ドコモのキッズケータイが、ファミリー割引なしでも月額550円で契約・利用できるようになり、話題になっています。
共働きや核家族が増えたこともあり、小学校1・2年生ではキッズケータイ、3・4年生ではスマホがチラホラ、5年生以降ではスマホを持っている子が増えているようです。
この記事では、私自身が子供に持たせるキッズケータイやスマホを契約するときに、便利さと節約を両立させるために注意したことを中心に紹介します。
目次
キッズケータイ編
小学校の入学とともにキッズケータイを持たせるかどうか悩む人も多いと思います。
キッズケータイはシンプルで、機能もそれほど多くないため、親の立場からするとデザインぐらいしか違いはありません。
本体を長く使うコツ
ただ、子供に選ばせずに親が選んでしまうと不満の原因になってしまうので、子供に選ばせます。
本体を買い替えずに長く使うコツは、
と念を押して子供が納得しやすい状況を作ってあげることです。
頑丈なものを選ぶ
また、はじめて子供が持つキッズケータイは、驚くほど乱雑に扱われることが多いので、頑丈なものを選んで修理や交換にかかる費用を防ぎましょう。
しばらく持たせていると、キッズケータイの角4か所に色の剥がれや傷が目立つなど、無残な姿になっていました。
手洗いなども頻繁にするので、防水機能もついていたほうが安心です。
月々の料金が高くなっても契約しておきたいもの
ここでは、私が子供にキッズケータイを持たせたときに月々の料金は高くなったものの、結果的には安心や出費を抑えることにつながったオプションについて紹介します。
ケータイの保険
キッズケータイの価格にもよりますが、落としたり失くしたりしたことを考えて、保険には加入しておくのがおすすめです。
ただし、安価なキッズケータイで、何かあってもすぐに本体を購入できるような場合には、保険代を支払い続けるほうが高くなる可能性もあります。
イマドコサーチ
私はドコモなので「イマドコサーチ」という名称でしたが、ほかのキャリアでも同じようなオプションがあると思うので検討してみてください。
この機能は、GPS機能を使って子供の場所を把握できる機能です。
子供の安全確認や見守りができることはもちろんですが、わが家ではケータイを失くしたときに何度もお世話になりました。
ドコモの場合は申込が必要で、月額使用料は税込220円、検索料は1回あたり税込5.5円必要です。
スマホ編
子供に持たせるのがスマホの場合には、本体価格や月々の料金を抑えつつも、屋外でもスムーズにネット回線に接続できることが求められます。
スマホを持つ子供は年齢も高くなっているため、なかなか納得させるのも難しくなりますが、ある程度のところで折り合いをつけて利用料を節約するのがおすすめです。
親が使っているキャリアと同じにして、割引などで月々の料金を抑えた場合、1Gの通信料のみでも2,000~3,000円ぐらいします。
データ通信料などもっと利用料金を押さえたい場合には、UQ mobileなどの格安SIMも検討してみてください。
UQ mobileは、データを繰り越しできたり、学割だと1,500円ほど安くなったりするプランもあるのでおすすめです。
ただ、格安SIMについてはよく耳にするという人も多いと思うので、この記事では、自宅のWi-Fiや「d Wi-Fi」を活用して通信料を抑える方法について」紹介します。
「d Wi-Fi」の活用で通信料を抑える
≪画像元:NTT docomo≫
「d Wi-Fi」については、ドコモユーザーではなくても、下記の条件をクリアして申込を済ませば誰でも利用できます。
・ dアカウントの発行
・ dポイントクラブへの入会
・ dポイントカード利用登録
自宅にネット回線のある人は自宅では常にWi-Fiを利用し、屋外では「d Wi-Fi」を活用することで、通信料が大幅に抑えられます。
Wi-Fiの設定をしていても、Wi-Fiが弱くなると自動でモバイルデータにつながってしまうこともあるため、モバイルデータはオフにしておくのがおすすめです。
ただ、屋外でWi-Fiがつながらない場所へ行くと、LINEやSNSなどの通知も届かなくなるので注意して使い分けてください。
「d Wi-Fi」のメリット
・ 無料で利用できる
・ セキュリティが高い
・ 通信がスムーズ
テザリング機能の活用
親がギガ使い放題など、データ通信料をたくさん使える契約をしている場合、「テザリング」という機能を使えば、親のスマホのデータ通信料を子供が使うことができます。
はじめてだとわかりにくいと思いますので、親子でショップへ行ってスタッフの方に訪ねながら自分で設定するのがおすすめです。
このとき、データ使用料を確認する方法も聞いておけば、使い過ぎを防ぐことができます。
便利と節約の両立を目指す
1度契約すると、解約するまでは毎月のように利用料が発生してしまうケイタイ代は、できるだけ安く抑えたいものです。
ただ、頻繁に使う子供のことを考えると、便利さもある程度は必要と言えます。
今回紹介した方法なども取り入れながら、便利と節約の両立を目指してみてください。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)