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【投資初心者必見】新NISAが開始となる2024年までにやっておくべき5つの行動

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【投資初心者必見】新NISAが開始となる2024年までにやっておくべき5つの行動

既にNISAを始めている方、もしくはこれから投資を始めたい方、NISA口座を開設したいと考えている方にとって絶対におさえておくべき新NISAが2024年から始まります。

資産形成をしていく上でこの新NISAは間違いなく活用するべき制度だといえます。

この新NISAを賢く活用するかしないかで将来の資産が大きく変わること間違いなしです。

2024年まであと数か月と迫っておりますが、皆さん準備はできておりますでしょうか。

投資初心者必見2024年までにやっておくべき5つの行動

既にNISAを活用している方も、これから始めようと考えている方も新NISAを最大限活用するために今年のうちに準備しておくべきことがあります。

今回は賢く新NISA制度を活用し、将来の資産形成を万全に行うために今年中にしておくべき行動について解説したいと思います。

これからNISAを始めようと考えている方、既に現行NISAをしているがまだ初心者だという方は、2024年からスタートダッシュを切れるように準備しておきましょう。

新しいNISAのポイント

≪画像元:金融庁

1. 新NISA口座を開設する証券会社を決め、現行NISA口座を開設しておく

2024年から新NISAが始まりますが、2023年中に現行NISA口座を持っている場合はその証券会社で自動的に新NISA口座が開設されることとなります。

ですのでまだNISA口座を持っていない方は今のうちに現行NISA口座を開設しておきましょう

ここで注意するべきポイントが「一人につき一口座しかNISA口座を開設できない」という点です。

証券口座はいくつでも開設することは可能ですが、NISA口座は一つの証券会社でしか開設できません。

どこで開設するかによって投資できるファンドなどが大きく変わりますのでしっかりと選ぶ必要があります。

取り扱いファンド数や手数料、利便性などからおすすめはネット証券です。

SBI証券や楽天証券でNISA口座を開設すれば間違いはないでしょう。

2. 証券会社ごとのお得な積立方法を確認しておく

NISA口座を開設したのちは積立投資の準備です。

何も考えずに銀行引き落としで積立を行うのはあまりおすすめできません。

各証券会社提携のクレジットカードで積立設定を行うことによってポイントも付与されるからです。

投資をしつつポイントまで還元されるなんて使わない手はありません。

  • SBI証券 → 三井住友カード
  • 楽天証券 → 楽天カード

とお得に積立設定できるカードは証券会社によって異なります。

今年のうちに証券口座だけではなくクレジットカードの準備も済ませておきましょう

3. 投資するファンドを選定しておく

新NISA制度ではつみたて投資枠(積立投資)と成長投資枠(一括投資)の併用が可能となっています。

つみたて投資枠はその名の通り積立投資のみの枠となっており、まずはこのつみたて投資枠で買うファンドを選定しておきましょう

リスクをおさえて長期的かつ安定的に資産形成していくのであれば低コストで投資対象が分散されたファンドがおすすめです。

現行つみたてNISAでも人気となっている全世界株式インデックスファンドであれば間違いはないでしょう。

全世界株式ほど分散はされていませんが、米国株式ファンドも人気です。

世界中に米国の企業が進出していることから世界のどの国が成長してもその恩恵を享受することができるとする考えも成り立ちます。

全世界株式と米国株式どちらに投資するかは好みの問題と捉えて結構です。

成長投資枠では投資信託のみではなく、個別株式やETFなどへも投資が可能となっており、配当金狙いの高配当株投資や株式の値上がり益(キャピタルゲイン)を狙った個別株投資など様々な投資戦略を取ることができるのが魅力です。

ですがこういった投資は積立投資と比べると難易度が上がります。

まずは自分がどんな投資に興味があるのかを考える程度にとどめておいても問題ないでしょう。

ちなみに成長投資枠でもつみたて投資枠と同じファンドへ投資することもできるので敢えて難しい投資をする必要はありません。

まずはつみたて投資から実践しつつ投資に慣れてきた頃に決めることをおすすめします。

4. 課税口座(特定口座など)分の資産の新NISAへの移し替えを検討する

現行つみたてNISAでは年間40万円しか非課税投資枠がありません。

月にすると約3.3万円ですが、この金額を超える分については課税口座で投資をしている方も多いでしょう。

ネット証券をお使いでクレジットカードで積立設定をしている場合、月5万円まで投資ができます

3.3万円をつみたてNISAで投資、残りの1.7万円は課税口座で投資というのが一番多いパターンかと思いますが、この課税口座での投資分を新NISAへ移し替えることによって今後は非課税運用ができることになります。

この移し替えを行う際、課税口座分を売却することになるのですが利益が出ていれば当然のことながら課税されます。

課税されても新NISAへ移した方が良いのか、それとも課税口座のままで運用を続けた方が良いのか。

多くの場合は移し替えをした方がお得となります。

例外としては「大きな資産を保有しており新NISAの最大非課税枠1,800万円も最短の5年で埋めることができる場合」などが挙げられますが、そういった方は少数派でしょう。

基本的に一旦課税されたとしてもその後の非課税運用益を考えると移し替えをした方が良いと考えて差し支えないでしょう。

5. 現行つみたてNISAで実際の値動きに慣れておく

余裕のある方は現行つみたてNISAで実際に投資してみることをおすすめします。

実際の投資の値動きに慣れておくことはとても大切なことです。

これまで銀行預金しか経験がない方ほど株価の動きに動揺してしまうものです。

値動きがあることは頭では理解していてもいざ実際に自分の資産が変動すると「気持ちが落ち着かなくなる」という人も多いと聞きます。

投資は長く続けることが何よりも大切です。

価格が大きく下落することによっての狼狽売りは何としてでも避けなければなりません。

まずは少額からでも実際の値動きに慣れておくことをおすすめします。

番外編:現行NISA投資分は売却しないこと!

稀に新NISAが始まるにあたり現行NISAの売却を検討されている方がいますがそれはおすすめできません。

新NISA制度の生涯非課税枠は現行NISAとは切り離された枠であり、現行制度でいくら投資をしていようが同じ1,800万円の生涯非課税枠を使うことができます

現行制度を活用している方は新NISAの1,800万円とは別枠で非課税運用できる枠を確保しているということになるのです。

例えば現行つみたてNISAで2年間、80万円の非課税運用をしている方は来年からは現行の80万円とは別で1,800万円の非課税枠ができるということになります。

1,880万円の非課税枠ということです。さらに現行制度は来年からは一切追加投資ができません

現行NISA制度を活用している方はできる限り今年中に投資しておくほうがより多くの非課税枠を確保できる形となります。間違っても売却しないように注意しましょう。(執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光)

《冨岡 光》
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執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光 冨岡 光

FP歴10年。保険、投資信託、住宅ローンを専門に扱っております。趣味は株式投資と読書、家族との時間。数々のお客様をコンサルティングさせていただいた経験を活かしながら、「皆様の疑問にわかり易くお答えする」をモットーに活動しております。 <保有資格>FP技能士2級、証券外務員1種、MDRT4年連続入賞 寄稿者にメッセージを送る

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