの組み合わせでは、還元率は1.5%が上限です。ここで、系列外のリクルートカードが大きな意味を持つのです。
【2021年7月10日以降のd払い還元率】

d払い利用分も、リクルートカードとしての利用分も、どちらもdポイントです。
そして、リクルートカードのほうが数字の上では優位です。
理由3. d払いならJCBブランドもセット可能
リクルートカードには、JCBブランド(JCBカード発行)と、VISA、Mastercardブランド(MUFGカード発行)とがあります。
JCBカード全般の問題として、QRコード決済との相性が非常によくない状態だと言えます。
ところが、d払いならJCBブランドでも何の問題もないのです。
リクルートカードに新たな可能性
dポイントとの連携によって、リクルートカードには新たな可能性が生まれました。この機会に申し込んでみてはいかがでしょうか。(執筆者:沼島 まさし)