梅雨の時期や紫外線が気になる時期は、傘の出番が多くなります。
うっかり持つのを忘れて傘を買うことになったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
今回は、傘を忘れたときに役立つお得&便利なサービスを紹介します。
雨の日だけでなく紫外線が気になる季節にもおすすめです。

目次
傘の購入費用平均は年間2,000円
2017年に行われた調査によると、傘の購入費用平均は年間2,000円です。
思いがけず雨に降られてしまったり傘を盗まれてしまったり、人によってはそれ以上の出費となっているかもしれません。
日本人が年間消費する傘の6割は、ビニール傘です。
傘レンタルアプリ「アイカサ」を使うことで、ムダな出費を防ぎつつ環境保全に貢献することが可能です。

「アイカサ」の魅力は主に4つ
「アイカサ」を使う魅力は4つあります。
【魅力1】24時間70円で使える
コンビニのビニール傘は、1本500~600円ほどします。
傘を忘れなければ買わずに済んだと考えると、ちょっと気になる出費です。
アイカサの傘は、24時間70円で使うことができます。
同月内であれば420円(24時間 × 6日分)で課金がストップする仕組みです。
また、月額280円で同時に2本まで借りられる使い放題プランもあります。
月に4日以上使う人は、使い放題プランがお得です。
【魅力2】雨が降る30分前に通知が届く

アイカサのアプリには、1週間の天気予報と傘の出番がわかる機能が付いています。
朝8時に今日の天気予報が届くだけでなく、30分以内に雨が降りそうなときにも通知が届くので便利です。
【魅力3】晴雨兼用傘でUV対策もできる
アイカサには、晴雨兼用傘もあるため、UV対策や熱中症予防にも役立ちます。
ただし、利用したいスポットに晴雨兼用傘があるかどうかは、実際に行ってみないとわかりません。
晴雨兼用傘は、裏地が黒い遮光になっています。
24時間以内であれば同額で何度もレンタル返却できるため、チェックしてみましょう。
【魅力4】熱中症警戒アラートの発令時は無料で利用できる
熱中症警戒アラートが発令されると、関東圏では24時間以内の利用が無料となります。
スポットは駅やカフェに設置されているため、仕事や通学などで外出が必要なときにも気軽に使えて便利です。
ただし、借りてから24時間が経過すると通常通り課金されるため注意しましょう。

通常プランであれば、アイカサを使わなかった月でも損することはありません。
突然の雨や紫外線対策に備えるのであれば、通常プランでも十分役立ちます。
アイカサの使い方・返却方法・支払い方法

【使い方】
アプリから傘を借りられるスポットを探したら、以下の手順で傘を取り出します。
(1) アプリの「借りる」をタップ
(2) スポットにあるQRコードを読み取る
(3) 取っ手を左向きにしてロック手前までスライドさせる
(4) ロック解除されたら傘を取り出す
返却方法
返却時は、アプリの「返す」をタップして、QRコードを読み取って傘立てに戻します。
借りた場所と別の場所に返却することも可能です。
次使う人のことも考えて、きれいに折りたたんで返却しましょう。
支払い方法
支払い方法は、以下から選ぶことができます。(2021年5月時点)
・ キャリア決済(d払い、auかんたん決済)
・ クレジットカード(VISA、Master card、JCBなど)
・ スマホ決済(LINE pay)
使い方で不安なことがある場合、アプリのチャットから問い合わせができます。
アイカサを使う注意点
アイカサを使う場合は、以下の点に注意が必要です。
・ 紛失時は1本あたり紛失手数料がかかる
・ 使い放題プランは借りなくても280円かかる
・ 盗難に遭ったときは問い合わせ窓口へ連絡が必要
リーズナブルかつ便利なサービスですが、傘を紛失すれば864円の手数料がかかります。
また、使い放題プランの場合、借りる頻度が少なくても支払いが発生します。
取り扱いに注意したり季節に合わせて料金プランを変更したり、ムダにつながらないように利用しましょう。
突然の雨や日差しが強い日も「アイカサ」で安心
折り畳み傘を持ち歩く人や普段から天気予報をしっかりチェックしている人の場合、アイカサはメリットが少ないかもしれません。
しかし、突然の雨や紛失に備えてアプリを入れておくと安心です。
梅雨の時期や紫外線が気になる季節に向けて、節約につながる便利なアプリをチェックしましょう。(執筆者:成田 ミキ)