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メルカリでビットコインが買える! 実際に体験したお手軽感をレポート

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メルカリでビットコインが買える! 実際に体験したお手軽感をレポート

メルカリといえば、不要品を売って現金化するという、広い意味では「資産運用」に役立つサービスです。

そんなメルカリで今回スタートした新しいサービスが、ビットコインの売買サービスです。

このビットコインの売買サービスは、メルカリの子会社である「メルコイン」が提供し、当然ですがメルカリアプリ内で提供されています。

「メルカリでビットコイン?」と疑問に感じる方も多いかも知れません。

これまで気にはなっても実際にビットコインを購入できなかった人でも、難しいウォレットや取引所などの垣根を一切とっぱらって、手軽にビットコイン売買ができるこのサービスは見逃せません。

今回は実際にメルカリのビットコイン売買サービスを使ってみて、その使い勝手やメリットについて紹介します。


乱高下が激しいビットコインです。必ず利益が出ると保証されてはいませんので注意してください。購入は自身の判断で行ってください。

メルカリで ビットコイン購入


手続きはほんの数分で非常に簡単

初めてビットコインにチャレンジした際は、取引所となる「bitFlyer」のアプリのダウンロードから各種登録まで、それなりに手間のかかる作業が必要でした。

しかし今回はすでに使っているメルカリアプリ内での購入なので、面倒な手間はほとんどありません。

取引を始めるまでの手順を見ていきましょう。

事前準備は簡単な3ステップ

ビットコインの売買サービスは、

「マイページ」→「ビットコインを買う」

から画面を開きます。

次に簡単な説明画面が出て、申込みの手順が表示されます。

事前準備の流れとしては

「本人情報の確認」

「生体認証の登録」

「本サービスへの申込み」

となります。

筆者の場合は本人情報はすでに登録済みですので、「生体認証の登録」を行います。

これは電話番号のSMS認証と、iPhoneのFaceIDのチェックで終了しました。

最後に本サービスへの申込みとなりますが、ここでは「重要事項の確認」とビットコインの売買経験、サービスの利用目的、年収や貯金などの項目を登録していきます。

以上で手続きの終了です。

所要時間はほんの数分です。

以前の取引所への登録と比較すると、メルカリのアカウントからすぐに設定できる分、圧倒的に手軽となっています。

ビットコインを実際に購入してみた

画面のインターフェースは極めてシンプルで、画面上部のチャートで相場の上下を確認し、画面の下に「買う」ボタンがあるだけという、極めてシンプルな構成で、迷うことはなさそうです。

ビットコインを購入する際には、「買う」ボタンをタップします。

1つだけ注意しなければならないのが、ビットコインを購入する際の資金が、メルペイ残高、またはメルカリで登録している銀行からの引き落としのみが利用可能ということです。

後払いで利用できるメルペイスマート払いやメルカードなどが利用できず、売上金やすでにチャージしているメルペイ、そして銀行口座に入っている現金が利用可能となります。

購入画面を見ると、「購入可能金額」として表示されているのはメルカリポイントだけで、それ以外の売上金や銀行から、ビットコイン売買サービスにお金をチャージするという形になるようです。

メルカリのビットコイン売買機能は、ウォレット的な役割を果たして、このウォレットにお金をチャージしてビットコインの売買を行うことになります。

メルカリアプリ内だけで完結しますから、面倒さは皆無です。

チャージはビットコイン購入画面から選択でき、購入画面では購入したい金額を選択します。

メルペイ残高やポイントだけで足りない場合は、売上金と登録してある銀行のいずれかを選択し、チャージが完了すれば、ビットコインが購入できます。

購入したビットコインを売上金に戻せる

ビットコインを購入すると、画面には購入した金額と、購入した時点からいくら上がったか(あるいは下がったか)の金額が表示されるようになります。

この金額はリアルタイムで更新されるため、画面を眺めているうちに数円単位で金額が変わっていきます。

購入したビットコインは、どうやって現金に戻せるのでしょうか。

ビットコインを購入すると、画面上に購入したビットコインの金額が日本円で表示されます。

投資目的でビットコインを購入するのであれば、画面上のチャートをチェックし、利益が出ているからビットコインを日本円に戻そうとしたいのなら、「売る」ボタンをタップすれば、即座に販売した金額分の円がチャージされます。

