生活をするうえで
「この商品はちょっと使いにくい」
と感じることがあります。
不便だということは、改善の寄りがあります。
不満買取センターという、ユーザーの不満を企業や自治体に買い取ってもらうというちょっと変わったアプリが最近話題になっています。
日々の不満を投稿することによってポイントを貯めてアマギフをもらえるアプリを、筆者が2か月ほど使ってみました。
不満を売って、どのくらいポイントがたまるのか、Amazonギフトをもらうまでなどを紹介します。
目次
不満買取センターとは
AIによる事業支援を行う、株式会社Insight Tech(インサイトテック)という会社が運営する無料アプリです。
不満買取センターに登録したユーザーは、日々の生活で出てくる小さな不満を不満買取センターに投稿します。
投稿した不満は数日の精査後買取してもらい、ユーザーにポイントが付与されるという仕組みです。
1つの不満で1~最大10ポイントのポイントが付き、500ポイントからAmazonギフトと交換できます。
私も自分の不満がポイントとして買い取ってもらえる、というのが面白くて始めてみました。
どういった不満を買い取ってもらえるのか

基本的に、1投稿15文字以上256文字までで、個人情報が特定されるようなもの、暴力的、アダルトな表現、ほかのユーザーについての投稿でなければなんでも買い取ってもらえます。
という内容でも買い取り可能です。
投稿手順
細かなカテゴリ分けがあるので、「雨で洗濯物が乾かない。ジメジメしているので生乾き臭がずっとする」という内容なら、
2. サブカテゴリ「天気・気候」
3. 小カテゴリ「都道府県名・市町村名(任意)」
4. 不満の対象を書いて不満を売るボタンを押し、投稿が完了

数日間の精査を終えると、ポイントが付与され、ホーム画面で確認することができます。
今回記載した不満は、不満買取センター内「不満の書き方講座」の、不満投稿内容の取扱いより「自分が書いた不満投稿をそのままSNS等で拡散する」に値するので、この不満は投稿せずにキャンセルしています。
不満は1日に10回投稿することが可能です。
もしすべての不満に10ポイントが付けば、1日で100ポイントを稼げるかもしれません。
iphoneアプリ、androidアプリ、またパソコンからも操作することができるので、いつどこでも思いついたときに不満を投稿できます。
投稿した不満の使い道
買い取ってもらった不満は、企業や行政によって活用されます。
ユーザーが投稿した不満が実際に自治体に届き、道路や生活サービスの改善がされた、というケースもあります。
また、企業側もこういった不満を買い取ることで、製品の品質向上などに役立てています。
2か月で貯まったポイント

私は不満を感じたときに投稿するようにして、週に3~4程度で投稿しています。
1つの不満へのポイントは平均して6~7ポイントで、合計436ポイントでした。
あと一息でアマギフに到達します。
ただ不満を投稿するだけではなく、不満 + 改善してほしい案を盛り込んでいくと、付与されるポイントも8ポイントや9ポイントなど高額になる傾向があるようです。
月に数度ほど、テーマに沿った不満投稿をすることで最大50ポイントの高額ポイントがもらえる高額買取キャンペーンも行われています。
抽選制ですが、もし当選すると一気にアマギフに近づくかもしれません。
不満投稿以外にも、アンケートが開催され、答えるとポイントを稼げます。
不満がAmazonギフトになる
いつもの愚痴を不満買取センターで買い取ってもらうだけでAmazonギフト券をもらえる面白い取り組みです。
ただ愚痴を書くだけでなく、改善ポイントを自分で考えてみることで暮らしの視点もかわるかもしれません。
500ポイントのAmazonギフト券はとても魅力的です。
節約だけでは限界があります。
生活の改善を願いながら不満を投稿し、おこづかいを稼いでください。(執筆者:松田 潔子)