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おせちの食材・食品は購入のタイミングが命 ベテラン主婦がベスト&ベターな購入時期や上手な冷凍方法を伝授

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おせちの食材・食品は購入のタイミングが命 ベテラン主婦がベスト&ベターな購入時期や上手な冷凍方法を伝授

スーパーやデパートの店頭におせちの注文票が並び始めた今日この頃。

「わが家もそろそろおせちの食材や食品の購入計画を立てなければ」

とお考えの方も多いでしょう。

そこでこの記事では、長年おせちを用意してきたベテラン主婦が、ベスト&ベターなおせち食材・食品の購入タイミングや上手におせち食材・食品を冷凍する方法を紹介します。

おせちの食材・食品は購入のタイミングが命

おせち料理の食材を買うタイミング

まず、おせち料理の食材を安く買うのによいタイミングをお伝えします

日持ちする根菜類はクリスマス前に買いそろえる

お煮しめやお雑煮に使う野菜の多くは、日持ちがする根菜類です。

ごぼう、れんこん、にんじん、里芋、大根 など

これらの野菜は店頭価格がまだ安いクリスマス前に全部買いそろえるのがおすすめです。

ちなみに、多くの根菜は業務スーパーなどで製造から1~2年の長期保存も可能な冷凍加工品を容易に入手できます。

その方が生鮮野菜を買うよりコスパはいいでしょう。

<業務スーパー冷凍加工済根菜の参考価格>

ごぼうささがき500g 238円

さといもSサイズ500g 198円 Mサイズ500g 213円

スライスれんこん500g 218円

大根500g 148円

※業務スーパー製品の価格は販売時期や店舗によって異なるのですべて参考価格(税抜)として表示

作るものが決まっているなら業務スーパーの煮物野菜セット(水煮)もおすすめです。

例えば、私が毎年末に買っている筑前煮(水煮)500gは税抜238円。

スーパーより100円は安く買えます。

この商品は消費期限が先のものを選べば未開封で1~2か月先までもつので、商品が品薄になってくるクリスマスの前に買っておくのが無難です。

日持ちがしないおせち用野菜は冷凍野菜を活用

一方、日持ちがしないおせち用の野菜には次のものがあります。

葉物野菜、絹さや、インゲン など

これらの野菜をおせちの材料として使う場合は、市販の冷凍野菜を使うのがおすすめです。

例えば、ほうれんそう、菜の花、葉物野菜やインゲンは、1袋100~200円台で買える業務スーパーで買うとお得です。

また、12月上旬までに買っておくと品切れで入手できない事態を回避できます。

<参考価格(税抜)>

冷凍さといも 500g 420円

カットインゲン 500g 138円

菜の花 218円

一方、冷凍品が入手しづらい絹さやはホームフリージングが可能です。

ニチレイの『ほほえみごはん』に上手なホームフリージングの方法が掲載されていますのでぜひご覧ください。

鶏肉

おせち料理やお雑煮など多様な用途で使える鶏もも肉を買うのによいタイミングもお伝えします。

鶏もも肉はクリスマスが近づくと価格が大きく上がるため、その前に買っておきたいところです。

ただ、水分が多い鶏肉をホームフリージングすると味が大きく落ちるので、冷凍加工済みの鶏もも肉を買うのがおすすめです。

例えば業務スーパーの鶏肉は他店より割安で買える人気商品です。

大量に鶏肉を使う方はクリスマスや年末など品薄になりやすい時期になる前に購入しておくといいでしょう。

<業ス鶏肉の参考価格と消費期限>

ブラジル産 鶏もも肉 2㎏ 1,398円

ブラジル産 鶏もも肉角切り 2㎏ 1,480円

※冷凍保存の消費期限は製造日より約2年

上州高原どりもも肉 2㎏ 1,700円

※冷凍保存の消費期限は製造日より約1か月

こんにゃく

お煮しめに使う食材として欠かせないのがこんにゃくです。

