メルペイは最近クーポン専用の決済になっている、そんな人は多いのではないでしょうか。
久々に、高額還元のキャンペーンがやってきました。
ただし、クセ強めなキャンペーンですので注意点もしっかりと解説します。
目次
(9/1までに利用)初めてのメルペイスマート払い(定額)で50%還元
≪画像元:メルペイ≫
8月4日~9月1日の期間中にエントリーの上で、初めてメルペイスマート払い(定額払い)を利用してください。
・メルカリ
・街のお店(iD決済、メルペイ決済が利用可能)
・ネットショップでの決済 (バーチャルカード含む)
が還元対象です。
定額払い請求後に清算した利用金額(元金)の50%分のポイントが還元されます。
毎月の清算ごとに最大で6回までポイント還元、上限は合計5,000ポイントです。
定額払い手数料が半年分実質無料
メルペイスマート払い(定額)は、元金に対して年15%の手数料が発生します。
通常だと、手数料の分だけ損をしてしまいますね。
しかし、50%還元対象となる定額払いの清算時に支払った、定額払い手数料分のポイントが還元されます。
8月4日~2023年3月31日の清算が対象と、約半年間手数料が実質無料です。
毎月の清算ごとに最大で6回までポイント還元ですが、上限は特に設定されていません。
繰り上げ返済も可能
早めに返済したい方は、以下の方法で繰り上げ返済することもできます。
・ 定額払いの設定額を引き上げる
・ 支払い方法を「チャージして支払う」か「コンビニ/ATM」に変更し、任意の日に支払う
・ 翌月払いご利用分を支払い期間前に支払う
50%還元されるポイントは減りますが、早めに完済できれば気分はスッキリしますね。
還元ポイントをシミュレーションしてみた
・ 手数料率:年15%
・ 利用残高:5万円
・ 毎月指定の清算金額:5,000円
・ 利用翌日から利用当月末日まで:31日間
・ 清算額:5,000円
という条件で、シミュレーションしてみました。
・ 手数料充当分:5万円×15%/365日×31日=636円 → 636ポイント還元
・ 元本充当分:5,000円-636円=4,364円 → 2,182ポイント還元
定額払いの設定方法
≪画像元:メルペイ≫
定額払いにするには設定が必要です。
以下の流れで設定してください。
1. 「メルペイ」→「使った履歴」→「メルペイスマート払い」とタップ
2. 定額払いしたい商品を選択し、「定額払いの設定へ進む」をタップ
3. 定額払いの設定額を設定し、「確定して次へ進む」をタップ
4. 表示された内容を確認し、「定額払いを確定する」をタップ
清算の方法
≪画像元:メルペイ≫
定額払いの清算方法は、自動引落し、残高で清算、コンビニ/ATMの3つあります。
自動引落し
6日、11日、16日、21日、26日のいずれかの日を指定してください。
手数料無料で、支払い用の銀行口座より自動で引き落とされます。
残高だけでなく、友達招待やキャンペーンなどでもらえるポイントとの併用払いも可能です。
アプリでかんたん本人確認が完了している必要があります。
残高で清算
メルペイ残高での清算も手数料無料ですが、好きなタイミングで支払えます。
こちらも、ポイントとの併用払いが可能です。
アプリでかんたん本人確認が完了している必要があります。
コンビニ/ATM
コンビニのレジやATMから現金で精算するには、220円~880円の手数料(支払い金額によって異なる)が発生します。
この手数料は、全額還元の対象外です。
友達招待やキャンペーンなどでもらえるポイントは利用可能ですが、それ以外のポイントは使えません。
キャンペーンの注意点はかなり多い
50%還元は、最近ではあまり見ない高還元です。
それだけに、落とし穴も多いので注意してください。
【注意点1】20歳未満は利用不可
≪画像元:メルペイ≫
20歳未満は、メルペイスマート払い(定額)を利用できません。
18歳、19歳はメルペイスマート払い(翌月払い)を利用できますが、今回のキャンペーンの対象にはなりません。
【注意点2】審査がある
メルペイスマート払い(定額)を利用するには、審査があります。
通常1~2日で結果が知らされ、利用限度額も設定されます。
審査落ちすれば、もちろん利用できません。
【注意点3】各種設定を完了させること
≪画像元:メルペイ≫
メルカリでの利用の場合、「本人情報の登録」を済ませる必要があります。
お店での利用の場合、「お店でも使えるメルペイスマート払い」を設定してください。
【注意点4】対象外のお店
以下のお店での利用は、対象外です。
・ 日本郵便 (ネットショップ含む)
・ Amazon.co.jp
・ DMM.com (toreta+)
・ WINTICKET
・ みんなの競輪
・ 楽天モバイル
・ ENEOS
・ コスモ石油
・ ChargeSPOT
・ mocha
・ ファミリーマート
・ メルカリShops
・ メルカリのチケットカテゴリーでの購入
ファミマ、メルカリShops、ガソリンスタンドには注意が必要ですね。
【注意点5】対象外の決済
対象のお店であっても、以下の決済は対象外です。
・ メルカリクーポンを利用した決済
・ メルペイのポイント還元クーポンで決済されたメルペイスマート払い (翌月払い) での決済
【注意点6】バーチャルカードを利用できないお店
≪画像元:メルペイ≫
バーチャルカードは、Mastercard加盟のネットショップで利用できます。
キャンペーン対象ですが、以下のお店ではそもそもバーチャルカードを利用できません。
・ 海外のWebサイト
・ 交通系ICカードへのチャージ
・ 公共料金の支払い
・ 月額、継続契約の支払い
・ 街のお店
・ メルカリ
・ メルカリShops
【注意点7】支払いが遅れると遅延損害金が発生
メルペイスマート払い(定額)の支払いが遅れると、遅延損害金が発生します。
遅延損害金は年14.6%と、カードローンなどと比べれば低金利ですが、遅れないようにしてください。
【注意点8】7回目以降の返済にはポイント還元なし
元金分、手数料分とも、ポイント還元は最大6回です。
7回目以降の返済については、ポイント還元がありません。
6回目までに完済しましょう。
【注意点9】付与ポイントの有効期限は60日
キャンペーンで付与されるポイントの有効期限は、60日です。
このポイントは清算にも利用できますので、忘れず使い切りましょう。
「1万円までの買い物を6回までに完済」するならおすすめ
初めてメルペイスマート払い(定額払い)を利用すると、元金の50%相当のポイントと、定額払いの全額相当のポイントが還元されます。
元金の50%相当の上限は5,000ポイントですから、1万円までの利用で満額還元です。
また、いずれのポイントも6回まで還元されますので、6回までで完済しましょう。
くれぐれも計画的な利用を心がけてください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)