はちみつにナッツを漬け込んだハニーナッツをご存じですか。
おいしくて身体によくて、おしゃれでもある、ちょっとしたプレゼントにも人気のアイテムです。
ハニーナッツはヨーグルトに混ぜたり、トーストにのせたりして食べるのがおすすめです。
アイスクリームにトッピングしてもよく合います。
でも価格が安くないことだけが玉にキズです。
先日私が購入した国産はちみつのハニーナッツは、150gで1,250円ほどでした。
150gの瓶は小さくて、あっという間になくなってしまいました。
そこで挑戦してみたのが、自家製ハニーナッツです。
ハニーナッツを手作りすると、どれくらい節約になるでしょうか。
この記事では、自家製ハニーナッツの作りかたを紹介します。
また、自家製ハニーナッツと市販品の価格差も検証してみました。
目次
自家製ハニーナッツの作りかた
【材料と用意するもの】
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・ 素焼きミックスナッツ(無塩タイプ) 100g
・ はちみつ 100~150g
・ 煮沸消毒したガラス瓶や保存容器
作りかた
(1) ミックスナッツをフライパンで煎り、水分を飛ばします。
中火で5分が目安ですが、ナッツは意外と焦げやすいので気を付けましょう。
カシューナッツの色味をチェックしていると分かりやすいです。
軽くきつね色になれば火を止めて、お皿に開けて粗熱を取ります。
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(2) 煮沸消毒した保存瓶や密閉容器に、ミックスナッツを入れます。
そして、はちみつを注ぎましょう。
ナッツがしっかり浸るまで、たっぷり注いでください。
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自家製ハニーナッツはこれで完成です。
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すぐにでも食べられますが、1週間ほどたつとナッツにしっかりはちみつが染みこみます。
浅漬けハニーナッツと古漬けハニーナッツ、どちらがお好みか試してみてはいかがでしょうか。
こちらのレシピでは、全量200~250gのハニーナッツができあがります。
ミックスナッツとはちみつの分量は「1:1~1:1.5」を目安として、作りたい分量で作ってみてください。
ハニーナッツの作りかたはとてもシンプルですが、面倒に感じるのは煮沸消毒かもしれません。
次に、手軽にできる煮沸消毒の方法を紹介します。
瓶詰め作りには欠かせない 煮沸消毒の方法
【用意するもの】
・ 耐熱タイプのガラス瓶や保存容器
・ 消毒したい容器がすっぽり入る鍋
・ トングまたは菜箸
・ 清潔な布巾またはキッチンペーパー
煮沸消毒の方法
(1) 消毒したい容器をきれいに洗います。
(2) 鍋にたっぷり水を入れ、容器を漬けます。
容器が水から出ないように、水の量を調整してください。
(3) 鍋を強火にかけます。沸騰してから5分間、ぐつぐつ煮沸しましょう。
(4) トングや菜箸で容器を取り出します。
(5) 布巾かキッチンペーパーの上に容器を伏せて置き、完全に乾けば完了です。
煮沸消毒をする前に、ガラス瓶や保存容器が耐熱であることをしっかり確認しましょう。
容器の底やパッケージに注意書きがあるはずです。
また、耐熱の容器でもいきなり高温のお湯に入れると割れてしまうことがあります。
必ず水の状態から、容器を入れておきましょう。
ガラス瓶や保存容器の蓋も、煮沸消毒しておくと安心です。
ただ、パッキンが付いているものやアルミ製のものなど、素材によっては熱で変形・変質してしまうものがあります。
パッキン付きの蓋や金属製の蓋を煮沸消毒するときは様子を見ながら、1~2分で取り出すようにしましょう。
自家製ハニーナッツvs.市販のハニーナッツ 味と価格を比べてみました
楽天市場での売れ筋のハニーナッツは、200gで1,944円です。
今回の自家製ハニーナッツレシピで使用した材料の価格は次の通りです。
ミックスナッツ(87g)298円
はちみつは150g使用しましたので、およそ122円分となります。
ミックスナッツは全量使い切り、合計420円となりました。
売れ筋の商品と同じ200gのハニーナッツを、4分の1以下の予算で作れました。
ただ、今回はできるだけ低価格のはちみつを使うことにこだわって作りました。
安いからおいしくないということはありませんが、品質によって価格が異なるのも事実でしょう。
ハニーナッツだけで食べるなら国産はちみつのほうがおいしいというのが正直な感想です。
でも、ヨーグルトにトッピングしたり、クッキーやケーキに混ぜ込んだりして使用するなら、低価格のはちみつで作ったハニーナッツでも十分おいしくいただけます。
調べてみたところ、国産のはちみつは500gで2,000~3,000円の価格帯が多いようです。
国産はちみつのハニーナッツでも、手作りすれば1,000円ほどで作れることが分かりました。
これは市販品の半額です。
ハニーナッツを手作りすると、なかなかの節約になりそうです。
自家製ハニーナッツならたっぷり食べても大丈夫
自家製のハニーナッツなら、低予算で作れます。
今回はできるだけ低価格のはちみつを求めましたが、次回は国産のはちみつで作ってみたいと思います。
値段を気にせずたっぷり食べられるハニーナッツを、ぜひ作ってみてください。(執筆者:陽山 あい)