円が直接メルペイや売上金に反映されるのではなく、チャージされた円をウォレットの中に残しておき、タイミングを見てあらためてビットコインを買い直すのか、メルペイ残高に戻すのかを選択することになります。

残高に戻せば通常の売上残高と同じように、メルカリでの商品購入に使えたり、自分の銀行口座に振り込みして現金化することが可能となります。

ビットコインの利益をチェックするには?

ビットコインの取引で利益が出ているかどうかを確認する際は、メルカリアプリの「マイページ」を開けば画面上部の「残高」のすぐ下にある「ビットコイン」の項目で現在の所有金額と、運用のプラスマイナスの金額が確認できます。

この運用額を見ながら、ここぞというタイミングで売却すれば、利益が確定します。

もし詳細を確認した場合は、マイページのビットコイン欄にある「買う」をタップすれば、ビットコインの画面に遷移するので「取引履歴」を確認しましょう。

過去に購入した際の履歴は、「購入」の履歴をタップして「取引時価格」をチェックしてみてください。

ここには自分が購入した時のビットコインのレートが出ています。

今のレートと比較してどの程度上がっているかを見られます。

1度ビットコインを購入すればマイページに常にビットコインの項目が表示されるようになるので、手軽に利益をチェックできるのもメリットのひとつです。

メルカリのビットコイン売買サービスの手数料は?

ビットコインを売買するとなる時に気になるポイントの1つに、手数料があります。

メルカリでは、この手数料はすべて「無料」ですが、ビットコインの売買の価格差がありますので、購入したビットコインをすぐに売却するスプレッドの分だけ損をします。

スプレッドはその時の状況によって異なります。

目安としては売買それぞれに1%程度となっていて、売買の両方で2%程度が目安になります。

3000円のビットコインを購入してすぐに売ると6円程度マイナスとなるという計算です。

よほどの大金を使わない限り2%程度のスプレッドは大きく影響しないはずですが、売買しているうちに若干お金が減っていると言うことは知っておいた方が良いでしょう。

「プラスアルファ」で投資できるメルカリでのサービス

メルカリのビットコイン売買サービスは非常に手軽に始められ、チャレンジしてみたいと思っている人にとってハードルが低いサービスと言えます。

ライトユーザー向けのサービス故に、機能的には専用の暗号資産業者のアプリと比較すると限定されてしまっているので、ガッツリ使い倒したいという人には物足りなさを感じさせるかも知れません。

メルカリというのは不用品を処分して作ったお金がほとんどとなるため、そんな「プラスアルファ」の資金を使って投資にチャレンジしてみるというのは、生活費を削ってしまうのとは違って気軽に試せるというメリットもあるはずです。

お小遣い的に貯めている売上金を使って、ビットコインでさらにお金を増やせるのなら、リスクを最小限にできるといえるのではないでしょうか。

実際メルカリの発表によるとこのサービス開始から約2週間で10万人の登録があり、そのうちの77%がこれまで暗号資産の取引をしたことがないというアンケート結果になっているようです。

ある意味「あまっているメルカリの売上残高」を使って投資にチャレンジできるという意味で、このサービスは独特で、使う側にとっても気軽さと共にメリットが感じられるだけに、今後も目が離せないことは間違いありません。

時間が経過したら、メルカリで購入したビットコインの収支も、あらためてレポートしていきたいと思います。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)


《石神 里恵》
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石神 里恵

執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵 石神 里恵

OLとしてブラック企業に7年間勤めたのち、ライターとして独立。美容・恋愛・節約系を中心に記事を執筆しています。ライター活動の傍らで、ライティングスクールのアシスタントも担当。読み手が「助かった!」と思えるような記事の執筆を心がけています!メルカリ公式サロンメンバー 寄稿者にメッセージを送る

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