今年は昨年からの流れを受けて、密にならないアウトドアを楽しむ方が増えています。
夏から秋にかけては、虫とり需要が高まる季節です。夏休みの自由研究の題材として選んだり、虫とりにハマるお子さんも増えることでしょう。
そのような時に困るのが「道具をどこで揃えるか」ということです。
最初に高価な物ではなく安い物で揃えておけば、買い替えは最低限の出費で済みます。
まずはダイソーにグッズがないか、検討してみてはいかがでしょうか。扱う商品の種類が年々増え、ホームセンター顔負けの品揃えです。
虫とりだけでは終わらずに、そのまま飼育するという方も多いことでしょう。ダイソーでは虫とりグッズだけではなく、飼育に使える商品も充実しています。
一式を安い価格で揃えられるので、ぜひ活用してください。
目次
飼育ケース（虫とりカゴ）
【虫かご丸型、虫かご角型】
昔ながらの粗い目の虫かごです。非常に軽く、肩から下げて持ち運べます。
【飼育容器】【ワイド飼育ボックス】【ワイド飼育容器】
上に網目の付いている水槽タイプの容器です。大、中、小サイズに分かれています。
名称がいくつかに分かれていますが、高さが数ミリ違うだけで、大まかなサイズは同じです。
フタの色はブルー、グリーン、ホワイトの3色から選べます。
小サイズ：100円
サイズは幅17.5 × 奥行11.5 × 高さ11.3～11.8cm
昆虫採取には、持ち歩きやすいこのサイズで十分です。
カブトムシの飼育を行う場合には、エサや木を中に設置しなければなりません。手入れの面を考えて、中もしくは大サイズも検討したほうがよいことでしょう。
コオロギ、鈴虫、メダカなど、小さな生き物であればこのサイズで大丈夫です。
中サイズ：300円
サイズは幅23 × 奥行15 × 高さ16.6cm
成虫のカブトムシを飼うのにちょうどよいサイズです。
大サイズ：500円
サイズは幅30 × 奥行20 × 高さ20.5cm
大きいので設置場所を広く確保できる人向けです。カブトムシ飼育グッズをいろいろと設置したい方には、手入れのしやすいサイズです。
虫とり網
価格は100～200円で、店舗によって商品が異なります。伸縮性のない一般的な129cm虫とり網は100円で入手できます。
伸縮性のある虫とり網は100～200円で、それぞれサイズが異なります。収納時37cm、伸ばすと85cmになるものから、118cmまで伸びる6段伸縮まであります。
伸縮性のあるタイプは柄の部分が金属製です。なお、店舗によって取扱商品が異なりますのでご注意ください。
昆虫ゼリー
ダイソーの昆虫ゼリーは種類も豊富です。
フルーツ味、ヨーグルト風味、黒糖風味、フルーツミックスがあり、各20個入りです。保存料、酸化防止剤不使用です。
ホームセンターのゼリーは25個で250円程度です。ダイソーでは20個で100円なので、ダイソーでの購入がお得です。
「昆虫ゼリータンク」という商品もあり、こちらはゼリーの量を好きな分だけ自分で補充できます。
容量はゼリー17個分ですので、ケース入りのゼリーより若干少ないと言えます。ゼリーを残す個体もいるので、毎回適量を与えられるのがメリットです。
カップに比べて取り換えが面倒な点がデメリットです。
その他のカブトムシ飼育グッズ
ダイソーでは、そのほかにもカブトムシ用の飼育グッズがたくさんあります。
エサ皿
天然木使用です。マットを汚さずにゼリーを設置できます。
臭い取り活性炭
300g入りです。土に混ぜることで臭いの軽減を図れます。
天然クヌギの葉
1袋18g入りです。昆虫マットの乾燥を防げます。
ころび防止小枝
60g入りで天然木使用です。昆虫の転倒防止、自然に近い環境作りに最適です。
のぼり木、くち木
天然木使用で1本入りです。自然に近い環境作りができます。
コバエ除けシート
ケースとフタの間に挟んで使います。抗菌、消臭、防カビ仕様です。
栄養保水ウォーター
250ml入りでミネラル、アミノ酸が配合されています。昆虫マットが乾燥しないように水分バランスを調整するためのものです。
さらに、
・ くぬぎ昆虫マット
・ 成虫専用 脱臭・保湿マット ヤシガラチップ
・ カブトムシ育成マット3.2リットル
などもあります。
ダイソーで初期費用を抑える
ダイソーの虫とりグッズは年々種類が豊富になっています。どのような住みかを作ってあげるのかをお子さんと相談するだけでも楽しそうですね。育てるうちに「もっとこうしたい」という思いがお子さんにも出てくるかもしれません。
クヌギや朽ち木など、虫に合った自然素材が身近にないご家庭も少なくないことでしょう。また、家で飼育するとなると、ニオイ対策やコバエ、ダニ対策も必要です。
まずはダイソーで基本セットを購入し、足りないものを専門店で少しずつ揃えることで、初期費用を抑えられます。
ダイソーの飼育グッズを活用して、ご家族皆さんが納得できる環境づくりをしましょう。（執筆者：山城 奈々）
