今年の9月に開催される予定のPayPayのキャンペーンが「PayPayポイントを使っておトクキャンペーン」です。
今までPayPayの大きな還元キャンペーンは多数ありましたが、今回はポイントを使うことが必須。
チャージできない分すぐには用意できないので、今から9月に向けて準備することについて解説します。
目次
そもそもPayPayポイントとは?
≪画像元:PayPay≫
PayPayユーザーには当たり前だと思いますが、PayPayを使った際の還元はこのPayPayポイントという形で戻ってきており、原則1ポイント=1円相当で使うことができます。
ネットショッピングやPayPayでの支払いで使えるものですが、使い方・貯まり方が限定的であるため、他の大手ポイント(dポイントやTポイント)に比べるとやや地味で、まだ知らない・認識していない人もいると思います。
「PayPayポイントを使っておトクキャンペーン」とは
≪画像元:PayPay≫
2023年9月1日(金)0:00 ~ 2023年9月30日(土)23:59開催される本キャンペーンは、前述のとおりこのPayPayポイントが必須となっています。
対象店舗での支払い時にチャージした残高や「あと払い」ではなく、PayPayポイントでの支払いだった際に、「利用したPayPayポイントの額」に応じて還元がされるという仕組みです。
これまでのキャンペーンと違い、ただPayPayで支払うだけではキャンペーン分のポイントが付与されませんのでご注意ください。
1,000ポイント利用時で50ポイント付与=5%還元となっており、2,999ポイントまでの間に徐々に還元率が落ちていきます(最低1.67%)。
3,000ポイントになると150ポイント付与=再び5%還元になりますがまたポイントの伸びに応じて還元率が落ちます(最低1.55%)。
利用上限2万ポイント=5%還元(以下、下がり続ける)となっており、この手のキャンペーンは利用する額が増えるほど還元率が上がったりしますが上限でも5%還元となっておりますので、ある意味ではどんな方でも使いやすいキャンペーンと言えるでしょう。
PayPayポイントどれくらい貯まってますか?
ではそれだけ多くのPayPayポイントをどうやって貯めるのか。
ここでは基本的な貯め方「以外の」やり方を紹介したいと思います。
(1) 基本的な貯め方
町のお店やネットショッピングでのPayPay支払いやPayPayカードを使っての決済の還元。
PayPayクーポンの還元特典などがあげられますが、これらはいずれも「お支払いへの還元0.5%~1.5%」が基本となります。
よって多くのポイントを貯めるにはそれだけ多くの支払が必要となってしまうのです。
(2) Softbank・ワイモバイル契約での還元
≪画像元:ワイモバイル≫
携帯電話キャリアをSoftbankまたはワイモバイルと契約していると、利用料金に応じた還元を受けることができます。
加えて、新規契約や乗り換え時には図のようにPayPayの利用時の還元率が一時的に上昇するなどキャンペーンも行っているので、たまたま乗り換えや新規契約をご検討の方がいらっしゃったら、公式サイトを見てご検討ください。
(3) ポイント運用で増やす
リスクはありますが、還元以外で増やす方法がポイント運用です。
2022年は荒れ相場でかなりポイントを減らしてしまった方も多いと思いますが(筆者も例に漏れず)コツコツと積み立てていた人であればプラスに転じていると思います。
今後の相場次第ではありますが9月に向けて運用し、ポイントを増やすキッカケとするのも1つの方法です。
記事執筆時点で筆者のポイント運用成績は+8.01%でした。
(4) LINEポイントから交換する
≪画像元:PayPay≫
LINEポイントからPayPayポイントへ交換するという方法もあり、気付かないうちに貯まっている・貯めている人であれば今回のキャンペーンのために移行させるのも手です。
いまから増やす意思がある方でしたら、2%還元であるVisa LINE Payプリペイドカードや5%還元(還元上限500ポイント/月)となるVisa LINE PayクレジットP+などを使うとPayPayカードよりも早く・多くポイントをためることができるでしょう。
(5) LINE PLACEで貯める
≪画像元:LINE≫
(4) を活用するための方法
LINE PLACEという町の情報投稿サービスでコツコツとポイントをためるのもおすすめです。
レシートを投稿、簡単な口コミ投稿(選択するだけ)で1ポイントから貯めることができ、チェーンではない飲食店であれば16ポイント貯めることができます。
月によって変わりますが複数件のグルメ投稿でさらにボーナス300P付与などのキャンペーンも行われています。
外食の多い方であればレシートを必ず受け取りお料理の写真を撮っていけば、1か月で意外なほどたまっていることでしょう。
工夫して使いましょう
筆者的には (4) (5) で書いたように貯めたポイントをPayPayポイントに交換 → 運用でコツコツと増やす手法を取っています。
dポイントや楽天ポイントのようにポイントカードを提示して貯める選択肢が無い分、こうした工夫が必要になります
「うまくやればお得になるキャンペーン」が今回の印象ですが、逆に言えばPayPayはもう新規さんを集める段階ではなく囲い込みに入っていると感じました。
このような内容であれば「PayPayを使おう」「ポイントをためよう」となりますし、その後も「PayPayが使えるお店で買い物しよう」となります。
お得ではありますが今後の大きな還元はあまり期待できないのでは…と不安になる内容でしたのでまとめました。
皆様も今後の展望を注視していてください。(執筆者: 遠藤 記央)