正月が終わり、バタバタした時間が落ち着くと「これはどうしよう」と思うものが出てきます。
それが余った年賀はがきとお餅です。
お正月の2大主役が急に厄介者になる瞬間です。
この記事では、
「余った年賀はがきは無駄なく活用! 印刷済み・書き損じ・古い年賀はがきの活用法」
「余ったお餅のリメイクレシピ4選 カビない餅の保存方法もチェック」
を紹介します。どちらもムダにしない節約術です。
目次
余った年賀はがき
余った年賀状や未投函の印刷済み・書き損じの年賀はがきは、さまざまな形で活用できます。
1枚63円とはいえ、枚数が多ければ「塵も積もれば山となる」です。
古い年賀状も一緒に有効活用して、すっきり使い切りましょう。
今回は、余った年賀はがきや古い年賀はがきの活用法について解説します。
まずは2022年お年玉付き年賀はがきの当選番号を確認
印刷済みや書き損じの年賀はがきでも、お年玉付きであれば抽選の対象となります。
まずは、抽選日までそのまま保管しておきましょう。
2022年度お年玉年賀はがきの抽選日は、1月16日(日)です。
2022年度お年玉付き年賀はがきの賞品は、下記の内容が予定されています。
1等(100万本に1本) | 下記のいずれか ・電子マネーギフト31万円分 ・現金30万円 ・現金20万円+2021年発行特殊切手集 |
2等(1万本に1本) | ・ふるさと小包等 |
3等(100本に3本) | ・お年玉切手シート |
参照:日本郵便株式会社
余った年賀状の活用法
残念ながら抽選に外れてしまったお年玉付き年賀はがきは、
「他の商品と交換」
「懸賞に活用」
「各種団体へ寄付」
することで有効活用できます。
余った年賀状の具体的な活用法は、下記の通りです。
(1) 郵便局の商品と交換
年賀はがきを郵便局に持ち込むと、次の商品と交換できます。
・ 普通切手
・ その他の郵便はがき
・ 郵便書簡
・ レターパック封筒などの特定封筒
ただし、他の商品に交換するためには、年賀はがき1枚につき5円の手数料がかかります。
(2) 懸賞に活用
未投函の年賀はがきであれば、懸賞応募に活用することができます。
ただし、古い年賀はがきの場合は、現在の額面と異なる場合もあるため注意が必要です。
料金が不足している場合は、料額印面と重ならないように追加切手を貼って投函しましょう。
年賀はがき受付期間中でなければ、「年賀」の文字は消さなくても通常通り相手に届きます。
気になる場合は、二重線を書いたり塗りつぶしたりして「年賀」の文字を消しておくと安心です。
(3) 各種団体へ寄付
書き損じはがきや未使用はがきを回収している団体があります。
発展途上国の子どもへのワクチンに換えたり支援センターの運営費用に使われたり、用途は団体によってさまざまです。
郵便局の商品交換や懸賞応募の予定がなければ、年賀状の有効活用として各種団体への寄付も検討してみましょう。
郵便局以外の「年賀状セール」「年賀状割引」もチェック!
