毎日の行動を少し変えるだけで、ほんの少し得したり、出費を防ぐことにつながったりするなら試してみたいと思いませんか。
この記事では、「実際に役立った、ちょっとした行動5選」を紹介します。
いますぐにでも始められることばかりを厳選していますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
1. 割引の時間を覚える&ローソンも視野に
スーパーの肉や魚、ソーセージやハムなどの加工品、惣菜などは、割引される時間が異なることが多いと言えます。
同じ日に全部買おうと思うと、どうしても高いものがでてきてしまいます。
割引される時間に合わせて買い物へ行ける場合には、割引される時間帯を覚えておき、会社帰りや出かけたついでなどにこまめに買い物をするのがおすすめです。
すると、その日の売り出し商品や目玉商品などのお買い得商品を見つけられる可能性が高くなりますし、まとめ買いをして冷蔵庫の奥で食材を腐らせることも減ります。
肉や魚の質がよい店舗の場合には肉や魚が割引される時間帯を覚え、惣菜がおいしいスーパーの場合には惣菜が割引される時間帯を覚えておくと便利です。
惣菜や弁当を夕食に利用している人は、ローソンも狙ってみてください。
ローソンは、時間帯によっては30%オフや半額引をしている店舗も多く、その場合にはスーパーの弁当や総菜と価格が変わりません。
2. 買うもの&買いたいものと理由を書く
買わないといけないものや買いたいものをメモ用紙に書いていき、購入したら2重線で消していくと、買うものが整理しやすくなります。
また、買うものや買いたいものの隣に欲しい理由を書くことで、「どうして欲しいと思ったのか?」自分に問いかけられるのでおすすめです。
「自分の感情や行動に移そうとしていることを書き出して気持ちを整理する方法」は、心理学でもよく使われています。買い物依存症の治療などに取り入れているクリニックもあるようです。
「欲しい!」と思っているものでも紙に書くことで気持ちが冷静になり、「いまは必要ないかも」や「それほど欲しくないかも」と思えることも少なくありません。
紙に書くだけなので、ぜひ、やってみてください。
3. 錯覚に気をつける
「〇円以上で送料無料」の場合、「通常かかってくる送料が無料になったほうが安い」と、最初は買う予定のなかったものまで購入してしまうケースが多いようです。
また、「2個で〇円」などと聞くと、予定していなかった商品と組み合わせて買っているのに価格だけを計算して得した気分になっていることも少なくありません。
特に、お菓子やジュースといった飲食物は「買うと、飲んだり食べたりしてしまう」という人も多いようで、そういう方の場合には1つだけを買ったほうが安上がりです。
販売する側にとっては身を切って行っているサービスでも、自分にとってお得かどうかはわかりません。
「タイムセール」という言葉や「お買い得」の文字など、「安いかも!」と錯覚してしまう言葉や文字に気をつけましょう。
買う前に「言葉の錯覚に陥っていないか」自分自身に問いかけてみてください。
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4. 無理をしない&自分の性格や行動パターンを振り返る
無理をしないことと、自分の性格や行動パターンを振り返ることは関連していますので、1つの行動としてお伝えします。
無理をしない
我慢ばかりをしているとストレスがたまって爆買いにつながることもあるので、徐々に節約したり出費を抑えることをおすすめします。
また、よかれと思って知り合いや近所の人のお古をたくさんもらったとしても、子供が着なければ廃棄するのにお金がかかることもあります。
もちろん、古着屋さんやメルカリで売ったり、掃除に使うという方法もありますが、もらった服を身に着けていないというのも気まずいですし、古着でもお返しは必要です。
家族のなかに節約や出費を抑える方法をかなり厳しく強要してくる人がいる場合には、この記事を見せて「無理をしすぎると続かない」ことを伝えてみてください。
自分の性格や行動パターンを振り返る
節約や出費を抑える方法はたくさんありますが、当然のことながら、自分に合ったものでなければ効果は薄いと言えます。
たとえば料理をするのが嫌いなのに、自炊のほうが出費を抑えられるからと100円ショップで便利な調理器具を揃えても、続かなければ意味がありません。
料理が嫌いな場合や仕事が忙しくて料理をする時間が取れないような場合には、半額の惣菜や安価な冷凍食品を利用したほうが安上がりになることもあります。
新しい節約や出費を防ぐ方法に巡りあったときには、自分の性格や行動パターンを振り返り、続きそうかどうか冷静に判断してみてください。
5. 店に入る前にチェック
店に入る前には、店のホームページやクーポンをチェックするのがおすすめです。
特に、自己申告が必要なゲリラクーポンのほか、天気が悪い日の「雨の日割引」などはタイミングも重要なので、すでに自宅で閲覧済でも、もう一度チェックしてみてください。
いまからさっそくチャレンジ
「何かをはじめよう」と思っても、腰が重くてなかなか行動に至らないということはよくあることです。
しかしながら、「明日から」と思っているうちに「お得」を逃したり損を積み重ねたりしている可能性もあります。
この記事で紹介したことは、いまからすぐに取り掛かれることばかりなので、無理のない範囲でチャレンジしてみてください。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)