メルカリでは商品を出品する際に、発送まで何日かかるかを設定しなければなりません。
この「発送までの日時」は、
- 1~2日
- 3~4日
- 4~7日
の3種類から選択するのですが、意外とこの設定を適当にしている方も多いのではないでしょうか。
しかしこの発送までの日数は売れ行きに影響することもあり、逆に設定を適当にすると取引後の評価にも影響しかねない重要な要素となります。
今回はそんなメルカリの発送までの日数について、お得に利用するための設定方法を詳しく紹介していきます。
目次
1~2日が売れやすい
多くの購入者は購入してから発送されるまでの日数は、できるだけ短い方がうれしいと感じます。
支払いの決済はATM払い以外は購入ボタンを押した時に決定しますから、お金を払ったらできるだけ早く実物を手に入れたいと考えるのは当たり前です。
そのため売れやすくしたいのであれば、発送までの日数は1~2日に設定しておくのが正解です。
1~2日で発送の商品が、もし発送されなかったら
しかし売れやすいからと言う理由だけで1~2日に設定し、実際に発送するのは期限を過ぎてからというのはいただけません。
筆者も1~2日で発送となっている商品を購入したのに、実際に発送されたのは4日後以降という経験がよくあります。
この場合発送をメッセージで急かしても良いのでしょうが、相手によっては急かすとあとから「残念だった」という評価をつけられてしまうリスクもあるため、基本的に急かすことは避けています。
理不尽ですが、自分に悪い評価をつけられないようにするためにはある程度の慎重さが必要です。
約束が守られないと評価に直結する可能性も
もし1~2日で発送すると商品説明に書いてあるのに、それを過ぎても一行に連絡も発送もない場合、取引後の評価が「残念だった」となる可能性が高まります。
筆者がそのよう場合どういう評価をするのかはケースバイケースですが、このような対応をする出品者は発送までの日数の重要さを、おそらくまったく意識していないからと思われます。
「べつに最終的に発送すればいいんでしょ?」といった反応をしてくる出品者もいますが、約束を守らなかった場合は残念だったと評価されても致し方ないでしょう。
評価が落とされれば、当然ですがその後メルカリで自分の商品が売れにくくなってしまいますので、結果的には損することになります。
万一遅れるのなら必ず連絡を
そうは言っても、状況によってはどうしても約束していた予定日までに発送できないということもあり得ます。
そのような時は、必ずその旨をメッセージで丁寧に購入者に伝えるべきです。
きちんと説明しておけば、多少の遅れで残念だったという評価をつけられるリスクが低くなるはずです。
遅れた場合キャンセルされる可能性も
現在のメルカリのシステムでは、この発送までの日数を超えても発送されない場合は、「この取引をキャンセルする」というボタンが取引画面に表示されるようになるため、購入者側から取引をキャンセルすることが可能となります。
キャンセルは一方的にはできませんが、事務局が認めればせっかく売れた商品がキャンセルになってしまうかもしれません。
このように、安易に発送までの日数を設定した結果、取引がキャンセルになる可能性もあることは覚えておきたいものです。
アカウント凍結のリスクもあるので要注意
さらにこのような発送の約束を守らなかったため取引がキャンセルになってしまうと、出品者側のアカウントがしばらく利用停止になる可能性もあります。
発送までの日数を適当に設定してしまったがために、アカウント凍結というペナルティーを食らわないためにも、単に売りやすいからと言う理由だけで1~2日に設定するような安易な発送は、結果的に損してしまうので気をつけるようにしてくださいね。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)