英語の需要は現在でも非常に根強く、英語を話せなくても英文法が理解できれば副収入へとつなげられる事例が多いのが実状です。
そうは言ってもどうやって副収入へとつなげるのか、少し分かりづらい面もありますよね。
「実際にどのようなものがあってどのくらい稼げるの?」
英語を活用して副収入を稼ぐことについて気になった際には、このような疑問を持たれる方もいらっしゃることでしょう。
そこでこの記事では、「英語を活かした副業のやり方や収入例」についてまとめました。
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目次
英語の需要は根強く在宅ワークとも相性が良い
英語は話せなくても文法を理解しているだけで、副収入を得られる幅がかなり広がります。
特に、最近ではオンライン化が進んできているため、場所にとらわれなくなってきたというのが大きなメリットです。
英語を活かした副業【その1】 翻訳
英語を活かした副業で最も堅実に稼げるのは、翻訳の仕事です。
クラウドソーシングサイトを利用したり、求人サイトを活用して始めるのが一般的だと言えます。
ちなみに、ひと口に翻訳といっても、次のような種類があるという点に注意が必要です。
・ 出版翻訳
・ 映像翻訳
実務翻訳
実務翻訳は企業にとっての利益となるものが多いと言えます。海外サイトを翻訳したり、内部文書を日本語に翻訳します。
ニュースやマニュアルも含まれるため、少し硬い内容のものを中心とする傾向です。
出版翻訳
出版翻訳では、海外の出版物を翻訳します。本格的なものになると少し難易度が高い反面、安定した依頼を受けることも可能です。
映像翻訳
映像翻訳では、海外ドラマや海外作品の映像に日本語の翻訳をつけます。
翻訳を副業とする場合、情報の真偽性が重要となるので未経験者の場合にはかなり厳しいものと言えます。求人サイトを見ると、多くの経験年数を問われるのが目に入ることでしょう。
ただし、本業として月収30万円以上を稼いでいるという方もいらっしゃいますし、副業として時給換算で1,700円ほどの単価になっているという方もいます。
難易度が高い反面、安定した依頼と金額を稼げる可能性が高いと言えるのです。
英語を活かした副業【その2】クラウドソーシングサイトを活用
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ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトを活用したものがあります。
こちらはそれほど難易度が高くはなく、案件も1件あたり5,000円といったものが多い印象です。
海外サイトの翻訳やニュース記事を日本語に訳す翻訳があります。
最近では、YouTubeの動画の翻訳もはやってきていますが、自動翻訳機能が普及しつつあるので注意が必要です。
筆者の友人には、翻訳は自分でできるものの、手間を省くために翻訳を外注している動画クリエイターがいます。
その例では、1本の動画で5,000円(税別)の報酬で依頼しているそうなので、単価は総じて安い傾向にあると言えます。
英語を活かした副収入【その3】クラウド通訳
ある程度の語学力がある方であれば、クラウド通訳というサービスを利用してみるのも良いかもしれません。
クラウド通訳は、通訳士をオンラインで呼び出し、通訳をしてもらうという画期的なサービスです。この通訳士に応募するのです。
どのくらいの会話能力があるのかをチェックするためのウェブ面談が必要であるものの、一般的な日常会話が成立するレベルであれば問題ありません。
シフト制なので安定的に稼げる副業です。稼げる目安としては、クラウド通訳を利用して副収入を得ている方の
35%が4万円以上
です。
ただし、実績として積み上げにくいのが実状Deす。知名度を利用して稼ぎ続けるのであれば、クラウドソーシングサイト、スキルシェアサービスのほうが良いと言えます。
英語を活かした副収入【その4】英語講師やスキルシェアサービス
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スキルシェアサービスを利用した英語講師は、自身のスキルに合わせたサービス展開が可能です。
場合によっては英会話ではなく、文法を教えることもできるます。
使えるサービスは多数あるので、一例を次に挙げておきます。
・ タイムチケット
・ ストアカ
・ DMM英会話
・ ワールドトーク
おおよその時給は1,500~2,000円以上と言われています。SNSやYouTubeを活用するなど、宣伝次第ではさらに大きな収入にもつながりそうです。
英語を活かした副業をする際の注意点
英語はどうしても「ネイティブじゃなければ稼げない」と思われる傾向にありますが、実は初心者向けに英文法を教えるといった項目も人気があるのです。
ネイティブである必要はなく、さまざまな英会話レベルの方が英語を活かした副業をしているのが現状です。
ただし、いずれにせよ、常に向上する意識が必要となることでしょう。
誰かに教える場合も自身のスキルだけで翻訳する場合も、相手の満足度につながれば継続かつ安定した収入を見込めます。
また、現状ではあらゆるサービスが台頭しているため、どのサービスを選んだらよいのかが分かりにくい傾向にあります。
今回紹介したサービス以外にも魅力的なサービスがあるかもしれません。また、今後出てくる可能性も十分にあります。
情報収集をしながら、できる限り自身の信頼度が高まっていく場所で仕事をしたほうが良いことでしょう。
すると知名度が信頼へとつながり、依頼も継続的に増えていくはずです。
英語を活かした副業をする場合には自分に合ったものを選択
ただ教えるだけであっても、スキルシェアサービスやオンライン講師専門サービスと幅広い選択肢があるのです。
さらにそのサービス内にも多くのジャンルがあるため、まずは調べてみて自分に合ったものを選びましょう。
常に需要が高いので、今後英語を勉強しようと思う方も副業を見越して取り組んでいくのがよいと思います。(執筆者:副業スペシャリスト 奥泉 望)