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auスマートパスプレミアムのお得総決算 「得したつもり」になっていないかの振り返り

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auスマートパスプレミアムのお得総決算 「得したつもり」になっていないかの振り返り

筆者は2023年2月からサブスクのサービス、auスマートパスプレミアムに加入しました。

ドコモのahamoユーザーですが、関係ありません。

30日の無料期間が済んだ後も、月額548円の会費を毎月取り返し、余りある状態を維持しています。

auスマートパスプレミアムに加入した4か月を振り返ります。

お得の度合いを考えるにあたり、陥りがちな落とし穴とその対策についても考えます。

ちなみに「いくら得したか」は、実は考えません。

「元を取っている」だけで十分であって、その理由はお読みいただければわかるはずです。

auスマートパスプレミアム

「儲かった錯覚」に負けない、私のauスマートパスプレミアムとの向き合い方

最初に、auスマートパスプレミアム(以下、スマプレ)とどう向き合っているか、筆者の心構えを申し上げます。

クーポンが多数出るからと言って、無駄な使い方では元も子もありません

【関連記事】:「auスマートパスプレミアム」に入会でドトールコーヒー2000円分のクーポンがもらえる 実際に入会してみました

実店舗割引クーポンのみで月会費を取り返す

心構えその1は、スマプレの豊富なサービスを3種類に分類し、最重要のタスクを着実に実行することです。

最重要タスク:月会費を取り返すにあたり唯一考慮する

実店舗の割引クーポン(au PAYで使う)のみで、月合計550円を、無理せずに突破する

・ 割引クーポンの発行状況の変化により、月合計550円の割引が恒常的に得られなくなったら、退会することも決めておく

重要タスク:お得額の計上には含めないが、よく使う

・ 入会時特典(例:ドトールコーヒークーポン2,000円分)

・ au Payマーケットで「送料無料」店舗が多い

・ au Payマーケットでの「Ponta最大1.5倍交換」(ポイントを増やして通販に使える)

・ auスマートパスサイトで入手できる、リロクラブ提供の各種クーポン

・ menu送料無料特典

・ 映画割引サービス

・ 抽選で当たる商品

・ 音楽聴き放題

・ au Wi-Fiアクセス(スマホ、タブレットの自動接続)

非重要タスク:使わないので考慮しない

・ au Payマーケットの割引クーポン(適用金額が高額でやや使いづらい)

・ 動画見放題

・ 雑誌読み放題

・ auブックパスのクーポン

・ menuのローソンデリバリー(居住地で未実施)

利用するサービスすべてをお得額に計上しない

上記のとおり、スマプレの特典を分類していて、1番目のみで具体的に元を取る戦略です。

2番目の「重要タスク」も大事なサービスであり、事実au Payマーケットでのお米購入など、日常的に利用しています。

スマプレのおかげで送料無料になるお店も多く、助かっています。

しかし通販やネットスーパーは他にもあります。

そちらでお得なクーポンも常時発行されています。

スマプレの月会費を支払っているからといって思考停止し、選択肢を放棄したくありません

「menu」もピザの宅配等で数回使いましたが、デリバリーはとりわけ得した錯覚を起こしやすいと感じます。

「送料無料だから気軽に使う」という発想は固く戒めていますし、使う際も他のサービスと比較してからにします。

スマプレ(auスマートパスアプリ)ではリロクラブ提供のクーポンもたくさん発行されていて、実店舗でこれらも利用しています。

ですが気を付けたいのは、dポイントや楽天ペイ、LINEなどでもしばしば同じクーポンが発行されていることです。

スマプレのおかげで目に付きやすいという点にはいつも感謝しているものの、無料で手に入るクーポンであれば、お得額に計上すべきではないと考えます。

音楽聴き放題は私にとってもはや欠かせないサービスですが、スマプレ以外にも多数存在するため、やはりお得額には計上しません。

実店舗のクーポンにも考え方が必要

心構えその2です。

実店舗のクーポンにも、具体的なお得戦略が必要と考えます。

スマプレ加入後、クーポンのよく出るミスタードーナツで仕事をする回数が極端に増えました。

コーヒーとドーナツ1個で100円引いてもらい、362円です(決済400円以上でクーポン適用)。

ミスドはコーヒーがおかわりできますから、仕事環境としては悪くありません

いっぽう上島珈琲店でも、クーポンが多く発行されています。

ただこちら、決済額が700円または1,000円必要です。

100円引き(50円引きもあった)や10%引きでは、決してお得だとは感じません。

まれにモーニングに行く程度にしています。

サンドラッグやウエルシア等、100円以上の決済で割引のあるお店では、わずかな買い物をして最大限のお得を得ます。

のど飴や、歯間ブラシ等が適当です。

こうした、日々の振り返りを踏まえた上で、550円の割引を得ます。

auスマートパスプレミアムはどんな人におすすめ?

