アメックスのポイント「メンバーシップ・リワード」は、ポイントの価値が高いことで有名です。
さまざまな使い道が用意されているのですが、楽天ポイントもその1つです。
ところが、7月より楽天ポイントへの移行レートが変わりますので、対策とともに解説します。
目次
【7/1~】「アメックスのポイント → 楽天ポイント」の移行レートが改悪

2021年7月1日より、アメックスのポイント「メンバーシップ・リワード」から楽天ポイントへの移行レートが変わります。
これまでの移行レートは3,000ポイント → 1,000楽天ポイント(メンバーシップ・リワード・プラス登録済みの場合は3,000ポイント → 1,500楽天ポイント)でした。
7月1日からは、3,000ポイント → 900楽天ポイント(メンバーシップ・リワード・プラス登録済みの場合は3,000ポイント → 1,400楽天ポイント)となります。
10%の改悪(メンバーシップ・リワード・プラス登録済みの場合は約6.6%の改悪)です。
楽天ポイントに移行するには3,000ポイント以上が必要で、300ポイント単位であることは改悪後も変わりありません。
【6/29~6/30】ポイント移行手続きを休止
システムの変更に伴い、6月29日~6月30日の期間中は楽天ポイントへの移行手続きができません。
現行のレートでポイント移行したいのであれば6月28日がラストチャンスですので、お間違えのないようにお願いします。
「メンバーシップ・リワード・プラス」とは

アメックスのポイントをお得なレートで移行させたいのであれば、前述の「メンバーシップ・リワード・プラス」がおすすめです。
メンバーシップ・リワード・プラスに参加するには、参加費として3,300円が必要です。
メンバーシップ・リワード・プラスのメリット
メンバーシップ・リワード・プラスに参加すると、以下のようなメリットがあります。
【メリット1】ポイントの有効期限が無期限になる

メンバーシップ・リワードの有効期限は入会日より3年です。
一度でもアイテムと交換すれば有効期限が無期限になるのですが、気長にポイントを貯めたい人の場合にはポイントを失効してしまうかもしれません。
メンバーシップ・リワード・プラスに参加すれば、最初からポイントが無期限ですので、気長にポイントを貯められます。
【メリット2】対象加盟店での利用が「100円 = 3ポイント」になる

アメックスのプロパーカード(アメックスが発行しているカード)では、100円利用につきメンバーシップ・リワードが1ポイント貯まります。
メンバーシップ・リワード・プラスに参加して別途登録すれば、対象加盟店での利用額100円につき、通常1ポイント + ボーナスポイント2ポイントの合計3ポイント貯まるのです。
・ Yahoo!ショッピング
・ PayPayモール
・ iTunes Store
・ Uber Eats
・ ヨドバシカメラ
・ JAL航空券
・ 一休.com
・ Amazon.co.jp
など、多くの店舗・サービスが対象です。
【メリット3】ポイントの移行レートがアップ
メンバーシップ・リワード・プラスに参加すると、ポイントを貯めやすくなるだけではなく、ポイントを使いやすくなります。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、以下のように適用される交換レートが有利になるのです。

楽天ポイントの時以上に、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると交換レートが有利になるのです。
メンバーシップ・リワード・プラスへの登録は最大2週間 登録完了したら早めの交換
7月1日より、アメックスのポイントから楽天ポイントへの移行レートが最大10%改悪されます。
ただし、6月29日~6月30日の期間中は楽天ポイントへの移行手続きができませんので、6月28日が現行レートで交換できるラストチャンスです。
メンバーシップ・リワード・プラスへの登録は最大2週間、間に合うかどうかは分かりませんが、登録を完了したら早めの交換をおすすめします。
間に合わなくても、メンバーシップ・リワードに登録すると約6.6%の改悪にとどめられますので、ヘビーユーザーは登録して損はありません。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)