データ容量無制限の楽天モバイルですが、テザリングを使用する際も無制限なのか気になる方が多いですよね。
結論からお伝えすると、楽天モバイルのテザリングには制限がありません。
100GBでも200GBでも利用できます。
しかし、1日10GB以上使用すると、他のユーザーの通信を妨げる恐れがあるとして、通信制限にかかる可能性があるので、注意してください。
また、iPhoneであればiPhone 6s以降のモデル全てが、楽天モバイルのテザリングに対応しています。
これだけ知れたらOKと言う方も多いのではないでしょうか。
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本記事では、次の内容を解説します。
・ 楽天モバイルのテザリングの基本情報
・ 楽天モバイルのテザリングの設定方法
・ 楽天モバイルでテザリングする際の注意点
・ 楽天モバイルのテザリングが遅い時の対処法
楽天モバイルでテザリングする際の設定方法から、注意点まで解説するので、楽天モバイルでテザリングを利用しようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
楽天モバイルのテザリングは制限なしで使い放題!基本情報を解説
楽天モバイルは、データ容量無制限のプランで人気ですが、テザリングも無制限で使い放題なのか気になる方なども多いです。
ここでは、楽天モバイルのテザリングの基本情報を解説いたします。
テザリングは無制限使い放題
楽天モバイルのテザリングは、データ容量無制限で使い放題です。
100GB使っても速度が制限されることはありません。
例えば、パソコンで作業する時やタブレットで映画を長時間視聴しても速度制限にかからないので、スマホだけでなくパソコンやタブレットもテザリングで使用したい方にはぴったりです。
自分のスマホがポケットWi-Fi代わりになるので、現在WiMAXなどのポケットWi-Fiを契約している方の中には、不要になる方も多いのではないでしょうか。
ポケットWi-Fiは安くても月額3,000円ほどかかってしまいますが、楽天モバイルであれば無料です。
ぜひ楽天モバイルのテザリングの利用を検討してみてください。
オプション料金は無料
楽天モバイルのオプション料金は、無料です。
大手キャリアでは、テザリング機能を使用するためにオプションに加入し、毎月500円ほど支払わないと利用できません。
無料で利用できるのはかなり経済的ですね。
同時接続数は端末による
楽天モバイルのテザリングを使用する方の中には、同時に接続できる端末の数が気になる方もいますが、同時接続台数の上限はテザリングする端末によります。
例えば、iPhone13でテザリングする場合は、同時接続台数の上限は5台なので、パソコンやタブレットなどを5台までテザリングでインターネットにつなげるということです。
これがiPhone13ではなくAndroid端末などを使ってテザリングする場合は、同時接続台数が変わってきます。
同時に何台もの端末をテザリングでインターネットにつなぎたい方は、自身の使用しているスマホが何台まで同時にテザリングできるのか確認してみましょう。
ほとんどの端末でテザリング可能
楽天モバイルのテザリングは、ほとんどの端末で利用できます。
例えば、iPhoneはiPhone6s以降の全てのモデルでテザリングが利用可能です。
楽天モバイルから販売されているオリジナルの端末はもちろん、多くのAndroid端末でもテザリングが利用できるので、安心してください。
楽天モバイルでテザリングが利用できる端末は、楽天モバイルの公式サイトから確認できるので、楽天モバイルを契約する前に、念のため確認してみましょう。
楽天モバイルのテザリングの設定方法
いざ楽天モバイルを契約しても、どのようにしてテザリングを利用するのかわからない方も多いです。
そこでここでは、楽天モバイルのテザリングを利用する際の設定方法を解説します。
iPhone/ipad・Androidの2つの場合に分けて解説するので、自分がテザリングする端末の設定方法を参考にしてみてください。
※お使いの端末やOSによって多少文言が異なる場合がありますが、大まかに手順に沿って進めれば設定できます。
iPhone/ipadの場合
iPhoneは、Bluetooth・Wi-Fi・USBでテザリングする方法があります。
ipadは、Bluetooth・Wi-Fi接続のみです。
それぞれ設定方法を解説します。
Bluetoothでテザリングする場合
Bluetoothでテザリングする場合の設定方法は、次のとおりです。
- iPhone/ipadのBluetoothをオンにする
- テザリングする端末のBluetoothもオンにしてペアリングを選択する
- iPhone/ipadの画面に「Bluetoothペアリングの要求」と表示されるのでペアリングを選択する
Wi-Fiでテザリングする場合
Wi-Fiでテザリングする場合の設定方法は次のとおりです。
- テザリングする端末のWi-Fi設定をオンにする
- iPhone/ipadの「設定」から「インターネット共有」に進み、「ほかの人の接続を許可」をオンにする
- テザリングする端末のWi-Fi設定画面でiPhone/ipadのネットワーク名を選択し、iPhoneの「設定」→「インターネット共有」内に記載されているパスワードを入力する
USBでテザリングする場合
USBでテザリングする場合の設定方法は次のとおりです。
- iPhoneとテザリングする端末をUSBケーブルでつなぐ
