セブン銀行が20周年を迎えました。
セブン銀行と言えば、私たちに馴染みの深いコンビニ大手・セブン-イレブンの銀行ですので、使い勝手が良さそうです。
お得に使いこなすためにセブン銀行のメリットと注意事項、さらに現在開催中のお得なキャンペーンを紹介します。
目次
セブン銀行の「3つのメリット」
まずは、セブン銀行のメリットから見てみましょう。
1. ATMは2万5,000台以上
最大のメリットはATMの数の多さです。全国に2万5,752台（2021年6月15日現在 ）もあります。
ATM拠点数がメガバンクNo.1だというみずほ銀行と比較してみると、みずほ銀行は全国約7,100拠点（2019年9月30日現在 自行ATMとそれと同様の会員制サービスの手数料水準で利用できるATM拠点数）ですので、その差は歴然です。
セブン銀行のATM拠点数は、みずほ銀行の3倍以上あるということです。
しかも、設置されているのは、早朝から深夜まで空いてるコンビニです。
急な出費にも備えやすいというのは大きなメリットだと言えます。
2. ATM手数料が安い
みずほ銀行の場合、出金手数料が無料の時間帯は月曜日～金曜日は8時45分～18時00分のみで、それ以外の時間や土日祝日には110円、もしくは220円がかかります。
一方のセブン銀行では、7時から19時まで無料、それ以外は110円です。しかも、土曜日や日曜日も変わらず、入金は曜日や時間を問わず費用はかかりません。
3. 高額の振込は安い
セブン銀行ではセブン銀行への振込であっても、55円ですが費用がかかります。
一方で、多くの銀行では、同一支店であればインターネットバンキングを使うと手数料を無料にできます。
ところが、セブン銀行は他行への振込はいくらであっても一律220円です。
みずほ銀行では、インターネットバンキングなどを利用すると3万円以下の手数料は同じく220円ですが、それ以上になると440円となり、さらにATMを使って現金で3万円以上を振り込むとなると660円とセブン銀行の3倍かかるのです。
参照：みずほ銀行
セブン銀行の注意点
セブン銀行には通帳はありませんので、取引内容については、
・ セブン銀行ATM
・ Myセブン銀行（スマートフォンアプリ）
から確認することになります。
また、金利は普通預金年0.001％、定期預金5年でも年0.010％と、特段に目を引くものではありません。
ポイントもらえるキャンペーン
ここからは、お得なキャンペーンを紹介します。nanacoポイントがもらえるチャンスですので、nanacoユーザー必見です。
口座開設＆デビットサービスの同時申し込み：最大2,000nanaco
2021年7月31日まで、Myセブン銀行アプリからデビットサービス付き口座を開設すると、抽選で1,000名に2,000ポイントが当たります。
さらに、外れた方の中から2,000名には700ポイントが進呈されます。
デビットサービス付きキャッシュカードは、利用額の0.5％～1％nanacoポイントが貯まるので、ポイ活族にもおすすめです。
年会費や発行手数料はかかりませんが、ウェブなどMyセブン銀行アプリ以外から口座開設をすると上記のキャンペーンの対象外ですので、ご注意ください。
エントリー不要：500ポイント必ずもらえる「3つのキャンペーン」
セブンカード、もしくはセブンカード・プラスをお持ちの方は支払口座をセブン銀行にするともれなく500ポイントがもらえます。
また、「給与」または「賞与」とお取引明細表の摘要に表示される2万円以上の入金があれば、初回に限り500ポイントを獲得できます。
どちらもエントリーは必要なく、もれなく獲得できます。
「貯める口座」というより「使う口座」
朝7時から19時まで引き出しに手数料がかからないのが、最大の魅力です。
自宅の周辺だけではなく、出勤途中、家族の送迎の経路など立ち寄りやすい店舗を見つけておくと、使いやすいことでしょう。
金利はそれほどでもありませんので、「貯める口座」というより「使う口座」として普段使いに利用するのがおすすめです。
通帳がないとは言え、ダイレクトバンキングサービスなどから確認できますので、支払い用の口座としてまとめてしまえば、家計簿のようにつけ忘れもなくなり、ムダを見つけやすくなります。
セブン銀行のメリットを理解して上手に利用してください。（執筆者：吉田 りょう）