1月中は、年賀はがきのくじ番号で割引セールを行うお店があります。
お店が設定した番号とくじ番号が当たっていれば、割引が受けられるためお得です。
2021年度は、「メガネスーパー」「メガネ本舗」「ライフ」などで実施されました。
郵便局の賞品と交換したり懸賞に活用したりする前に、身近なお店で年賀状割引セールを行っていないかチェックしてみましょう。
余った年賀はがきは捨てずに有効活用しよう
余った年賀はがきや書き損じの年賀はがきは、通常はがきとして使ったり使い勝手がいい郵便商品に換えたりすることで、無駄なく有効活用できます。
寄付を考えている場合は、各種団体によって送り方が異なるため、ホームページなどで確認が必要です。
余った年賀はがきや使わないまま眠っている古い年賀はがきは、捨てずに形を変えて使い切りましょう。
余ったお餅
お正月に向けてお餅を買うときに、コスパがいい大袋タイプを選ぶ人が多く見られます。
しかし、大袋タイプは、1個あたりの価格が安くお得ではあるものの、食べきれなかったりカビが生えたりすればお得な買い物とは言えません。
せっかくのお餅を無駄にしないためにも、保存方法に注意しながらおいしく食べきりましょう。
今回は、「カビないお餅の保存方法」と「残ったお餅のリメイクレシピ」を紹介します。
カビないお餅の保存方法
お餅は、空気に触れるとカビが生えやすくなります。
パック包装されていないお餅は、袋を開けたらなるべく早く食べましょう。
お餅のカビを防ぐ保存方法と保存目安期間は、下記の通りです。
手順 | 保存期間 | |
冷蔵庫で保存 | (1)お餅を1個ずつラップで包む ※空気が入らないようにしっかり包む (2)フリーザーバッグに入れて保存する | 約1週間 |
冷凍庫で保存 | 約1~2カ月 | |
水に浸けて保存 | (1)お餅の表面を水で洗う (2)水が入った容器にお餅を浸し冷蔵庫で保存する (3)毎日水を交換する | 約1カ月 |
冷凍保存であれば、6か月ほど保存することもできます。
ただし、少しずつ味が落ちてしまうため、おいしく食べきるなら約1~2か月を目安に食べきりましょう。
冷凍保存したお餅は、冷凍のままで調理するか自然解凍をしてから調理をします。
パック包装のお餅は、そのまま常温保存が可能です。
残ったお餅のリメイクレシピ4選(1人分)
おすすめのリメイクレシピを4つ紹介します。
【レシピ1】餅ピザ
残ったお餅とツナ缶やコーンなど家にある食材を組み合わせると、簡単ピザが楽しめます。
明太子やしらすをトッピングすれば、お酒のおつまみにもぴったりです。
【材料】
・ お餅 → 2個
・ 具材、とろけるチーズ → お好みで
・ ケチャップ → 適量
・ 油 → 適量
・ 水 → 大さじ1
【作り方】
(1) お好みの具材を準備しておく
(2) お餅を半分にスライスして電子レンジで軽く加熱しておく
(3) フライパンに油を薄くひいてお餅を並べる
(4) 水を加えて蓋をしたら、お餅が膨らむまで弱火でじっくり焼く
(5) 具材、ソース、チーズをのせたら蓋をして弱火で約3分焼いて完成
【レシピ2】餅ベーコン
ベーコンのうまみと塩分だけでもおいしい一品です。
お好みでチーズを一緒に巻いたり醤油や塩こしょうで味を整えたりしてアレンジも楽しめます。
【材料】
・ お餅 → 1個
・ ハーフベーコン → 3枚
・ 油 → 適量
【作り方】
(1) お餅を3等分にしてベーコンで巻く
(2) 巻き終わりを下にして、油を塗ったアルミホイルの上に並べる
(3) トースターで約10分焼いたら完成
【レシピ3】おかき
電子レンジで作るおかきは、天日干ししたり油で揚げたりせずに手軽におかきが作れます。
ハーブソルトや青のりなど、さまざまな味を楽しみましょう。
【材料】
・お餅 → 1個
・醤油+砂糖 → お好みで
【作り方】
(1) お餅を小さく切ってクッキングシートに並べ、電子レンジで加熱する(600W約2~3分)
(2) お餅が膨らんだら砂糖醤油をからめて完成
【レシピ4】チョコ大福
【材料】
・お餅 → 1個
・チョコ → 2かけら
・片栗粉 → 適量
・ココア → 小さじ1/4+仕上げ用に少々
・砂糖 → 小さじ1
・水…小さじ1
【作り方】
(1) 耐熱ボウルにお餅を入れて水を加え、軽くラップをして電子レンジで加熱する(500W40秒くらい)
(2) ココアと砂糖を加えて練る
(3) 片栗粉をひいたバットに2等分にした (2) をおいて片栗粉をまぶす
(4) 余分な片栗粉をはたいて落としたら、餃子の皮のように伸ばしてチョコを包む
(5) 上から純ココアを振りかけて完成
参照:森永製菓株式会社
アレンジレシピでお餅をおいしく食べきろう
「お正月と言えばお餅」ですが、何日か食べると飽きてしまうこともあります。
お餅を無駄にしないためには、正しい方法で保存することが大切です。
お餅は空気に触れるとカビやすくなるため、ラップで包んだり水に浸したりしながら保存します。
アレンジレシピで食べ方を工夫しながら、おいしく食べきりましょう。(執筆者:成田 ミキ)