- テザリングする端末のネットワーク設定画面から、iPhoneのネットワーク名を選択し、iPhoneの「設定」→「インターネット共有」内に記載されているパスワードを入力する
Androidの場合
Androidの場合も、Bluetooth・Wi-Fi・USBの3つの好きな方法でテザリングできます。
Bluetoothでテザリングする場合
Bluetoothでテザリングする場合の設定方法は、次のとおりです。
- Android端末とテザリングしたい端末のBluetoothをオンにする
- テザリングしたい端末のBluetooth設定画面上でAndroid端末を選択する
- ペアリングを要求されるので、ペアリングを選択する
Wi-Fiでテザリングする場合
Wi-Fiでテザリングする場合の設定方法は、次のとおりです。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」と進む
- 「Wi-Fiテザリング」をタップ
- アクセスポイント名・暗号化タイプ・パスワードを設定する
- テザリングしたい端末のWi-Fiをオンにする
- 先ほど設定したアクセスポイント名をタップし、パスワードを入力する
USBでテザリングする場合
USBでテザリングする場合の設定方法は、次のとおりです。
- Android端末とテザリングしたい端末をUSBケーブルで繋ぐ
- Android端末の設定から、「無線とネットワーク」→「テザリングとポータブルアクセス」→「USBテザリング」と進みONにする
- テザリングしたい端末のネットワーク設定画面で、Android端末のネットワーク名を選択する
楽天モバイルでテザリングする際の注意点
楽天モバイルでテザリングする際は、いくつか注意点があります。
注意点を知らずに楽天モバイルを契約したりテザリングを利用したりすると後々後悔することもあるので、一度目を通してみてください。
楽天モバイルでテザリングする際の注意点は、次の4つです。
1. パートナー回線エリアは月5GBまでの制限がある
2. 楽天回線エリアは1日10GBの制限がある
3. バッテリーが減りやすい
4. iPhone 6s以前のモデルはテザリングできない
1つずつ解説します。
1. パートナー回線エリアは月5GBまでの制限がある
楽天モバイルは、楽天回線エリアでの通信は無制限ですが、auの回線を使用するパートナー回線エリアでの通信は月に5Gbまでの制限があります。
これはテザリングにも適用されるルールです。
テザリングをパートナー回線エリアで月5GB以上使用すると、通信制限にかかるので注意してください。
通信制限後は、1Mbpsに制限されてしまいます。
Webページの閲覧などはできる速度ですが、通常時と比べるとストレスを感じる速度です。
2. 楽天回線エリアは1日10GBの制限がある
楽天モバイルは、楽天回線エリアでの通信であれば無制限とお伝えしましたが、実際は1日10GBの制限があります。
楽天モバイルが公式に発表している情報ではありませんが、楽天モバイルユーザーの間では1日に10GB以上使用すると、2~3Mbpsに速度制限される説が濃厚です。
楽天モバイルの公式サイトには、「他のお客様への公平なサービス提供に支障をきたす恐れのある場合は通信制限を行う場合がある」と記載されているだけで、通信制限される正確な数値は記載されていません。
無制限と言っても、1日に10GB以上使用すると通信制限にかかると理解しておきましょう。
しかし、毎日4k並の超高画質な映画を長時間視聴し続けるくらいのヘビーユーザーでない限り、1日10GBを超え続けるのは不可能なので、多くの方には問題ない話です。
バッテリーを激しく消耗する
楽天モバイルのテザリングだけに限る話ではありませんが、スマホでテザリングするとバッテリーを激しく消耗します。
外出先で作業するためにパソコンをテザリングでインターネットに長時間接続するような場合は、スマホのバッテリーがなくなって焦るような状況にならないように、注意してください。
しかし、バッテリーの消費はテザリングをどのような接続方法で利用するかによって変わるので、バッテリーを消費しにくい接続方法を利用すれば大丈夫です。
テザリングには次の3種類の接続方法があります。
- Bluetoothテザリング
- Wi-Fiテザリング
- USBテザリング
Wi-Fiテザリングはバッテリーの消費が激しく、Bluetooth接続は消費が少ないので、バッテリーが気になる方はBluetoothで接続してテザリングするようにしましょう。
Bluetoothでのテザリング方法は、先ほど紹介した「楽天モバイルのテザリングの設定方法」の部分を参考にしてください。
iPhone 6s以前のモデルはテザリングできない
先ほど、楽天モバイルではほとんどの端末でテザリングできるとお伝えしましたが、iPhoneはiPhone 6s以前のモデルではテザリングできません。
iPhone 5などでテザリングを利用しようと思っている方は、注意してください。
楽天モバイルでは、契約と同時にiPhoneを購入する方向けに、かなりお得にiPhoneが購入できるキャンペーンを実施しています。
実質最大3万5,000円割引の価格で購入できるモデルもあるので、気になる方は、こちらの記事を参考に楽天モバイルを契約してみてください。
楽天モバイルのテザリングが遅い時の対処法
楽天モバイルでテザリングしていると、通信速度が遅いと感じることがあります。
そんな時は、次の対処法を試してみてください。
・ 端末を再起動する
・ テザリングに対応している端末か確認する
・ インターネットの接続状況を確認する
・ 端末のOSをアップデートする