こんにゃくの賞味期限は30~90日。早めの購入が可能です。

年末になると店頭価格が上がるので12月上旬までに買っておくといいでしょう。

こんにゃくも業スの製品が安くてお得です。

<業スこんにゃくの参考価格>

板こんにゃく250g 46円

生芋板こんにゃく250g 48円

業務用こんにゃく(黒)1㎏ 198円

乾物

長く日持ちする昆布干しや干ししいたけなどの乾物は今のうちに買っておきましょう。

特売があればそのタイミングで買うのがおすすめです。

おせち食品(完成品)を買うタイミング

多くのおせち食品が店頭に出るのはクリスマス直後ですが、その前に買える食品もあります。

ただ、どちらも大みそかに近づくほど選べる食品の種類が減って割高な食品ほど残りやすいのがネック。

少しでも安く買いたいなら購入のタイミングを計る必要があります。

ここではクリスマス前後に分けておせち食品を買うのによいタイミングをお伝えします。

クリスマス前から入手できるおせち食品

  • かまぼこ

  • 黒豆(業務スーパー)

  • 昆布巻(業務スーパー)

  • ハムなどの肉加工品(塊)

などの一部おせち食品はクリスマス前から買えますが、日持ちがするものとしないもので買うタイミングが異なります。

日持ちするおせち食品(業務スーパーの黒豆、昆布巻き、肉加工品(塊)

これらの食品は消費期限を確認したうえで早めに買っておくのがおすすめです。

たとえば、業務スーパーの黒豆(98円)やにしん昆布巻き(158円)、オードブルになる「合鴨パストラミ(328円)」はふだんから店頭に置いてあり、クリスマス前に買えます。

クリスマスが近づくとハム・焼豚など肉加工品の塊(消費期限製造より約25~40日)がスーパーの店頭に大量に出てくるので、それもクリスマス前に買っておくといいでしょう。

チルドの肉加工品は同じ価格でも塊によって重さが大きく異なるので、お得に買いたいなら一つ一つ塊の重さを確認しながら買うのが鉄則です。

日持ちしないおせち食品(かまぼこ)

かまぼこは未開封冷蔵保存でも製造後1週間、開封後は数日で消費期限が来てしまうので、早めに買っておくとお正月前に消費期限が来てしまいます。

それでも価格が上がらないうちに買っておきたいなら、かまぼこをお正月まで冷凍保存するのも一つの方法です。

かまぼこの上手な冷凍方法はニチレイの『ほほえみごはん』に画像付きで掲載されています。

クリスマス後にならないと入手しにくいおせち食品

伊達巻、錦卵、昆布巻、田作り、栗きんとん、黒豆(業務スーパー以外)

クリスマスが終わった直後におせちの特設コーナーができた日に必要なおせち食品を全部買ってしまいましょう。

豊富な選択肢の中からわが家のニーズに合ったおせち食品を納得の価格で買えます。

おせちの食材や食品は購入のタイミングを計りながら買うのがお得

おせちの食材や食品は種類によって異なる購入タイミングを計りながら上手に購入すれば、年末に高騰したおせちの食材や割高なおせち食品を買う羽目になる事態を回避できます。

まずは今から購入計画を立て、ベスト&ベターなタイミングでお得におせちの食材や食品を入手しましょう。

《大岩 楓》
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大岩 楓

執筆者:元銀行員 FP2級 大岩 楓 大岩 楓

元銀行員にしてベテラン主婦のフリーライターです。クレジットカードや節約記事などの執筆のほか、既成記事の校閲も行っています。50代になった現在、最大の関心事はずばり「老後のお金」今後のマネープランについて真剣に考え始めました。そこで自らの勉強も兼ね、銀行員時代に培った金融知識と25年以上の家計管理経験をベースにお金に関するさまざまな事柄について深堀りしていきます。 <保有資格> FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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