新しい生活様式として定着化しつつあるのが「家飲み」です。
そしてお酒のお供に欠かせないものといえば、おいしいおつまみです。
しかし
とコンビニやスーパーでつまみ用のお惣菜を毎日のように購入していれば、思った以上に出費がかさんでしまうので、節約のためにもできれば簡単で安い手作りのおつまみを準備したいところです。
そこでおすすめなのが作り置き可能なおつまみです。
週末にまとめて作っておけば、平日の仕事帰りもキッチンに立つことなくゆっくりとリビングで晩酌タイムを楽しむことができます。
こちらではお財布にもうれしい、作り置き可能な楽うまおつまみのレシピを3種類ご紹介します。
目次
1. 漬けるだけで簡単「夏野菜とゆで卵のピクルス」
食欲がないときにぴったりのおつまみです。
さっぱり食べやすい、夏野菜とゆで卵のピクルスのレシピです。
冷蔵保存で約1週間以内に食べきってください。
材料【2人分(4食分)：1食分の材料費 123円】
・ ゆで卵 4個
・ ミニトマト 6個
・ オクラ 6本
・ きゅうり 1本
・ ナス 1/2本
・ ニンニク 2片
・ 鷹の爪 1本
・ 酢、水 各300ml
・ 砂糖 大さじ6
・ 塩 小さじ1杯半
作り方
(1) オクラはヘタとガクを取り除き、さっと下ゆでしてザルに上げたら水気をよく切ります。
(2) きゅうりは皮むき器で縦方向に3か所皮をむき、6等分にします。
(3) ナスは縦4等分に切り、スティック状になるようカットしていきましょう。
(4) 鍋に輪切りの鷹の爪・薄切りのニンニク・酢・水・砂糖・塩を加え、軽くひと煮立ちさせたらすぐに火を止めます。
(5) 大きめのタッパーもしくはふた付きの瓶に4のピクルス液を注ぎ入れ、1～3の材料・ゆで卵・ヘタを取り除いたミニトマトを加えます。
(6) ピクルス液の粗熱が取れたら冷蔵庫に移し、ひと晩寝かせたら完成です。
ポイント
5の工程の際、ピクルス液が熱いうちに具材を漬けるようにしましょう。
そうすることで味がより染み込みやすくなります。
2. つるんと美味しい「水晶鶏のニラダレかけ」
鶏むね肉には、疲労回復効果が期待できる「イミダゾールペプチド」が多く含まれているそうです。
ニラはスタミナ増強作用があるアリシンなどの成分が豊富なので、こちらのレシピは夏バテ対策のためにもぜひ試していただきたい1品です。
材料【2人前：1人分の材料費 150円】
・ 鶏むね肉 1枚
・ ニラ 1/2束
・ しょうゆ、料理酒 各大さじ2
・ みりん 大さじ1
・ 酢、ごま油 各小さじ2
・ 砂糖 小さじ1
・ 片栗粉 大さじ3
・ 塩こしょう 適量
・ ラー油、七味唐辛子 各少々
作り方
(1) 鶏むね肉は皮を取り除き、両面に数か所フォークを刺していきます。
(2) 1の鶏むね肉の上にラップをかけて、めん棒で均一の厚さになるよう両面をたたきます。
(3) 2の鶏むね肉と料理酒・塩こしょうをポリ袋に加え、外側からもみ込んで封を縛ったら冷蔵庫に移して20分程度寝かせます。
(4) ボウルに5mm幅に刻んだニラ・しょうゆ・みりん・酢・ごま油・砂糖を加え、1時間程度置きます。
(5) 3の鶏むね肉をそぎ切りにし、片栗粉をまぶします。
(6) 沸騰したお湯の中に5を投入し、中まで火が通ったらザルに上げてすばやく氷水の中に入れて冷やします。
(7) 6の鶏むね肉の水気をよく切り、お皿に盛り付けたら4のニラダレ→ラー油→七味唐辛子の順番で振りかけたら完成です。
ポイント
鶏むね肉はゆですぎると固くなりやすいので、中まで火が通ったらすぐに氷水の中で冷やすようにしましょう。
3. もちふわ触感がたまらない「はんぺんのトッポギ風」
韓国の家庭料理、トッポギを低価格で身近な食材「はんぺん」を使ってアレンジしてみました。
そのままはもちろん、甘辛の味付けでご飯の上に乗せて食べても非常に美味しいですよ。
材料【2人前：1人分の材料費 147円】
・ はんぺん 1枚
・ ウインナー 3本
・ 人参 1/2本
・ 玉ねぎ 1/4個
・ 水 100ml
・ ケチャップ 大さじ4
・ オイスターソース、しょうゆ、砂糖、みりん 各大さじ1
・ 豆板醤 小さじ1
・ ごま油 大さじ1
作り方
(1) はんぺんは横半分に切り、薄切りにします。
(2) ウインナーは斜め薄切りに、人参は千切り、玉ねぎは薄切りにします。
(3) フライパンにごま油を熱し、人参と玉ねぎを炒めていきます。
(4) 3の具材がしんなりとしてきたらウインナーとはんぺんを加え、さらに炒めていきましょう。
(5) ウインナーとはんぺんに油がなじんできたら水・ケチャップ・オイスターソース・しょうゆ・砂糖・みりん・豆板醤を加えます。
(6) ふつふつしてきたらごく弱火に切り替え、ふたをして5～6分程度煮込みます。
(7) はんぺんがふっくらと膨らみ、味がしっかりなじんだら完成です。
ポイント
今回ははんぺんを使用していますが、ちくわぶやかまぼこなど他の練り物で代用してもOKです。
晩酌タイムは、仕事や家事で頑張った1日の終わりを締めくくる至福の時間です。
家飲みの習慣がある方はぜひ、美味しい節約おつまみとともに素敵な夜をお過ごしください。（執筆者：栄養士、おうちご飯研究家 池田 莉久）