・ 同時接続台数を確認する
1つずつ解説するので、確認してみましょう。
端末を再起動する
まずは、端末を再起動してみましょう。
端末の不具合であれば、再起動するだけで通信速度が改善されることもあります。
再起動しても改善されない場合は、端末ではなく他の原因で通信速度が遅くなっていると考えられます。
テザリングに対応している端末か確認する
次に、そもそもスマホがテザリングしている端末なのか確認しましょう。
かなり昔に買ったスマホではない限り、楽天モバイルのテザリングはほとんどのスマホに対応しているのですが、iPhone 5などの昔の端末はテザリングが利用できません。
自分のスマホがテザリングに対応しているかは、楽天モバイルの公式サイトから確認できます。
インターネットの接続状況を確認する
次に、スマホのインターネットの接続状況を確認しましょう。
スマホのインターネット接続ができていない場合は、テザリングで他の端末をインターネットにつなげません。
圏外になっている場合は電波の届きやすい窓際に移動したり、外出先であれば電波の届く場所まで移動したりして対処しましょう。
また、USB接続であれば電波の状況が悪くても安定したテザリングが可能なので、USB接続でテザリングするのもおすすめです。
端末のOSをアップデートする
テザリングするスマホのOSのアップデートをしていない場合は、最新のOSにアップデートしましょう。
不具合を改善するためのアップデートの場合は、最新のOSにアップロードするだけで速度が改善される可能性があります。
バグなどを改善するものでもあるので、常にアップデートは確認することをおすすめします。
接続台数を確認する
テザリングで何台の端末を接続しているかによって、通信速度に影響が出ることもあるので、注意してください。
先ほど、iPhone 13は最大5台まで同時接続可能とお伝えしましたが、同時に接続する台数が多いほど通信速度は遅くなります。
通信速度が遅いと感じた場合は、同時に接続する台数を少なくしましょう。
楽天モバイルのテザリングに関するよくある質問
ここでは、楽天モバイルのテザリングに関するよくある質問とその解答をお伝えします。
ここまでの解説で楽天モバイルのテザリングに関する疑問がまだ残っている方は、解決できる可能性が高いので参考にしてください。
楽天モバイルのテザリングでゲームはできる?
楽天モバイルのテザリングでゲームはできます。
しかし、大前提として、時間帯や地域によっては難しいこともあると理解しておきましょう。
PS4で人気のフォートナイトやFPS系のゲームは、通信速度ではなく「Ping」の方が大切です。
Pingとは、データを送信してから返答するまでの速度のことで、どのくらい動作に遅延があるのかを表します。
いくら通信速度が早くても動作に遅延があると、確実に相手に命中するはずのタイミングでボタンを押しても、相手に命中しないなどの問題が発生するので、ゲームを楽しめません。
数値で言うと、100ms以下のPingであればそこまでストレスを感じずに楽しめます。
楽天モバイルはPingの数値が低いので、そこまで遅延を感じずにプレイ可能です。
楽天モバイルのテザリングでおすすめの機種は?
同時に何台接続したいかによります。
5台以下の場合はiPhoneがおすすめで、5台以上の場合はAndroid端末がおすすめです。
Androidの中でも、次の端末は最大10台まで同時に接続できます。
・ Rakuten BIG
・ Rakuten Hand
・ Rakuten Hand 5G
・ Rakuten BIG s
・ AQUOS sense4 lite
・ AQUOS sense4 plus
・ AQUOS R5G
・ AQUOS zero6
・ AQUOS sense5G
・ AQUOS sense6
・ OPPO Reno3 A
・ OPPO A73
・ OPPO Reno5 A
5台以上同時に接続する場合は、上記のAndroid端末であれば楽天モバイルで販売しているので、契約と同時に購入してみてはいかがでしょうか。
「インターネットなし」と表示された時の対処法は?
楽天モバイルのテザリングを使用する際に、「インターネットなし」と表示されて、テザリングできない事案が発生することがあります。
この問題は、Android端末で多いです。
「インターネットなし」と表示されて使用できない場合は、次の手順でAPNを設定すれば使用できるようになります。
1. 設定→接続(Wi-FiやBluetooth関連) → モバイルネットワーク → APNと進みます
2. いくつかのAPNがありますが、すでに選択されているAPNをタップしてください
3. APNタイプをタップ
4. すでに記載されているAPNタップの末に「,dun」を追加しOKをタップ
以上で終了です。
もう一度テザリングをして、通信できるか確認してみましょう。
楽天モバイルはテザリングも無制限!ポケットWi-Fiは必要なし
今回は、楽天モバイルのテザリングの基本情報から、テザリングの設定方法などを解説してきました。
楽天モバイルのテザリングも無制限で使い放題なので、別にWiMAXなどのポケットWi-Fiを契約している方の中には、楽天モバイルが代わりになる方もいます。
ポケットWi-Fiが必要なくなれば、月に3,000円ほど節約できますね。
外出先や自宅でパソコンやタブレットなどをインターネットにつなぎたい方は、楽天モバイルのテザリングを利用してみましょう。(執筆者:吉野 光祐)
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