家事の中で献立決めが面倒だという主婦は多いものです。
献立を定番化することで、毎日何を作ろうか悩むこともなくなり在庫管理も楽になります。
この記事では、献立のルーチン化で無駄をなくし食費を節約できた方法を紹介します。
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目次
献立は10日サイクルが飽きにくく管理しやすい
献立をルーチン化する時、7日サイクルか14日サイクルでメニューを考える人が多いと思います。
筆者も両方試してみましたが、7日単位で定番化すると同じ曜日に同じレシピなのでマンネリを感じてしまい、14日単位にすると食材が増えて在庫管理が大変になりました。
そこで10日単位で献立を定番化してみたところ、毎週曜日ごとの献立がずれるので同じメニューを繰り返していると感じにくく、飽きずにルーチン化することができました。
わが家の献立メニュー
季節によっても変わりますが、わが家の献立は以下の10パターンです。
(2) 焼き魚・煮物
(3) 麻婆豆腐・餃子
(4) 唐揚げ
(5) ビビンバ丼
(6) ムニエルorホイル焼き
(7) ハンバーグ
(8) 親子丼orオムレツ
(9) 青椒肉絲
(10) カレー
メインは決めておいて、
汁物を
・ 卵スープ
・ オニオンスープ
の中から1品選びます。
サラダを
・ 中華サラダ
・ ポテトサラダ
・ 卵サラダ
の中から1品組み合わせるようにしています。
副菜が変わる事でマンネリを感じにくくなり、副菜もある程度ルーチン化しておくことで買うものが決まってくるので食材管理が楽になります。
例外にも対応できるマイルール
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献立をルーチン化している時に困るのが、家族からの「あれが食べたい」というリクエストです。
曜日ごとに献立を決めているわけではないのでメニューを追加できますが、予定外の食材が余ってルーチンが崩れてしまうこともあります。
余った食材を使い切るために、食材を買い足してルーチン以外のメニューにしても良いです。
わが家では余った食材はみそ汁の具にしたりサラダの中に入れたりして、なるべくルーチンから外れないようにしています。
メイン・副菜・汁物をきっちり決めておくよりも、メイン以外をある程度自由にしておいくことで、いただきものやセール品を購入した際にも臨機応変に対応できます。
冷蔵庫に食材の定位置を作ることで管理が楽になる
献立がルーチン化できれば、毎回必要な食材が決まってくるので買い物が楽になります。
さらに冷蔵庫に食材の定位置を作ってしまえば、何が足りていないのか一目瞭然で把握できます。
冷蔵庫の決まった位置を見て減ったものを買ってくればいいので、買い忘れも少なくなり効率的にまとめ買いができます。
買うものが決まっていれば無駄遣いが減る
まとめ買いができるようになると、スーパーに行く回数が減り食費の節約につながります。
また悩みながら買い物をすると目に入った余計なものを買ってしまいがちですが、購入する物が決まっていれば目移りすることもなくなります。
使う予定のない食材を買って賞味期限が過ぎてしまうこともなくなるので、無駄使いを減らすことができます。
我が家では献立を定番化するようになってから、月に5,000~8,000円ほど食費の節約に成功しています。
献立をルーチン化して時間と食費を節約
献立を考えたり買い物リストを作成したりする時間が週に30分だとすると、年間26時間も献立について考えていることになります。
献立を定番化することで買い物から調理まで悩むことがなくなるので、ご飯作りにかかる時間をぐっと減らすことができます。
食材の在庫管理ができるようになるだけでも、賞味期限切れや同じものを買ってしまうリスクがなくなり食費の節約になります。
過去に献立の定番化で飽きてしまった経験がある人でも、週毎の献立をずらしたり副菜を変えるだけでマンネリを感じにくくなります。
まずはメインメニューだけでも10パターン固定にしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:川井 奈央)