auスマートパスプレミアムは、携帯キャリア等に関係なく誰でも入会できるサブスクで、月会費548円を徴収されます。

スマプレをおすすめできる人、できない人を選び出します。

筆者のクーポンの使い方

筆者は上記に挙げた3分類のうち、2番目(重要タスク)もよく使っているものの、お得度には計上しないことにしています。

1番目の最重要タスクでは、毎月次のお店(例)でクーポン(au PAYにセットする)を使っています。

カッコ内はクーポンの割引額です。

・ ローソン(250円)

・ ミスタードーナツ(100円)

・ サンマルクカフェ(100円)

・ モスバーガー(100円)

・ ダイソー(100円)

・ ウエルシア(100円)

・ サンドラッグ(100円)

・ 餃子の王将(100円)

・ スシロー(100円)

現在、ローソンのクーポンは1か月有効です。

これを250円以上の決済で使用することが毎月重要で、これにより548円の月会費の、半分近くを取り返しています。

これ以外に、100円割引のクーポンを3回使えば、ペイします。

ミスタードーナツは現在毎週発行されていますが、他のクーポンは1か月のうち、1週間が有効期間となります。

すべて残らず使おうとは思っていませんし、使えなくて失効することもあります。

それでも、外出時に意識し、複数の店舗を巡回することで使い漏れを防げます。

この他、不定期ですがこんなクーポンを得て、使いました。

今後も繰り返し登場するものと思われます。

・ 西友(10%オフ)

・ くら寿司(20%オフ)

クーポンに合わせてお店を使う生活では、真に得だと言えないと思われる向きもあるでしょう。

ですが前述の通り、無理しません。

上島珈琲店のような、難易度の高いクーポンはスルーしてもいいのです。

なによりも、クーポンがあってさまざまなお店に行くのは、実に楽しいものです。

「楽しさ」が目的になるとそれも違うかもしれませんが、無理せず楽しいのならいいと思っています。

スマプレおすすめの人

次の人は、毎月コンスタントに得ができるでしょうから、スマプレ入会をおすすめします。

携帯キャリアは問いません

・ ローソン(ナチュラルローソン、ローソンストア100)が近くにある

・ チェーン店のカフェをよく使う

・ ドラッグストアの前をよく通る(安価なものを購入するだけでいい)

・ auユーザーかつiOSユーザーで「修理代金サポート」を使いたい

ドラッグストアは「マツモトキヨシ(ココカラファイン)」や「スギ薬局」などお気に入りのお店がある人も多いでしょうが、関係ありません。

サンドラッグやウエルシアの前を通りがかったら、100円以上の商品を購入すればいいだけです。

最後の修理代金サポートは、au、UQモバイル、povoユーザー限定です。

壊れた(紛失した)iPhone(iPad)の修理代金を最大1万2,900円(税込)相当サポートしてくれるサービスで、保険と考えれば月548円に十分な価値があるはずです。

スマプレに入らないほうがいい人

・ ローソンに縁がない

・ チェーン店のカフェはあまり使わない

・ au PAYを使いたくない

・ 家の買い物をしない

ローソンが生活範囲にないとなると、月548円のハードルは少々高いかもしれません

それからau PAYは誰でも使えるQRコード決済ですが、決済の種類を増やすのが嫌な人もいるでしょう。

ただ筆者は最近au PAYで決済するのは、スマプレ利用時だけになりました。

利用頻度は決して高くないのです。

基本的にはスマプレはおすすめです

スマプレにおいて、お得をする考え方から、実際の利用法まで見てきました。

これだけ意識していれば「得したつもり」にはならないと考えます。

携帯キャリアに限らずスマプレを活用して元を取っておき、それから使わないサービスも広げていくと、心豊かな生活が送れていいのではないでしょうか。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)

《沼島 まさし》
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執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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