以前の記事でダイソーの腕時計について、アラームやLEDライトなど価格以上の機能性があることを紹介しました。
腕時計は購入から4か月以上たった現在も、順調に時を刻んでいます。
100均とは思えないその実力に驚き、続いて目覚まし時計を試してみました。
約2か月間使い続けて実感した、そのメリットとデメリットについてレビューいたします。
なお、掲載価格は税込です。

目次
ダイソーの目覚まし時計

公式ホームページから確認してみると、2021年12月現在購入できるものだけで110円~550円まで10種類あります。
個性的で奇抜なデザインは見られませんが、部屋の雰囲気を邪魔しないシンプルなデザインがほとんどです。
楽天市場で目覚まし時計の最安値を調べてみると、送料無料の610円のものがヒットしました。
今回購入した商品はどちらも330円ですから、半額近い金額ですむことになります。
1. ライト付目覚まし時計 円形 330円


とてもシンプルなデザインで、まん丸の形がとてもかわいいです。
カラーはホワイトとブラックの2種類ですが、どちらも余計な飾りがないため、離れた場所からでも文字盤がくっきり見やすいです。
パッケージにはサイズが表記されていなかったので、測ってみると縦、横ともに約8cm、奥行きは約4cmですから、洗面所やトイレなどにおいても邪魔になりにくいでしょう。
肝心の目覚まし音は電子アラーム音、プチプラながらもライトがつきます。

オレンジっぽい電球色なので、目に刺激が少なく寝室に置くにもよいでしょう。
さらに秒針のカチカチ音が小さく設計されたスイープ機能があるため、枕元にあっても音はほとんど気になりません。
使い続けてデメリットに感じた点
何分かを判別する点が分かりづらいです。

置き時計とするなら、かえってすっきり見やすいので大した問題はないでしょうが、何分に必ず起きたいという細かい時間設定がしたい場合は難しく感じました。
また取扱説明書にも、アラーム誤差として「設定時刻に対して±5分以内」と表示されており、「各つまみを矢印と反対方向に回したりすると、誤差が発生してきます」と指摘されているので、注意が必要です。
2. デジタル時計 330円


縦約5.5cm、横約7cm、奥行き2cmと、非常に小さいです。
手のひらサイズの目覚まし時計は、旅行など出先に携帯するのにも便利でしょう。
コンパクトですが、カレンダーと温度計、アラームにはスヌーズ機能がついています。
約2分間最初の目覚まし音がなった後、約5分ごとにスヌーズにより再びアラームが鳴ります。
小さくても音はそれなりに大きく、しっかり起こしてくれました。
ライト付目覚まし時計とデジタル時計を比較してみると
たとえば明日の朝6時に起きるなら、ライト付目覚まし時計はセットしたアラームをOFFにすると、翌朝分は夜6時すぎてから自分でつまみをONにする必要があります。
デジタル時計は、アラームを止めても自動的に解除されることはありません。
AMとPMでの設定ができますので、1度セットしておけば目覚ましをかけ忘れることがなくなりました。
また、デジタル時計は何分まで細かな時間設定ができることもメリットに感じます。
一方、ライト付目覚まし時計はデジタル時計よりも、離れた場所からでも時間が見やすいです。
2か月使ってみて
これまで携帯に頼り切っていたときは、アプリの不具合からアラームが鳴らずに大慌てすることがありました。
ですが、ダイソーのデジタル時計にいたっては、何もしなくても毎日定時に必ず起こしてくれています。
ただし、
・ ライト付目覚まし時計には単三乾電池1本、
・ デジタル時計は単四乾電池2本
が必要で、どちらも別に購入しなければなりません。
とはいえ電池もダイソーで購入したものを約2か月使用していますが、今のところ遅れもなく順調です。
プチプラですが、目覚まし時計としてだけでなく置き時計としても、洗面所や子ども部屋など使い勝手によってさまざまな場所で活躍してくれそうです。
以上のメリットデメリットをご自身のライフスタイルと照らし合わせて、暮らしに役立ててください。(執筆者:吉田 りょう)