iPhoneユーザーの方、Apple Payを活用していますか。
専用アプリなどを別途ダウンロードしている方は、活用していない人も多いでしょう。
しかし、最近ではApple Payが使える場所も増えてきました。
そこで今回は、Apple Payの最新情報を紹介しましょう。
目次
「Coke ON Pay」がApple Payに対応

8月11日より、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」のキャッシュレス決済機能「Coke ON Pay」が、Apple Payに対応しました。
Coke ONアプリ自体はiPhoneでもすでに利用可能ですが、Coke ON Payの支払い元としてApple Payを登録できるようになった、ということです。
【8/29まで】Apple Payで1本買うともう1本もらえる

8月29日までの期間中、コカ・コーラ社製品をApple Payで購入すると、もう1本もらえるキャンペーンを実施します。
Coke ON Pay対応自販機で、100円以上のコカ・コーラ社製品をApple Payで購入すると、毎週1本購入につきコカ・コーラ社製品1本と無料で交換できる「Coke ONドリンクチケット」1枚がプレゼントされるキャンペーンです。
毎週1人1枚、キャンペーン期間中2枚まで獲得できます。
普段は、アプリ内でスタンプを15個貯めないとチケットをもらえないことを考えれば、かなりお得ですね。
【8/25より】「App Clip」にも対応

8月25日からは、「App Clip」にも対応します。
「スマホの容量を食う」「アプリが多いと画面がごちゃごちゃする」などの理由で、アプリのダウンロードに慎重な人もいるでしょう。
「App Clip」なら、Coke ONアプリをインストールしなくても、Apple Payでの支払いやスタンプを貯められます。
全国38万台の「Coke ON」対応自販機で順次利用可能になる予定です。
「WAON」が年内にApple Payに対応

イオンの電子マネー「WAON」が、年内にApple Payに対応予定です。
iPhoneはもちろん、Apple Watchでも利用できるようになります。
「モバイルWAON」はAndroid端末のみ対応

スマホでWAONを使えるサービスとしては、すでに「モバイルWAON」があります。
カードタイプだと発行手数料300円が必要ですが、モバイルWAONなら必要ありません。
しかしこのサービス、おサイフケータイ搭載のAndroid端末でのみ利用可能です(一部利用不可機種あり)。
「Google Pay」でもWAONを利用可能ですが、もちろんAndroid端末でしか利用できません。
iPhoneで利用可能な「WAONステーションアプリ」では支払い不可

WAONに関係したiPhone向けサービスとしては、「WAONステーションアプリ」があります。
お店に行かなくても、WAONカードへのチャージや残高の確認を行えるアプリです。
ただし、あくまでもiPhoneがWAONステーション代わりになるアプリに過ぎず、iPhoneでWAONによる支払いはできません。
実際に支払いをするには、WAONカードが必要です。
「nanaco」が年内にApple Payに対応

セブン&アイグループの電子マネー「nanaco」も、年内にApple Payに対応予定です。
iPhoneはもちろん、Apple Watchでも利用できるようになります。
「nanacoモバイル」はAndroid端末のみ対応

スマホでnanacoを使えるサービスとしては、すでに「nanacoモバイル」があります。
年会費はもちろん、カードタイプだと300円かかる発行手数料もかかりません。
しかしこのサービスも、おサイフケータイ搭載のAndroid端末でのみ利用可能です(一部利用不可機種あり)。
「Google Pay」でもnanacoを利用可能(一部利用できない機能あり)ですが、もちろんAndroid端末でしか利用できません。
Apple Payは使える場所がますます広がる
Coke ON対応自販機でも、Apple Payを支払い元に設定できるようになりました。
年内には、Apple Pay経由でiPhoneでもnanacoやWAONが使える予定です。
個人的には、楽天ペイのSuicaにも対応してほしいところですね。
使える場所がますます拡大するApple Pay、今後要注目です。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)