微アルコール飲料「アサヒビアリー」は2021年6月末に発売されました。
おうち時間を楽しむ今の生活スタイルにマッチした自由なアルコールの楽しみ方がじわじわ広まっており、9月には同シリーズの新商品が出るほどの人気です。
しかし実はそんな流行の微アル商品が、アサヒが出すよりずっと前から業務スーパーで取り扱われていたことをご存じでしょうか。
しかもその安さは凄まじく1缶59円というのだから驚きです。
そこで、この記事では業務スーパーの微アル飲料「Sky」についてご紹介します。
アサヒビアリーとの飲み比べも行ってみたので、微アルが気になっている方はぜひ読んでみてください。
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目次
1缶59円! 業スのビールテイスト飲料「Sky」とは
業務スーパーのSkyはアルコール度数0.7%のまさに「微アル」飲料の先駆け、2年前に見つけたときには「何これ?ノンアルじゃないんだ!」と驚いたものです。
値段は350ミリリットルで税込59円とジュースでも安いと思うくらいの値段でお酒とは思えません。
原材料は「麦芽、コーンスターチ、ホップ」と非常にシンプル、香料などが使われていないのは意外でした。
原産国は韓国、輸入者は神戸物産となっているので、業務スーパーの直輸入オリジナル商品のようです。
実際に飲み始めてみると、まずびっくりしたのが泡立ちのよさです。
ノンアルに限らず、第3のビールなど安いビールテイスト飲料はすべて泡立ちがイマイチなのですが、この商品は本家ビールに負けず劣らずの細かい泡が密に浮かんでくれます。
飲んでみると少し薄めでさすがに「ビールだ!」とはなりませんでしたが、後味に少し違和感がある程度です。
クリアアサヒなどすっきり味系の第3のビールを飲んだときのような感じです。
泡立ちの滑らかさと、1缶で少しふわっとする程度のアルコールも相まって「ビールを飲んだ」という気分にはなれました。
これで59円はすごいです。
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業スSkyとアサヒビアリーを飲み比べ
続いてアサヒビアリーを飲んでみました。
ひと口目で「ビールだ!」となり、雑味も残らず、すっきりしています。
Skyと比べて苦味も適度にあるためビール感が強く、アルコールを感じないのが不思議に思えるほどでした。
ビアリーにはSkyと同じ「麦芽、コーンスターチ、ホップ」に加え、麦芽エキスなどが入っており、ビールの苦味や香りをかなり表現できています。
アルコール度数は0.5%とSkyより低いのですが、ビール感、味ともに各段にこちらが上です。
ただ、1点意外だったのがアサヒビアリーのカロリーの高さです。
Skyは19kcal/100mlとアルコールが少し入っていることを考えれば妥当な低カロリーです。
しかしビアリーはアルコールがSkyよりも少ないにも関わらず33kcal/100mlと普通にアルコールが含まれる糖質オフビールと同程度で、決して低くはない値です。
最近はノンアルだと0kcalも多いので、ダイエット中の私的には残念だなと感じたポイントでした。
業スSkyとアサヒビアリーの値段の差は
業スSkyが税込59円なのに対し、アサヒビアリーの購入価格は税込192円でした。
微アルとは思えない普通のビールレベルの値段です。
ビアリーは発売から時間がたっておらず「微アル」という特殊な位置づけもあり、普通のスーパーではあまり取り扱いがないことから定価であることが多いようです。
ノンアルがそうであったように「微アル」が一般的になってくると値段の変動はあるのかもしれませんが、定価が192円では安くなっても100円を切ることは難しいでしょう。
業務スーパーのSkyと値段を比較するとビアリーは3倍以上の値段
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味は確かにビアリーの方がおいしいのですが、Skyも決してまずいわけではないので、日常使いするのならSkyでいいと感じます。
業務スーパーのSkyは豊かな泡立ちとそこそこのビールっぽさを感じることができ、59円という値段をはるかに凌駕するクオリティの「微アル」商品でした。
まだまだ定価であることが多く、値段の高いアサヒビアリーに戸惑っている人も、業務スーパーなら気軽に「微アル」を試すことができるのではないでしょうか。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)